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表題作鬼と蛇

鬼柳,運が悪い元ヤクザ
蛇田恭平,なんでも屋

同時収録作品REVERSE

真壁光
浮島隼人,刑事

その他の収録作品

  • 番外編

あらすじ

運の悪い男・鬼柳は途方に暮れていた。
兄貴分の身代わりにムショでのお務めを終えて帰ってきたら組みは解体。
それを皮切りに、変な輩には絡まれ、家電は壊れ、遂には人を轢いてしまう始末。
事故の被害者・蛇田は「なんでも屋」を営んでおり、怪我のお詫びに彼の“お世話”をすることになった鬼柳。
ところが、しばらく経った頃から蛇田の周りで不穏な気配が漂い始め――?

作品情報

作品名
鬼と蛇
著者
ゆいつ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866534374
4.2

(181)

(87)

萌々

(66)

(24)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
25
得点
774
評価数
181
平均
4.2 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数25

攻め様のビジュ最高

reverseの超タイプ攻め様がちょっと出て来ると聞いて楽しみにしていましたが
いやいや今作も攻めが最高でした。
強面ぬぼーとしてるのに強くて優しい溺愛彼氏な攻めの鬼柳がもうよすぎた。ギャップ?よい。かっこよ。すき。
てかもう表紙、タイトルからして素敵すぎ。
色気すごいめちゃ絵うまい。
ゆいつ先生はreverseがすごく気に入って
これで決定的に大好きになりました。
淡々と責める濡れ場も濃厚で最高であります。
reverseの電子の白抜きにフラストレーションだったので紙で読みましたがほんとまじ紙推進です。
書き込みすごいですね。
前作reverseもですがゆいつ先生の描く男の冷たいような表情がセクシーで大好き。
お話は敵も割とすぐ引いてreverseよりあっさり終わってしまった感はあるけど番外編にreverseが入ってるので大満足です。これがめちゃくちゃ甘々で見てらんないくらいで最高でした。それが神です。
ほんと良いモノを見た。ありがとうございます。
ゆいつ先生次も楽しみ。

14

登場人物、全員好み

裏社会系好きです。
青年誌の様な画風なので、説得力があって一冊が重い気がします。
どんどん絵が上手くなってますよね〜。
すごい。眼福です。作家買いです。

登場人物が全員好みなんですよ…。肉感があって目付きも口も悪いイケメンなんですよ。当て馬でさえも可愛く見えてしまう。

あと、エロが妙に生々しくて、一瞬リアル映像が頭をよぎりました。(ありがとう)

書き下ろし8Pマンガ冊子応募者全員プレゼントか〜欲しいな〜drap買うか〜

12

控え目に言って、最高です。

はぁ…ゆいつさんの作品の〝裏〟世界に生きる男たちの最高なことよ…
もう…すっごくよかったです!!
しかも、番外編にはあの『REVERSE』が収録されており、
最後の1ページまで堪能させていただきました。

『鬼と蛇』
「俺は運が悪い」から始まる通り、運の悪すぎる男・鬼柳。
兄貴分の身代わりで入った刑務所を出所すると、組は解体していた。
その後も不幸は続き、挙句の果てに車で人を轢いてしまう。
それが、被害者・蛇田と加害者・鬼柳の出会いでした。

ぞくっとするような蔑む目つき、鮮やかな墨の彫られた
広い背中が危険な香り放ち、鬼柳の色気がたまりません。

けれど、その中身は意外と面倒見よく世話焼きで、怪我で
仕事が出来なくなってしまった蛇田の代わりに働くことに。

力仕事から草むしり、犬の散歩まで、健全な作業を黙々と
こなす姿と物騒な面構えにギャップがありすぎてじわじわきます(笑)

淡々として発言や行動に脈絡がなく、何を考えているのかわかりづらい鬼柳。
ただ、甲斐甲斐しく世話を焼いていたと思えば突然Hな悪戯をしてきたり、
何事にも興味なさげな顔をして実は執着していたり、わかりずらいけど、
行動自体は正直で蛇田をどう思っているか、いかに大事にしているか、
わかりやすい男でもあり、そんな素直で自由なところが可愛く思えてきたり。

はじめは鬼柳を危険人物認定していて避けていた蛇田も気がつけば
家に居付かせて、一緒に食事をして、流れでとはいえ体まで許して、
下の名前で呼ばれていて、鬼柳が日常に自然と溶け込んでしまっていました。

ほんと、知れば知るほどに鬼柳がいい男なんです。
うなされる蛇田を撫でてやる手が優しくて、かと思えば、
蛇田が危険に晒されると激しい一面を見せ、こんな男に
壊れ物のように大切に触れられ、守られれば、情も湧いちゃうというものです。

受け身な蛇田が鬼柳のためにトラウマを抑え込んで行動する姿も胸熱でした。
震えるほど怖いのに、それでも鬼柳を助けたくて、離れ難かったんだなって。

敵役の鬼柳の後輩はいけ好かない奴ではあったけれど、
拒絶されたときの表情に、本当に鬼柳が欲しかったんだなと、
少し不憫に思えました。

そして、危機を脱した後のセックスは格別でした♡
前回の鬼柳の「次に取っておく」の言葉通り、夜を徹して絡み合い、
余韻もたっぷりと、甘やかな雰囲気で朝を迎える二人が最高でした。


『REVERSE』
表題作に蛇田の知人として真壁が登場したときも驚きましたが、
続きが読めるなんて思っていなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです!

前作から時間を経て、互いに下の名前で呼び合ったり、
出かける前のキスをしたり、すっかり甘々な浮島と真壁♡

でも、浮島は真壁とのはっきりしない関係に思い悩んでいて…
読者視点だと恋人以外の何ものでもないんですけどね(笑)

ただ、仕事とはいえ真壁の知らないことも多く、突然姿を消すこともあり…
待つ側としては不安だよなぁ。
がらんとした何もない部屋が真壁の刹那的な生き方を思わせるんですよ…

だけど、本当は真壁も浮島と離れることには寂しさを感じていて、
「寂しい」とか「好きって聞きたい」と珍しく素直に囁く真壁が、
年齢差相応に浮島に甘えているみたいで可愛くみえました。

「頼むから急にいなくなるなっ」と切なそうに真壁を抱きしめる浮島に
早く二人とも隠居して1日中ひっついて生きられる日がやってこないかしら、
とめちゃくちゃ悶えてしまいました。

最後は朝までヤリ通しでうとうとしながら眠いのを我慢して
「帰ってきたら~」と浮島と話しているうちにこてっと寝入っちゃう
真壁が愛しすぎました…!

はぁぁ…キュンが止まりません!
このカップル尊すぎやしませんか…
番外編も嬉しすぎたけど、もっと読みたい~( ;∀;)

内容とは関係ないけれど修正がワイルドすぎて残念でした。
縞々に入れるものだから…もはや何かの装具にみえてきちゃう(笑)

8

おすすめです!



大好きな1冊です☆☆☆
あらすじ・内容は他の方も書かれてるので割愛しますね~!

最初、表紙を見た時【なんかシリアスそうだなぁ。暗そうだなぁ。…苦手な内容かもなぁ。】なんて思ったんです。
でも、「バカな犬ほど」も表紙からイメージしてた内容と、実際の内容は全く違ったし!(←良い意味で)と、
暗シリアスじゃない事を祈りつつ購入。


結果→→大☆正☆解!!!


重厚感のあるお話にありがちな、私的にあまり気分がノらない(内容によっては地雷な笑) 下記の設定、シーン

==================================================
攻以外に好きな男がいる・攻以外の男と付き合っている・現在、体の関係がある男(達)・過去、体の関係があった男(達)・初めての男・元カレ・忘れられない人・何らかの理由で引きずっちゃってる人←←等がいる、登場する/面倒すぎる当て馬/浮気/NTR/ビッチ/取って付けたような(性的)トラウマ・シリアス要素/受の見た目・思考・行動が女子すぎる~等
==================================================

が、……なく!!!


軽めのお話じゃない場合って=のどれか又は複数入るパターン多いですよね~悲
ですが、この本は軽くないのに=要素は0です!最高!
スッキリとしたハッピーエンドですし、反応的に受は男相手の初恋愛&処女です!最高!笑

とにかく、ドストライクでした!!!
こういうお話もっと読みたい~☆☆☆

※(あ、一応 受は過去にアウトロー数人にボコられたトラウマ有り&攻に執着してるヤンデレ風イケメンの後輩くんが出てきて2人を困らせます。
でも、攻は歯牙にもかけない&受も特技を使って攻をしっかり守って、熱烈に掻っ拐います。可愛い!←
そして、後輩くんもスッパリ諦めてくれます。感謝!)


【上の==要素が苦手/モヤモヤが残らないハッピーエンドが好き/受の対男の初恋愛は攻がいい/処女が好き/中身、身体がしっかり♂×♂が好き/刺青が好き/アウトローが好き/日本家屋、和服が好き】
……が当てはまる方に全力でオススメします!!

特に、日本家屋・畳・布団・和服…。
色っぽくて、雰囲気があって、エロくて…もう、めちゃくちゃ良かったです~♪


こちらの作品の鬼柳とか、「reverse」の光くんの雰囲気すっごく好みなんですよね~。
怖くて、妖しくて、色気があって、ミステリアス、Sっ気があって、度量が大きくて、受のことが大好き。
…こんなん惹かれるしかないッ!笑

ゆいつさんの魅力である、画力の高さ!男らしい身体!色気!エロさ!セリフ回しの素敵さ!深みのある雰囲気!今回も遺憾なく発揮されてます!

「はだけた浴衣姿で、シガーキスをしている」扉絵
「外の奴らにも聞かせればいいだろ、気持ちよくしてもらってますって」のセリフ照
「お前は犬じゃないよ…」の時の2人の表情
1人でシてる蛇田の色っぽさ…等々上げたらキリがない!
ゆいつさん〰️素敵すぎ!大好きです!照


ヒゲ受はちょっと苦手なんですが、ヒゲありなしが半々位ですから大丈夫でした○
迷われてる方は買って損はありませんよ、かなりオススメです◎


7

ハードで甘い

裏切られても腐らずに生きようとし、また誰かを信じようとした鬼柳。鋭い洞察力と情報網を駆使する何でも屋でありながら、最後に信じたのは情報や噂ではなく、自分の目で見た真実だった蛇田。ハードな雰囲気なのに、互いに対しては甘く、何より"信じる"良さを強く感じさせてくれたり、まわりくどくなく感情には直球なところがすっごく魅力的で面白かったです^^

蛇田は、REVERSEの攻めキャラ真壁さんの友人でした!REVERSE大好きだったので嬉しかったし、世界観的には雰囲気似てるとこありますが、鬼と蛇は、1番やばい世界の一歩手前で止まるので笑、日常感と際どいヤバイ世界手前とのギャップも私は面白かったです^^

鬼柳も蛇田も、訳あり。身代わりムショ上がりで裏切りにあって、苦しかっただろうに、事故を起こして蛇田と出会ったことがきっかけで、"普通"に生きることを知ったり、蛇田の存在の大きさに対して真っ直ぐな鬼柳へ好感が持てました。トラウマを引きずりながらも、鬼柳という男が、過去と向き合い自身を奮い立たせる存在だと気がついた時の蛇田の必死な態度や行動に、男気と愛を感じました。危険さを伴いながらも違う世界で生きていた2人が偶然の事故で出会い、日常の中で温もりを知って、生き方を変えようとか今までの自分とは変わりたいと思う事が、友情と愛情が混ざり合った感じがして、凄くいいなって思いました^^人柄そのものに惹かれあってる気がしました!

悪役だったかもしれないけど、鬼柳を慕う姫野も悪い奴だけど私には憎めない存在でした。ただ、最後素直に身を引くところが意外で、悪あがきがなかった部分が若干物足りなさを感じるかも。それだけ鬼柳を慕っていたと言うことなのかもしれませんよね。もしくは、蛇田と同じ思いを抱いていたからこそ(つまり、そういう意味で鬼柳が好き)、叶わないと気がついた諦めからなのか。

描き下ろしも濃厚H(((o(*゚▽゚*)o)))

REVERSE番外編も収録されていて、突然姿を消す真壁さんへの思いをぶちまける浮島さんも、"アンタといると弱くなるいっぽうだ"と愛の告白をする真壁さんも、素敵でした( ◠‿◠ )

大満足!オススメです(*^▽^*)

6

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