電子限定漫画&おまけ付きRenta!限定版
「ドロドロにとけて混ざるまで愛しあいたい」ポルノ作家の溺愛と執着
いやー、良かったです。
あとがきを読んでなるほど!と思ったのですが、前作は武田×夏目が恋を実らせる話でしたが、今回は獄本×夏目のハッピーエンドを描いたお話になっています。
幸せな日々を送る二人に、純文学作品の映画化の話が舞い込みます。
喜ぶ夏目に反し、乗り気じゃない獄本。
映画のプロデューサーとして現れたのは、夏目の中学の同級生・芥川でーー…!
馴れ馴れしい芥川に嫉妬して、激しく夏目を抱く獄本。
後ろだけでイくことを強いる理由を聞かれて、「今まで抱いた女は中が一番反応良かったが…」って。
それはデリカシーなさ過ぎですよ!
せっかくキュンキュンしてたのに〜!!
獄本とすれ違ってしまった夏目は、芥川と二人で飲みに行き、気付くと裸でベッドの上。
しかも、首にはキスマークが!
まさか!?という展開に、心臓がドキドキしました。
そして夏目は、嫉妬に狂った獄本に小説を朗読させられながら酷く抱かれます。
結局、獄本は小説の被写体としての自分しか見ていないのではないか?と悩む夏目。
なぜ、純文学が売れた今でも官能小説を描き続けるのか?という疑問が夏目の中にあるのだと思います。
獄本がどんな思いで10年もの間、官能小説を書き綴ってきたのか……
10年前、夏目に想いを返せなかった後悔……
前作では読み取れなかった獄本の感情が溢れるほどに伝わってきて、その度に切なくなりました。
10年前から今なお書き続けている官能小説は、獄本から夏目へのラブレターなのだと思います。
夏目を取り返すために芥川を殴るところ、手を取って連れ去るところ、全てが映画のようにドラマチックでした。
「嫌ならもう官能小説は書かない だから誰のものにもならないでくれ」と、必死にすがる獄本の思いが健気で泣けます( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
獄本の小説で自慰をしてしまい、作品を汚してしまったと言って泣く夏目の純粋さたるや。
快楽に溺れる自分との葛藤が切ないんだけど可愛くて、泣き顔にも見惚れてしまいました。
いや、確実に前作より可愛さ増してるよ!
そして、仲直りHがヤバいくらいエロかった♡
夏目が想像の斜め上行くエロさで、多分獄本の小説超えてるな。
言葉で身体で、めっちゃ煽ります。
私の中では、本年度No. 1のエロさでした\(//∇//)\
恥ずかしがって書けなかったファンレターを獄本に渡し、夏目はやっとどちらの「先生」も受け入れられたのだと思います。
人目をはばからずキスして抱き合う二人が眩しくて、キュンを通り越して苦しくなりました。
芥川も決して悪い奴ではなかった。
「もう、苦しくない?」というセリフには、グッときてしまいました。彼にも幸せになってもらいたい。
ストーリー、心理描写、エロ、全てにおいて前作を上回っていると思います!とても素敵な作品でした。
今日発売と知り即購入しました。試し読みだけでも前作から更に盛り上がっていることが伺えます!そして紙電子同時発売は有難い…!
前作もレビュー出来ないくらい好きでした。
続編になって迫力を増しつつ淫靡さも残し基軸そのままなのがとても良かったです。
夏目は見た目女の子だし手足長いのですが、大好きな先生に対してもハッキリ不満言うし先生の上に乗るし、かと思えば「○◯してしました…」とプルプルしちゃうのが堪らなく可愛い。行為シーンもかなりバリエーションが増えて腰つきがエロい…
先生は今回不機嫌強面より夏目好きモード全開なのも可愛かったです。嫉妬する真っ黒な顔も良い!完全に振り回されてます。
夏目が先生の作品を大大大好きなのは間違いなく、何度も悩むのは先生という生身の人間相手だからこそ。自分の性質が暴かれる羞恥と戸惑い、相手にちゃんと自分の気持ちを伝えることは、本に書いてあって知ってはいても実際行動に移すのは難しいです。
二人打ち解けつつ初心に帰った、ニコニコ可愛くて良いラストでした。
そして表紙のパープルとピンク美しすぎます。
作品情報のプレイの項目、圧巻ですね( ´ ▽ ` )
甘さもえろさも、お腹いっぱい堪能させてもらいました。
先生にライバル登場!?です。
先生の嫉妬を拝めた上に、さらに確かなものになった先生と夏目くんの愛に大満足。
当て馬キャラの芥川も良かった。悪人でないところが好ましい。「とろけて開いて」のどえろいけど、優しい世界観が好きです。
夏目くんの下がり眉笑顔がとても可愛い〜。
芥川の想いは、最後、昇華できたのだろうな。芥川の顔が幸せそうで何より(^_^)
前作では、個人的にえろにばかり目がいったのです。でも今回は、先生の傲慢攻めなのにヘタれなところ、夏目くんの純情でありながら淫らなところにと、たっぷりキャラ萌えしました♡
先生の溺愛っぷり本当最高。
読後、満腹になれる素敵な一冊♬
夏目くんってば武田先生の重版のたびにファンレターを渡してるの可愛すぎませんか?獄本先生が嫉妬してしまうのもわかる。
前を触らずイかせることが快感を味わわせている証拠だと思っている先生ですが、前を触らないことが今まで抱いた女たちと同じ男としての夏目くんを認めていないことにもなるのかとなるほどと思いました。
先生は小説のために夏目くんを抱くようなことを言っているときがありますが、先生の書く官能小説自体が夏目くんへのラブレターなのだとしたら、ラブレターを書くためにもっと愛し合いたいということですかね?
当て馬で芥川くんが出てきますが、あまりに夏目くんが先生のことしか見えていないのでカップルのイチャイチャ痴話げんかに巻き込まれただけで不憫ですね。
芥川くんにも幸せをあげてほしい。素敵な相手が現れますように。
あと、本当にこの作者さんの描くえっちシーン良いですね。熱くなった顔以外に、夏目くんの肩や手にも熱が集まっている感じや汁や吐息もとてもいい。
ただ、私個人のよくわからない好みの問題で、お風呂での泡まみれセックスの際に泡まみれであろう手を口に突っ込む描写が苦手なので(アナルに指入れるのは別にいい)その時だけちょっと困惑しましたが、大半の方はそんなところには引っ掛からないと思うので安心してすけべも楽しめるのではないかと思います。
本当に読んでよかったです。続編出してくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。
続編の今作は、エロとお互いを想い合うラブがいいバランスで、面白かったです!
先生の純文学作品が映画化される企画が持ち上がり、そこに絡む受けの同級生がプロデューサーとして当て馬ポジションで登場。先生は不安から強引なセッ◯スをしてしまい、受けに心ないことを言ってしまう。拗れる二人だったが、お互いに自分の気持ちに素直になって、ハピエン!
受けの同級生が少し不憫。彼の横恋慕は二人の絆を深めるいいエッセンスでしたね。
昔のようにまた手紙を送り合うのが素敵でした。末長くお幸せに!
カモミールおばさん
初めてコメントさせていただきます。
初めてでこのようなコメントを差し上げるのは心苦しいのですが、レビュー内で「極本」と書かれておりますが、正しくは「獄本」かと存じます。些事ですが、大変失礼ながらコメントさせていただきました。
差し出がましく意見させていただき、申し訳ございません。
いつも、ぷれぱーるさんのレビューを楽しみに拝見させていただいております。特に、この「とろけて~」の続編はぷれぱーるさんのレビューを拝見して、購読を決めました。他書籍もよく参考にさせていただいております。レビューの言葉選びも素晴らしく、自身でレビューするときの参考にもさせていただいております。
これからも楽しみにしております。まもなく白露といえど、残暑といって差し支えない気温です。どうぞ、お身体お気をつけて。