極道が受ける、スパルタ実地訓練

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  • 元ヤクザがBL作家になったらしい。

元ヤクザがBL作家になったらしい。

motoyakuza ga BLsakka ni nattarashii

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表題作元ヤクザがBL作家になったらしい。

広瀬彰大
26歳,BL漫画編集者
須藤玲士
28歳,元ヤクザのBL漫画家

その他の収録作品

  • 広瀬さんテコ入れする(描き下ろし)
  • カバー下:キャラ紹介・あとがき

あらすじ

「知らないならやればいいんです、男同士のセックスを。」

漢気のあるヤクザ・須藤は組の解体に伴いカタギとして生きていくことに。しかし正義感と刺青が仇となり、どんな仕事も続かない日々。
そんな中舎弟の助言により始めたのは、漫画を描くこと!SNSで大ヒットし、スカウトを受けたその先はなんとーーBL編集部!?
"ラブ"に疎い元ヤクザに対し、冷徹ドS編集のスパルタ実地訓練が始まる

作品情報

作品名
元ヤクザがBL作家になったらしい。
著者
野田のんだ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864423830
3.6

(56)

(9)

萌々

(23)

(20)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
201
評価数
56
平均
3.6 / 5
神率
16.1%

レビュー投稿数11

ヤクザっぽさはほぼ無い

内容は作家と編集者で見たことある感じのエロコメ。
そこに主人公の元ヤクザ設定がプラスされているのですが、それらしさはあまりありません。
もっと極道ギャグみたいな内容を想像していたのでちょっと残念。
思ったより普通にラブコメでしたが、これはこれで楽しかったです。
ツッコミどころは多いですが、出オチでそうはならんやろなので終始深く考えず楽しめました。
一番気になったのは主人公の作品(BLではない)にBLの感想が来た事ですかね……! ネット怖い!

そして漫画の参考にする為にエッチなことをしている設定なので、ほぼ毎回録音やら録画やらしながらセックスしている二人。凄いなこの人達……と思いました(笑)
主人公、自分のハメ撮りチェックしながら漫画描いてるの……?

絵が可愛いくて良かったです。
ちゃんと男なのですが、もっちり柔らかそうな感じの肉感のある絵。
横顔が特に可愛いと思います。

2

良いカップル

 まず体の描き方えっちです。
 ポーカーフェイスの広瀬(攻め)が、軽く赤面するのを見て、久々に攻めキャラにいいな……となりました。
 広瀬(攻め)の笑いなが照れたり赤面してる表情を見たレイジ(受け)がときめいてるのも可愛い。

 役になりきってヤる流れで、レイジ(受け)が攻めの本名で呼んで煽るところが最高でした。
 過去に庇った時に撃たれた傷痕を舐められて感じてしまうシーンは見物です。

「お前のちんこケツに突っ込んで腹の中めちゃくちゃにしてほしいって思ってるけど、それ俺じゃなくて役としての乾が思ってるだけだから!」
 ↑このセリフを言っちゃうレイジ(受け)は誘い上手かな?? 拍手。

2

ギャグだけど受けヤクザがgood

ギャグテイストなのですが、ヤクザが流されちゃって受けるというのがなかなかよいです。

組が解散となり、失業?した須藤。前から得意だった漫画家に。SNSに投稿していたところ、編集の広瀬に声をかけられます。

いつもクールで厳しく表情を崩さない広瀬。
でも漫画(仕事)には真剣で、須藤の漫画にも厳しいだめだしをしつつ、育ててくれる。

ここでBLあるある設定ですが、BLのHが描けないなら体験するしかない!と作家の須藤を抱く広瀬でした。
抱こうと思う時点で好きなのかもしれませんが、そんなそぶりを見せない広瀬。一方須藤は流されすぎですが、Sな広瀬さんに絆されちゃったのかな?

明るくギャグを楽しめる、そしてヤクザ受けというおいしい設定の漫画でした。
他にも書かれていたら野田さんの作品を読んでみたいと思いました。

1

ちょろすぎる流され元ヤクザ

☆登場人物
攻め:広瀬(BL雑誌ボイラブの編集者)×受け:須藤(元ヤクザのBL漫画家)
当て馬:林(須藤とは別組のヤクザだが、仲が良い)
元手下:新
元手下の彼女:ちゃこ
他の漫画雑誌の編集者:東出(広瀬の元上司…須藤にBL漫画を描くのを止めさせ、自らの編集する雑誌に引き抜こうとする)

ヤクザから足を洗った後、入れ墨と喧嘩っ早い気質のせいでバイト先でことごとく首になる須藤(受け)。
悩みつつも引越しの荷物を整理していたら、昔趣味で描いていたアメコミっぽい漫画原稿が出てくる。
それを見た元手下の新の勧めで、TwitterのようなSNS「つぶやきったい」のTLに漫画を投稿してバズる。
その投稿を見たBL漫画雑誌編集者の広瀬(攻め)が、須藤(受け)にメールを送ってくる。
だがBLを知らない須藤にBL漫画を描かせる為に、広瀬が教育する…ところまでは、現代的でテンポが良い展開だった。
BL漫画を描くの為に経験を積む必要があるから、男同士でセックス&デートしてみた。
あれ?なんかドキドキする?吊橋効果のせい?体も開発されたのか、すごくエッチしたい…BL的に良い展開。
二人三脚で努力した結果、見事BL雑誌でBL漫画「任侠ラブ」の連載ゲット!!
だけど他の組のヤクザ:林(当て馬)他の漫画雑誌編集者:東出(須藤にBL漫画を描くのを止めさせようとする)の二人が出た後半から…
話の展開がごちゃごちゃして、なんだか話がとっ散らかっている印象を受けたのが少し残念だった。
結局、須藤(受け)は、広瀬を選んでカップルになってBL漫画も描き続けるハッピーエンドではあるけど…
広瀬との恋愛か、BL漫画を描き続けるか…どちらかのテーマに話を絞って描いて欲しかったと思う。
あと須藤のヤクザらしさが、生真面目な性格と入れ墨しか無かったのも物足りなかった。
しかし絵は好みなので…判定:萌

☆えっちシーンについて
局部の修正:白線ノリ、白抜き
全えっちシーンでコンドーム着用描写あり、汁描写あり
結合部は見せない構図を多用
体位:正常位、バック、バック騎乗位

3

怖くはないよ

元ヤクザと言うことなので暴力的なシーンやエグい抗争などは出てきません。初っぱなから背中にバッチリ入った入れ墨が登場して来るくらいで、ヤクザものではないのでご安心を。
どちらかと言うと、そう言う男っぽい世界に生きていた昔ながらの男なので、義理がたいし、こうと決めたら貫き通すって感じで、それがある意味良かったのか悪かったのか…。
ボーイズラブを知らない元ヤクザが漫画の参考にと自身が男同士を経験していくのですが相手の担当編集者との恋愛は最初こそありませんが体から入る恋愛とはまさにこの事、エッチをしているときのお互いの表情などからだんだん意識していくのがわかります。須藤さんが肩の傷痕を舐められて感じてしまう描写はなんかエロかったです。

1

考えちゃいけない、ただ感じ取るのだ

元ヤクザが、BLが何かを知らないままBLマンガでプロデビューすることになって…っていうラブコメディ。
「とりあえずやってみましょう」的な、超速でエロにぶち込む展開について、手っ取り早くエロくて、メインキャラのエロ可愛い姿がすぐ見られるのは、お得でいいよねって、ここをポジティブに乗り越えられると、その後の展開もすごく楽しめる。
絵やお話作りはお上手で、脇キャラもいい。
初回の掴みとしては「とりあえず・・・」は有効なのは重々承知しているが、ここで須藤のことが、私の中の、頭悪すぎて萌えないキャラ枠になってしまったのがちょっと残念。

4

キャラクターいい味してます

BL漫画を描いた事のない作家さんが初BL漫画を描く
何も分からない作家に編集さんが手とり足とり極意(笑)を伝授…

王道ですが野田先生の今回の作品、面白かった!

まずは私が過去読んだ先生のお話のキャラはほのぼの可愛い感じが多くて
(Hは濃厚ですが)終始ほわほわしたお話だったんで、今回の表紙キャラクターの絵柄
(ずいぶんシャープになられて♡)でまず軽く驚いて…
BL編集(人付き合いが苦手で仕事に厳しい)×元極道漫画家(女は抱いたが恋を知らない)
お話の中身とキャラからして魅力的
先生のキャラクターも魅力的

特に攻の広瀬さん
(その筋の人から『あの目つきカタギじゃねえ』(笑)と言われてます)
爬虫類っポイ表情なのにふと頬を赤らめる…とか
『どんだけ先生のコトが好きなんじゃっ!♥』とツッコミ入れたくなりますね

本物極道(元だけど)による任侠BL『任侠ラブ』…私も読みたいです!w

2

まさにHOW TO BLだもの。最高か!

面白かった~!
元ヤクザがBL作家になる!すごく設定が魅力的過ぎて、ちるちるさんで紹介されていたのを見て即購入です。

任侠BLって、良いですよね。
バイオレンスとエロスって、古今東西ベストマッチだと思います。墨背負った方が、ガンガン攻められちゃうなんてロマン感じますからね!
実際、墨が綺麗に入った方の肌とかエロいです。

さて、野田のんだ先生の描く男の人の肉感がほんと好みです。筋肉有って程よく脂肪も乗っていて(すみません、性癖出ますね…)
そんな好みの方たちが編集者とBL作家っ…
んも~嫌いなわけないですよ。

食べていくために、BL作家に転身するまでの過程も、SNS発信とか。近ごろの流れを踏襲しています。

BLのアレコレを知るために、須藤さんが広瀬さんとえっちに至ってしまうのも楽しい。
須藤さん、元ヤクザなのに流され絆され過ぎでしょう。
カタギじゃないくらい目が怖い広瀬さんが、漫画のために須藤さんを抱くとか、何ソレ展開ですが、大正解❤️

須藤さんがエロく変わっちゃうの、大変宜しかったです。
やっぱり、BLですしね、Lが無いと。広瀬さんの編集者としての視点は確かです。

元同僚(ヤクザ)の林が、須藤さんのエロさに惑わされちゃう所も、チョロいけど可愛いじゃないですか。流され絆され須藤さんが、林とヤらなくてほんと良かった。
きっと、須藤さんの漫画的にはオッケーですよね。

互いに、言い訳しながら進めてきたラブになる前のえっち。好きと認めてからの恋人えっち。
須藤さん、エロくなったものだ…広瀬さんの立派な攻め振りもよろしいのです。

真面目に、須藤さんのBL漫画読みたい。出来れば、続編も!

野田のんだ先生、須藤さんの続編漫画設定で描いてくれないかしら…絶対面白いですよね。

エロさも、コミカルさもバランスとれています。須藤さんが、立派なBL作家になるための過程、楽しんで下さいね!

2

ビジュアルどストライク♡

タイトルと表紙に魅かれて購入。絵柄もとても好みでした。
元ヤクザの須藤がBL誌編集の広瀬に誘われたのを機にBL漫画に挑み奮闘…文字通り身体を張って奮闘します。それも一度ならず何度も笑。

広瀬が最初どこまでのつもりで(本当に作品のためなのか、それとも須藤に対して特別な気持ちが既にあったのか)セックスしましょうと言ったのか…してるうちに何かが芽生えたのか、人でも殺しそうな目つきの広瀬がコトが終わった後、顔を赤らめていたのが可愛かった♡
その後も作品のためと言いながら混乱しつつもデートしたりチューしたりまたエッチしたりしちゃう二人。ことあるごとに広瀬を意識しちゃう須藤がいいんですよねぇ。
個人的に一番楽しかったのは林(極道時代の須藤の友人)が修羅場明けで爆睡している須藤をつまみ食いするシーン♡パンイチで刺青さらけ出して寝ている須藤には確かに萌えました!

今作ではこの二人、お互いを恋愛的な意味で好きとか何も言ってないんですよね。須藤の連載、任侠ラブ2の製作も決定したし、林との△ももうちょっと見たいし、続編あったらぜひ見たいです!

3

元ヤクザだけあって刺青がカッコいい!

面白かったです^^
ツンデレ×ツンデレが可愛すぎて萌えました♡
テンポよくすすんでいく、軽快なラブコメです。

Sっ気たっぷりツンデレ編集×元ヤクザBL作家


元ヤクザの須藤は、組の解体によりカタギとして生きていくことに。
仕事が長続きしない中、描いたマンガがバズりBL漫画家としてスカウトされます。
BLに対して無知な須藤に浴びせる編集担当・広瀬のボツの嵐!
男とヤッたこともないのに描けないという須藤に、
「セックスをしましょう」という広瀬。
広瀬からラブに疎い須藤への実地訓練が幕を開けーー…⁉︎


描けないなら実体験を活かしましょう!という流れ^^;
セックスしてデートして、役になりきって恋人同士のように過ごすうち互いに惹かれていきーーと展開していきます。
この二人、言うなれば両方ツンデレです!
元ヤクザの須藤は、一見強面ですが正義感が強くて優しい男。
Hの時も素直に感じられなくて、あくまでも役だと強がっちゃう姿が可愛いのです(*//艸//)♡
広瀬の方も無表情で非道なドSにみえて、照れ屋で作家思い。
DTだったくせに、BL漫画の編集としての知識を活かして攻めまくります(笑)
二人ともヤッてる時の下ろした前髪が可愛くて好きでした^^

展望台での擬似デートが可愛くて、役名やペンネームじゃなく、いつの間にか本名で呼び合う姿にキュンとしました。
暗がりでのキスシーンも素敵でドキドキ(´>///<`)
ちょっとしたすれ違いはあるものの、
作家・編集として男として、お互いを想い合う姿がかっこいい!
両想いHの時の須藤の告白もキュンキュンした♡

描き下ろしは、ワンパターン化したエロシーンのテコ入れのために、手首を縛っての軽いSMプレイ!
広瀬の持ってきたプレイリストーーぜひ活用して欲しい(笑)


紙本 修正はトーンに白短冊

7

軽快なテンポで楽しめる

表題作と描き下ろしのコミカル作品です。

無表情なスパルタ編集者×負けず嫌いな元ヤクザBL漫画家

組解体でカタギになった元ヤクザの須藤は仕事が続かず、
舎弟のアドバイスでSNSにあげた任侠漫画がバズり、
BL漫画編集者の広瀬からお誘いですが、BLを知らないノンケ須藤はボツ連打。

男とやったこともないのに描ける訳がないと逆ギレの須藤、
仕事に命を懸けると言い身体を張ろうとする広瀬の姿が、須藤の漢気に火をつけ、
最高のBL漫画を一緒に創るため、広瀬と須藤のBL実践が始まる…。

よくあるBL編集者と漫画家あるあるなんですが、元ヤクザというのが変わり種。
表情を変えず抱く広瀬に、気持ち良くされ動揺しつつハマっていく須藤ですが、
恋する気持ちは解らない…
「僕を好きになってみるのはいかがですか?」攻める広瀬…もちろん漫画の為?!

吊り橋効果も盛り込んで、過去の漫画編集者との因縁や、
須藤のヤクザ仲間も絡んで、誤解からこじれていく二人…。

好きになるのに細かい理由なんていらない…この言葉好きです。

広瀬に絡む編集者がイヤな感じですが、
それ以外の脇キャラが明るくて面白いので、ほのぼのさせてくれる。
須藤のヤクザ仲間だった林の勘違いで、須藤危うし…でしたが、
諦めてないらしい林は今後も須藤にちょっかいをかけるのか?
もっと見たい気もするな。

須藤の刺青がなかなかカッコイイのですが、疵痕を舐めるエロもあって、
エッチシーンは身体だけで繋がる前半と、回数を重ねてハマる快感、
メインは快楽を知った身体と気持ちが繋がるラスト。
身体から始まる関係の醍醐味でもありますが、
最後は和彫りの映える騎乗位から、自分で挿れる受けという流れは最高にエロいです。

気分転換にサラッと読める楽しい作品ですよ。

※紙本:修正はトーン描写に白い短冊です。

4

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