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俺のストーカーが才色兼備

ore no stalker ga saishokukenbi

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表題作俺のストーカーが才色兼備

嵯峨凜之助
京極大学法学部教授
宇多野慧
東都大学首席卒業した新院生

その他の収録作品

  • 俺のストーカーと相思相愛(描き下ろし)
  • 晩御飯の話(カバー下)
  • 呼び方の話(カバー下)

あらすじ

アラフォー大学教授×超エリート新入生
この恋──計画通り!?
一途すぎる執着愛
いつから、どこまで、仕組まれている──!?
春ーー関西の名門・京極大学(京大)。
法学部教授・嵯峨凜之助の研究室に、東都大学(東大)法学部首席卒業という超エリート新入生がやってきた。
名前は宇多野慧。絵に描いたような才色兼備で、今どきの若者。
しかしふとした時に色気と変わり者の片鱗を見せる宇多野に、嵯峨は少しずつペースを乱されていく。

一見ピュア、なのに妙に違和感のある恋が始まる──!?

作品情報

作品名
俺のストーカーが才色兼備
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
ISBN
9784815501235
3.6

(77)

(16)

萌々

(30)

(23)

中立

(3)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
10
得点
272
評価数
77
平均
3.6 / 5
神率
20.8%

レビュー投稿数10

舞台設定の割には…

大学教授を優秀な生徒がストーカーしている話です。タイトルとキャラクターからすぐに想像できると思います。(実際にはダフルミーニングのタイトルですが、別に問題はない)なので最初からネタバレした状態で読み進めることになり、ミステリー感はないし、教授がすぐに彼を好きになってしまうのでドキドキ感もなく、平凡な展開でした。もっとキャラを立てるとか、ストーカー行為が半端ないとか、学部生時代にも何かあったりだとか、伏線を回収していくような展開が欲しかったですね。留学も必要だったのかな…?すぐに会いに行っちゃうし、なんとなく、この舞台設定を描きたいためだけのお話のように感じました。絵はシャープで読みやすいと思います。

1

不器用な秀才同士のピュアラブ

一見ただのヤ●チン(悪口!)だけど、片や法学部の若手教授、片や東大主席卒業の秀才な二人の、不器用でピュア、だけど押し強めなラブストーリー。

不器用故かもしれませんが、大人なのに(特に教授はアラフォーなのに!)、衝動的に行動してしまうところが、研究者っぽくてイイ(好奇心旺盛で猪突猛進な感じ)。

受の宇多野くんは、ストーカーなわけですが、一生懸命でちょっとズレてるところが憎めないし、可愛い。ストーカーモノとは思えない、ほんわかした、しかし内面は熱い。読後の幸福感強めです。

教授の手が早いので、そこがイヤ!という方でなければおすすめです。

0

結局は、才色兼備ならもぅ。何をされても良いんちゃうか⁈

タイトルが既に出落ち感パ無い。
嵯峨教授は、研究室に入った学生にストーカーされている。頭がズバ抜けて良い、宇多野くんは、嵯峨教授に近付く為にだけ。猛勉強して東大に入学し、さらに遥々京大の研究室を希望して来たという、変わり者。もちろん物語の冒頭ではそんな事は嵯峨教授におくびにも出さないが、読み手側には早々にバラしている。ははあ。嵯峨教授は憶えて無い様だが、宇多野くんにとって、これは再会なのだな、と。

余談だが。京都には嵯峨美と言って、美大もある。風光明美な観光地として、嵯峨野という地もある。嵯峨教授は京都出身では無いが、それだけでもう、京都感がある。
残念ながらせっかく京都という設定なのに、それ以外の京都感は無い!無いんだよ。
宇多野くんが地元というので、時々関西弁になるものの。「都落ちして京大に来た」と言いたいだけな気がする。東大 VS 京大 は永遠なるかな。
とにかく、嵯峨先生が東大にいるものと思って東大を受け直して入学したのに、嵯峨先生は京大へと転勤しており、はたまたその研究室にスラっと入るが為にだけ猛勉強して来たなんて。可愛いじゃないか。それに宇多野くんは美しい、まさに才色兼備なのだ。
だったら問題なんか無い。
ただ、挙動不審にも見える宇多野くんの謎行動。ウッカリその場の雰囲気にのまれて口づけてしまった気恥ずかしさ、指導教員である責任などなどから、逡巡してはちょびっと手を出し、逡巡しては、避けてみたり。大人の筈の嵯峨教授がヘタレ過ぎる。
芥先生の作品は「ハイドランジアケージ」を既読なんですけど。ラブコメっていい筈の本作も独特の緊張感があって。なんでか知らず知らずハラハラしてしまったよ。
体調の悪い宇多野くんを介抱した嵯峨教授が見てしまった、宇多野くんによるストーカーの記録。ガガーンとなる筈の気味の悪いこれらの事実も、その頃にはただ、へぇ、そうか、ってなもんですよ。ふふっ。
そして、宇多野くんから知らされる事実。嵯峨教授こそが「才色兼備」なのだ。そうよね、うんうん。カッコいいもんね。っていう。そりゃ仕方ないよね。っていう。
末永く爆発しろっ!ってなもんです。
結局は、気持ちが等しいならば、何をされても良いんです。ふはっ。
好きな人に好きになって欲しい一心で、自分を変えた宇多野くんの健気さに萌え。

4

そっちかー!というツッコミと共に

個人的に受→攻という構図が好きなので、手に取ってみました。初読みさんではあったんですが、よく見れば二次創作の方で出会っていた作家さんでした。
アラフォー大学教授のもとにやって来た超エリート新入生。絵に描いたような才色兼備だけど、ちょっとズレてる感じが何だか面白くて、そして何だかエロい。ふとした事をきっかけに教授は彼にキスしてしまうんですが、「おもてたんとちゃう!」と言われてしまう…が、以降も彼は、自分を唆してくるような言動。ある日彼の部屋で、自分についての写真などが見つかり――というお話。

うーん、ストーカーというくらいなので、もっと振り切っててもよかったのかなあと。そのストーカー疑惑が出てくるのも4話ですからね、もっと序盤に出てきて、教授を振り回すのかと。気の有る素振りを見せたかと思えば「おもてたんとちゃう」だったり押し倒されてでも「嫌や…」やったりで、後に彼には計画が有ることが判明するんですが、おいおい勝手じゃね?という印象になっちゃって…。あー先生の事が好きなんだなーというのは判るし、素直っちゃあ素直で可愛いんですけど、でも何かいまいちこう、何でもないふりを装ってみたりとか押してみたりとか計画通りにいかないとなると拒んでみたりとか、何か色々揺れてて中途半端に見えるというか…。

先生はというと、昔自分の判断1つで若者の未来を変えてしまったかも、という自責の念から、押してくる彼の事が気になりつつも手を出しつつも、いまいち踏み込めない感じ。でもそんな様がセクシーでもあります。
大人のじれーったくも、ピュアなラブストーリーかなあと。タイトルについては、そっちか!というツッコミと共に…まあでもこのタイトルありきで物語は進んでいた感じです。才色兼備って言葉、男性に使うんでしたっけ…でもこの言葉が使いたかったんだろうなあ。

5

もっとぶっ飛んでても良かった!※ネタバレ含みます

ストーカーという題材だったため、病んデレかなっと思ってたのですが、そこまでではなく、むしろ可愛いストーカー様でした。
大学教授と生徒さんだからか、少し堅く物語の進みもスローペースでした。
そんな中、ちょいちょい垣間みえる受け様の色っぽ表情+素の時にこぼれる方言。
とても可愛かったです。
ただ、計画表作るなら、性格腹黒でも良かったなと(笑)純粋なところが可愛い部分ではありましたが!もっとグイグイいってほしかった。受け身な印象が強いです。

受け様に恋に落ちて、その一挙手一投足に振り回されてくスパダリ気味の攻め様の様子も良きでした。
全体的に、もっと糖度甘くても、病んデレ振りきっても良かったなーって思います。
必死に汗だくになるような感じてはないので、そこに物足りなさを感じました。
やっぱり大学教授だからですかね。とても大人でした!

追われてた攻め様が、ラストで追いかける側になる展開は大好物でした。
受け様はとても可愛いかったな。



5

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