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表題作親愛なるジーンへ 1

トレヴァー・エドワーズ
34歳,NYの弁護士
ジーン・ウォーカー
19歳,元アーミッシュの青年

その他の収録作品

  • カバー下(イラスト・あとがき)

あらすじ

NYに住む伯父・トレヴァーの書斎で一冊の手記を見つけたジーン。
そこには、自分ではない“ジーン”について綴られていた。

――1973年。
弁護士のトレヴァーは重要な書類を紛失する。
雪が降りしきる中、それを届けてくれたのは清掃員していたジーンだった。
ボイラー室で暮らしているという、見るからにみすぼらしい彼を放っておけず、
トレヴァーはお礼も兼ねてハウスキーパーをしないかと持ちかける。
まるで中世からやってきたような世慣れなさに反し、教養を感じさせる
美しい元アーミッシュの青年ジーンとの同居生活は、
ゲイであるトレヴァーに羨望と穏やかな幸せをもたらすが――。

作品情報

作品名
親愛なるジーンへ 1
著者
吾妻香夜 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
シリーズ
ラムスプリンガの情景
発売日
ISBN
9784778129361
4.8

(523)

(461)

萌々

(38)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
32
得点
2499
評価数
523
平均
4.8 / 5
神率
88.1%

レビュー投稿数32

最高

ラムスプリンガ〜のシリーズ作品。ですがこちらだけで楽しめます。
あちらのカップルがカメオ出演しているので既読の方はニヤリと出来ます。

さて、仲の悪い叔父の家に滞在することになったジーンの話から始まります。
使っていない部屋の片付けを頼まれたジーンですが、そこには叔父さんの秘密の日記があって。。

堅物でとっつきづらい叔父の、隠された熱いラブストーリー。
そこには自分と同じ名前の青年と、叔父との交流がしるされていた。

若いジーンの視点で見つめる、昔の恋物語。
故郷を捨てたジーンと、クローゼットゲイであるトレヴァーの、一つ一つ手繰り寄せるような恋。そしてそれが、かけがえのないパートナーとなっていく、涙なしには読むことが出来ない心温まるストーリーです。

間違いなく傑作です。

0

なんで今まで避けてしまっていたのだろうか

腐女子歴1年が経ったところですが、外国が舞台の作品はあまり好まず読むのを避けていました。タイトルも聞いたことあるし表紙も見たことあるけどよくわかんないなーと避けてしまっていました。ちるちるさんの記事でこちらの作品が上がっているのをみてやっぱり有名なんだな〜と思いKindle Unlimitedで読んだらもう沼。この世界に引きずりこまれてしまいました。甥っ子ジーンがもしあの夏、あの家に来なければ2人の再会はなかったのかもしれない?!?と思うと、すべて必然的なものなんだと心にグッときました。ちるちるさんのコメントにもありましたが、人生!本当に人生〜!としかいえない。(私の語彙力がないだけです)本当に素晴らしい。ラムスプリンガの情景も合わせて読んでいただきたいです。わ〜!良い!良すぎる!!となって朝4時まで読んでしまいました。その後ドラマCDまでポチりました。

3

噂にたがわず超~~良かった!!


「桜田先輩改造計画 」とはまた違ったお話で振り幅の広さに驚きました。

過去を語るように物語が始まり方が、まるで映画のよう。
そして最初からビンビンのフラグ。

海外が舞台ということで馴染みがないなぁ…と思ったことが杞憂でした。
なんなのでしょうこの美しさ…。
絵もさることながら、雰囲気がすごい。

キャラ設定も雰囲気も、描写もとても綺麗で完璧。
二人の心情がスーッと入ってきます。

いや~これはレビューを読み込むより、まずは読んでみて欲しい。

あと電子の修正が白抜きじゃない~!!
お腹に尽きそうな巨○ンが拝めて最高です!

電子で読みましたがこれは紙でも欲しいくらいに良かったです!

1

娯楽は教養があってはじめて享受できるもの

2巻を読む前に1巻のレビューを書いておかねばならなかった。気をつけても、完結まで読んだ人のレビューになってしまうんですよね。2巻のレビューが長くなりすぎて触れられませんでしたが、吾妻先生の画力はやはり凄まじいなと。老若男女どころか人種も様々に描けて、都会も田舎も描けて…生半端な画力で漫画にできるストーリーではないぞという。そのストーリーもまた素晴らしいのですが。複数出てくる映画タイトルから教養まで感じる。吾妻先生に惚れちゃう!
映画といえば、「私はアッシェンバッハになりたくないんだよ…」というトレヴァーが印象的だった。1巻を読んで待つ間、こう言ったからには「ベニスに死す」的バッドエンドはないだろうと思えたのはありがたい。

renta特典は「あの日の帰宅後」
酔ったトレヴァーの身体を拭くジーンの心境です。

2

これからどうなっていくか

読み返し。

ジーンが伯父さんのトレヴァーの家に行き、
書斎の掃除をしているときに1冊の手帳が落ちてきます。
その手帳から話は広がっていきます。

そこにはジーンとトレヴァーの
出会いから結ばれるまでのお話が描かれていて、
読み終えると、なんでジーンが今トレヴァーのそばにいないんだろう?と考えさせられます。

トレヴァーの過去の日記に出てくるジーンは
もうこの世にはいないんじゃないかと、
勝手にそう思わされました。

だからこそ2巻が気になるし、
でもこんな幸せな日々を過ごした二人が
今はいないと思うと悲しいなぁと思い
2巻を買うことを躊躇していたのですが、
やはり二人のお話を見届けたいと思いました。


『ラムスプリンガの情景』のとき思いましたが
まるで1本の映画のようなお話になっています。
2巻も今から読みたいと思います。

1

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