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  • 藤森くん、神宮くんを拾う。

藤森くん、神宮くんを拾う。

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表題作藤森くん、神宮くんを拾う。

神宮ヤマト,家無しのモデル
藤森亮太,サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

藤森は家の前で、昔自分をフった同級生・神宮を拾ってしまう。

家がないと言う神宮に藤森は自分の家にいることを提案し……!?

作品情報

作品名
藤森くん、神宮くんを拾う。
著者
会川フゥ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403667251
4

(41)

(15)

萌々

(14)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
165
評価数
41
平均
4 / 5
神率
36.6%

レビュー投稿数8

文字通り、拾う

タイトル通り、ゴミ箱に落ちていた青年を拾ったら、なんと同級生で。。
という、BLではおなじみの設定。

会川さんの飄々とした絵とストーリーが好きで作家買いしています。
こちらは久しぶりに良かったなあと思った作品。
出だしはよくある、と思ったら一ひねりしてあります。拾った相手が、昔告白して手ひどくふられた相手だということ。そして、相手はそれに気付いていない。。

都合良く、初恋の人と同居生活を始める。嬉しいようでいて複雑。しかし、拾った方の藤森は、根っこは本当にいいやつで、何かとあれこれ親身に世話を焼くのですが、それが下心だけではないということが伝わってくる。
知り合いとはいえ、ここで始めて、一から二人の関係を築いていく、その課程が丁寧に描かれた作品でした。


0

ゴミ捨て場に落ちてるイケメンは拾うべき

作家さん買いです。
こちらはBLあるある?ゴミ捨て場に落ちてた男を拾うお話です。
高校時代に同性に告白してひどく振られた藤森はそのトラウマもあり、マッチングアプリで一夜限りの相手ばかり探していた。
そんな時にゴミ捨て場で会ったのが振られた相手の神宮だったーという始まり。

全く藤森の事を覚えてなくって、そんなことある?って思いましたが、後に高校時代の藤森出てくるからご確認ください。そら分からんわぁ、ってなりますよ。

家がないという神宮と同居することになり、なんやかんやで穏やかで楽しい日常。
高校時代にあんなひどい振り方をしたのに、案外神宮がいい奴で、なんでだろう?とここでも疑問。
これも後に伏線回収されます。

5話目で神宮目線の高校時代の話になるので、実際どういう事だったのか、2人の間にどんな誤解があってすれ違ってしまったかが分かります。
長い間誤解ですれ違っちゃってて、お互いに辛い記憶になってたわけだけど、再会できて本当の事が分かって良かった。
ちょっと泣きそうになりました。

0

拾われて、世話してもらって。ただいい思いしてるだけじゃね?

一度拒否された相手との再会愛…一言で言うとそんな話。

ある日家の前で拾った酔っ払いが、昔高校時代にこっ酷くフられた相手だった、しかし、相手は自分の事を全く覚えてない…

…というお話なんだけど。
本作では拾った藤森が「覚えてないのか…」と落胆しつつも、逆に何も覚えてないから大胆に世話を焼くというか、新しく付き合っていくような嬉しさを出してくる。
これって実は微妙に残酷だと思うのよね…
物語は、拾われた神宮の過去話も明かされつつ、神宮もかわいそうだったのよ、余裕無かったのよ的な解釈が成り立つような筋立てで続くんだけど。
う〜〜ん…
結局藤森は献身してるだけで神宮のザマアが全然ないので。
藤森は好きな神宮と想いが通じるのでよかったね、で終わってもいいんだけど、なーんかモヤってる。
拾われて。世話してもらって。
昔好きでしたって。
藤森の献身にあぐらかいてるだけに見えるのだ。
神宮はゲイ設定でもないのに。
お礼や感謝だけで藤森を抱けるんですか?この作品の場合そこも違和感あり。Hシーン無くても良かったような気もする。

1

全てが丸く収まる感じ。

別レーベルの作品が大変好みでしたので、こちらの作品もお迎えすることに致しました。

物語後半で判明する、高校時代の悲しい「すれ違い」がしんどいです……
2人が両想いになる場面では、少しうるうるしてしまいました。

神宮くんも藤森くんも、何か目立つ特徴があるような 個性的なキャラクターではありません。
しかし、そこがこの物語をすんなりと受け入れられる理由なのだと思います。

2人のsex描写は描き下ろしにあります♡
神宮くんの大型犬感(?)は可愛らしく、藤森くんの乱れる姿が堪りません……!!

1

アオハルよもう一度!

神寄りの萌×2評価です。
一度通しで読んで、すかさず再読しました。そうしたくなる構成。余韻は最高に良いけど切なさもギュッとつまってる。萌×2にしたけど、ほぼ神寄りでお願いします(大事なことなので二度言う)

高校時代に一大決心して告白した初恋の相手からフラれた時の、ありがたーいお言葉を忘れられずそれ以来、性欲さえ満たされればいいと特別な人はつくらずにきた藤森(受け)。
ある日、仕事帰りにゴミ捨て場に落ちていた困ってる男をやり過ごせず、自宅にお持ち帰りしてビックリ!彼はかつて、自分をこっ酷くフッた同級生の神宮だった・・・

『過去なんてなかったのだ』
神宮が自分のことを覚えていないのに気付いた藤森は、家がないと言う彼にしばらく同居することを提案。今だに夢に見る忘れられない男、クールでかっこよかった初恋の人、すかさず同居とエラいことになったけど、一緒に料理だって作るし、名前同士で呼び合うし、看病だってするし…
だって神宮から酷いフラれ方をして悲しい思いをしたんだ、この仮想同棲を楽しんだってバチは当たらないだろ?

遠くから見ているだけだった高校時代には知らなかった神宮の笑顔、告白さえしなければ普通の友達としてこんな風な未来もあったのかな…と楽しくも複雑な気持ちを抱いたり。
かつての同級生・思い思われコンビの仮想同棲の行く末と藤森のトラウマの結末を、ぜひ本編でご覧ください。

0

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