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手負いのライオン、囚われのバンビ

teoi no lion toraware no bambi

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表題作手負いのライオン、囚われのバンビ

葛城玲央,高校生,人気者の優等生
更科花鹿,高校生,地味な特待生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下漫画

あらすじ

学園の王様(キング)に愛される

記憶を失くしたスクールカーストの頂点(トップ)×孤独な底辺
嘘から始まる恋

特待生として高校に入学した更科花鹿は、スポーツ万能、容姿端麗で人望も厚い葛城玲央と出会う。
皆の注目を集める葛城と、地味でガリ勉の更科は、まるで「スクールカースト」の頂点と底辺。
住む世界が違うと知りながら葛城に惹かれてしまった更科は、ある日学校での自慰を葛城に見つかり、脅されるようになる。
しかし、葛城が事故に遭って事態は急展開──!?

「何言ってんだよ、俺たち付き合ってんだろ?」

作品情報

作品名
手負いのライオン、囚われのバンビ
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815501921
3.9

(57)

(20)

萌々

(19)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
225
評価数
57
平均
3.9 / 5
神率
35.1%

レビュー投稿数9

受けの健気さと設定が刺さりすぎた

↓ネタバレ含みます。


単話配信の時に試し読みしてから気になっていて、単行本が出たら絶対買おうと心に決めてました!私は健気受けがとにかく大好きなのですがまさに好みの健気受けで最高でした。また好きな設定ランキング上位に入る記憶喪失ネタもありタイトル通り受けの属性とダブルで刺さりました。
今作の魅力はとにかく花鹿君の健気さだと思います。特に中盤の葛城が記憶障害を起こし自分と付き合っていたと勘違いされている中での、このままがいい、終わってほしくないと願う姿が可愛いです。記憶が戻った後の、いつか終わると分かっていても葛城の言動が嬉しかったのに…と泣くシーンでは切なさにギュッとしました、こういうの大好きです…。最後はちゃんとハッピーエンドです!健気受けには特に幸せを願わずにはいられません…。
攻めの葛城は基本完璧であるものの花鹿に対しては脅して自慰を見せることや素股を要求するのはちょっとヤバい奴感が最初ありました。ただ本番は付き合うまではしていなかったのでとりあえず良かったです。色々リセットされた記憶障害中は優しく甘々で、記憶が戻った後謝る花鹿に俺もごめん等よりまず「なんでお前が謝るんだよっ!?」と言ってくれたのが個人的に良かったです。記憶障害中の優しい葛城は記憶障害で人が変わったためというわけではなく、記憶が戻った後も続行してるみたいで良かった。これからは少し意地悪、基本溺愛攻めで花鹿君を幸せにしてあげてほしいです。
今作のおかげで改めて健気受けの良さを再認識しました、やっぱり大好きです。カバー下の葛城ベタ惚れっぷりも良かったので読後には忘れずに見てみてください。

7

疾走感

アップテンポな展開で、物足りないとかついていけないと感じる方もいそうですけれど、私にはこの疾走感心地良かった。

表紙から見てお分かりの通り、ルックスも良い受けは底辺という程の事は無く、とても成績優秀な上にそれを維持していかなければならない特待生の為勉強ばかりしておりますが、一般市民の範疇です。本人が底辺と卑下しているだけで、他の登場人物達からも蔑まれたり不当な扱いを受ける場面も無いです。

攻めはホンモノ THE TOP OF TOPS です。

受けは一貫していますが、攻めは最初の出会い編→事故の後遺症編→解決編と態度や性格に変化が起こりますが、素の状態が後遺症編なのでしょう。ですのでこの話のその先は解決編→後遺症編の二人になるのは間違いありません。

2

ジワジワ良い

じつは絵は好みじゃないし、何となくスッキリしない部分があるのよね~と
すぐポチるのを躊躇ってしまう作家さまなのですが
ジワジワ良いお話だった・・・と嚙み締めちゃって結局ポチるのよね。
今回は割とすぐにジワジワ切なくて泣けてしまった!

2

記憶障害がそっちに行くパターンは初めて読みました

カースト上位の秀才イケメン×地味な優等生
カースト設定はあまり生かされてないような気がするんですけど...受けの弱み(?)を握った攻めが記憶障害により受けと付き合っていると思い込んだままお話が進みます
受けは攻めのことが好きなので罪悪感がありつつも付き合っている程で過ごしています(受け可愛いです)

記憶障害(記憶喪失)系のお話って、付き合っていたことを忘れるとか、自分が男性と付き合うはずがない!とか、カップルにとって悪いイメージがあると思うんですけど、今回のお話は逆で新鮮でした!

内容もしっかりしていて、読み応えがありました!

1

スクールカースト×事故による記憶喪失(短期)

スクールカーストものBLって、難しいですよねえ、、有名すぎるキングオブスクールカーストなマンガが、ありますから、、。キャラが好きになれるかが、楽しめるかどうかのポイントです!

ライオンとバンビ、というワードがあったので、今流行り?の獣人×スクールカーストものかな?と思い読みはじめましたが、攻くんと受ちゃんの名前(レオくんとカジカくん)からきてるのであって、獣人ではありませんでした。

レオくんは神様がいろいろ与え過ぎちゃった典型的なキングタイプ、ですが、それ故に知らないところで妬まれたり、見た目で判断されがち。一方のカジカくんは、特待制度で入学したガリ勉の底辺(本人曰く)カースト。ゲイだと自覚していて、レオくんを見ると好きになっちゃうので視界に入れないようにしている。

はじめは脅されてはじまった二人の関係が、レオくんの記憶喪失によってあまあま展開へ。その後、記憶が戻ったレオくんは…という流れ。一冊の中で完結しているのでどうしてもジェットコースターになります。

強気で俺様(でも本当は努力家)なキングと、自分に自信のないブレイン、という組み合わせが好きな方にオススメです(ツンデレ好きなのでちょっと評価低めです)。

1

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