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表題作イノセント ベル 上

天宮(小野塚) 朝陽(α)、天宮家の婿養子
岡 止々岐(Ω)、置き屋街で暮らす

同時収録作品Legato

天宮 雨情(α)、天宮家長子
四葩(Ω)

その他の収録作品

  • Legato

あらすじ

αの両親のもとに生まれ、自身もαである小野塚朝陽。
αと言えば富や権力を笠に着た振る舞いの者も少なくはない中、
小野塚・父は冷遇されるΩを診る医者として小さな医院を開いている人権派のαであった。
αなのになんでウチはこんなにパッとしないんだろうと考えつつも、
そんなもんだよなと自分の人生を受け入れていたα少年・朝陽は成長し、ある人に見染められることに。
そしてさらなる「運命の出会い」が待ち受けており――?!?!

彼の運命の歯車は狂ったのか、それとも正常に戻ったのか。
芥が贈るロングセラーオメガバースシリーズ!

作品情報

作品名
イノセント ベル 上
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864424820
4.5

(79)

(52)

萌々

(19)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
353
評価数
79
平均
4.5 / 5
神率
65.8%

レビュー投稿数11

シリーズ最終章

シリーズ3部作。
特に前巻の ハイドランジア ケージ が好きだったのでヨヒラの謎の部分が明らかになり、この話にも出てきたので良かったです。

お金持ちの娘に見初められ実家の借金の為に結婚をしたアルファの攻め。
偶然に運命の番のオメガに出会ってしまい当然惹かれ合っていく話。

トトキは少し粗暴な感じだけどオメガ故に辛い目に合っていて同じオメガで捨てられていたヨヒラを拾って育てたり本当は優しい子。

事故に合って色々ありましたが二人幸せになりヨヒラとも会えて良かった。
ヨヒラのその後の話も読めて良かった。

1

三作目

シークレットノートから始まったスピンオフ作品。
まさかここまで続くとはーーと思いつつもハイドランジア ケージの内容的に、今回の二人の話があっても可笑しくはないなと前作の時に思ってました。けどこんなにも深いというのかある意味人間のリアルを見たような気がしました。
朝陽が主体で始まっている今作。視点が朝陽だったからこそ感情移入も出来たし、ページをめくるごとに次の展開にドキドキしました。
それにシークレットノート、ハイドランジア ケージ、の二人も上下で登場し、下巻ではヨヒラの本当の幸せにもたどりついたのではないかと思いました。

1

婿養子の朝陽さん!!

「シークレットノート」と「ハイドランジアケージ」からこちらの作品に続いています。

未読の方は、Legatoで「ほわっ⁈」となるかもしれません。
この作品だけでも楽しめますが、是非前作も読む事をオススメします。

先生のあとがきに「野心の無い脱力系αがえっちで綺麗なΩに翻弄されまくる…はずがとても厄介な話になりました。
とありました。

本当に…そんなお気楽な感じのαとΩのお話ではありませんでした。
厄介も厄介…。

厄介なところを説明する腕がありませんので、とりあえず上巻で気になった箇所は…

トトキとの絡みがあった樹師範代!
樹!ですって⁈
遠縁の身寄りのない子を引き取った⁈ですって⁈

いや〜もう凄い運命が絡まり合っちゃってて…凄い…としか言いようがありません…。

そして、上巻はとんでもないところで続きます……早く下巻を読んで幸せになりたい…です。

1

苦くて、苦くて、苦かった…

スピンオフであることも、あらすじも知らず、表紙に惹かれ購入しました。

スピン元を知らなくてもほぼ問題なく読めたけれど、巻末のカップリングの関係については「??」となったりもしたので、先に読んでおいた方が理解しやすく、作品の世界観に入りやすいかなと。

以下、上巻のみの感想です。

いや、こんな苦くて痛くて切ないお話だったとは…!
初めから終わりまで、ずっと苦しかった。。

実家の借金を肩代わりしてもらう代わりに、自分を見初めた天宮家のお嬢様と結婚し、婿養子となった朝陽(α)。

ところがある日、運命の番である止々岐(Ω)と出会い、衝動的に抱いてしまいます。

こちらの作品では、「運命の番」が一度でも性交渉を持ってしまうと、オメガはそれ以降定期的に関係を持たないと死に至ってしまう、という設定。

止々岐の命を守るために、朝陽は妻に隠れて止々岐との逢瀬を続けるようになるけれどー

と続くお話。

もう、受けの止々岐の境遇が悲惨・不憫・悲しすぎる( ; ; )
その上偶然出会った”運命の番”は既婚者…
皮肉なことに、囲われていた実の親(Ω男性)と同じ境遇に陥ってしまうことに。

最近ずーっと、糖度高めの作品を読んでいた自分には結構な衝撃度でした。。

これはちょっと、十分元気がある時にもう一度読み返した方がいいかな。
読後の感想も変わりそう…変わるかな…変わるかもしれません。

上巻を読み終えた時点では、BがLする展開にきゅん❤︎みたいな”萌え”はなく、自分には”刺さった!”とは言えないけれど。

止々岐・天宮朝陽という名前を失った二人が、これからどうしていくのか。
少し落ち着いて元気度が回復してから、心して下巻を読みたいと思います。

1

上巻のみの感想

「シークレットノート」が元々大好きだったんですが、「ハイドランジア ケージ」で凄く気になってた朝陽と止々岐の出会いとあの事故が起こるまでのお話でした。

「ハイドランジア ケージ」でも雨情によって彼等が生きている事は分かっていましたが、2人が徐々に追い詰められて行く過程が凄く辛くて、巨大な力を持った人間と、そうでない人間との二極化はこのシリーズを通して変わっていませんでした。

雨情が2人を消したのは決して2人の境遇に情を動かされたからではなくて、天宮での後継者として邪魔になる人物を排除しようとしただけなんですよね。その事が後に彼の大切な四葩の幸せに繋がって行く、なんとも業の深いお話でした。

1

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