• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作嘘つきギズモ

ギズモ(アダム)、男性型政婦ロボット
ジョン・オニール、小学教師

同時収録作品アンコール

立花、秋葉の元恋人
秋葉和巳、花屋店員

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

【クリスマスまで、あと少し。】
おじいちゃんが拾ってきたのは変なオトコ。

怪しい男性型ロボット×平凡なメガネ青年

宇宙旅行の留守番がスリリングなホリデーに。
ーー小学校で教師をするジョンは祖父から不思議なクリスマスプレゼントを受け取る。
それは自称・家政婦ロボット。
ワイルドな風貌からは到底信じられないものの、
ジョンは「ギズモ」と名付けられた怪しい彼に少しずつ心を開いていく。
平穏な冬休みが大冒険へと変わる、ニャオスキー デビューコミックス。


※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。

作品情報

作品名
嘘つきギズモ
著者
ニャオスキー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784865897784
4.2

(7)

(3)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
30
評価数
7
平均
4.2 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数2

とても好きな雰囲気だけど、難解でした、、

同時発売された「マジックアワーの恋人たち」がとても良くて、迷わずこちらもカートへゴー。
表題作のほか、もう1作入っています。

あらすじはなしで、表題作の方の感想を。

「マジックアワー〜」とはまた全く違う近未来?のアメリカ(だと思われる)のお話なんですが、、
クリスマスに突然祖父が拾ってきた家政婦(?)ロボット×宇宙への恐怖を感じている教師の青年。エッチなシーンはなし。
ロードムービー的なストーリー展開に、序盤はよく分からないながらもワクワクしながら読んでいたんですが、、

正直ちょっと自分には難解すぎて、どう解釈すればいいのか分からなかった・・・!
最後まで読んでも、「結局ギズモは何だったのか?」「なんで博士は死を選んだの?」と疑問は増すばかり。(誰か正解教えて…)
1回読んで、「???」だったのでもう一度最初のページから読み返したんですが、やっぱり分からなかった。。

内容が、というより自分の解釈能力の問題なのだと思います、、

0

難しいけれど噛めば噛むほどな作品かも

初めましての作家さんでした。
非常に雰囲気のある装丁にビビっと惹かれて手に取りました。
カバーデザインはエドワード・ホッパーのオマージュなのかな。
カバー下もパキッとした黒に白が映える素敵さでした。
80-90sのアメリカ映画がお好きで、好きなものを詰め込んだとのことなので、もしかしたら映画好きの方はにやりとできるところがあるのかも?
万人受けするかはわかりませんが、好きな人はきっと好き。
絵柄もストーリーも個性的な1冊です。
BL成分はやや薄め。

舞台となるのは、ごく普通に月や宇宙への旅行が可能になっている近未来世界。
クリスマスを前にしたホリデーシーズンに、主人公のジョンへ祖父からとあるプレゼントが…と、始まりからわくわくしてしまう設定が続きます。

「ギズモ」と名付けられた自称人型家政婦ロボットとジョンによる、ひと夏ならぬひと冬の忘れられないお留守番劇が繰り広げられていくわけなのですけれど、ちょっとどう解釈をして良いものかと困り果てました。
キャラクター設定もストーリーも、大胆な線で描かれる味のある絵柄もすごく好み。
何が起こっているんだ?と彼らのスリルあふれる冬休みに引き込まれる展開も面白いのです。

ただ、先述の通り非常に個性的・独創的な作品でして、一度読んだだけでは理解が難しかったというのが正直なところ。
数回読んでみても、果たしてこの解釈で合っているのだろうか?もしかして実はこうなのだろうか?と答えが出そうで出ません。
私の読解力が追いついていないだけの可能性大ではありますが…読み手によって何通りの解釈もできそうな、スルメのようなお話かなと思います。
萌えかと言うとどうかなと3.5寄りのこちらの評価になりましたが、作風も余韻のある映画的な結びも好みでした。

同時収録作は、あと7日で終末を迎えると噂される地球で生きる、浮気をした男と浮気をされた男のお話。
こちらもまた不思議なあと味で良いです。
作家さんの別作品があれば読んでみたいなと思っていたら、同時発売作があるんですね!
そちらも読んでみたいと思います。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP