【電子限定おまけ付き】【イラスト付き】
驚くほど好きなツボが詰まってました…
出会いが8歳と14歳。大人から見れば何も出来ない子供だけれど、本人達には明らかな差がある年齢差が良いです。瀕死の鈴が想いを馳せるのが26歳になる改、途方に暮れるほど萌えます。(でも早く助けてあげて欲しかった)
犬耳と尻尾を持つ鈴は嬉しい時尻尾をブンブン振り(ズボンの中に入れてる時も膨らむ)、旦那が帰って来ればクルクルソワソワして嬉しさを全身で表現してしまうのが可愛すぎる!
また、不憫な境遇の受けが無垢で恋を知らず、感情も身体の変化も攻めと共に知っていくというのも超〜ツボでした。
そして、小さい時に攻めからもらったものを宝物にしてずっと持ち続ける一途さ!!(それが壊れてしまうのも、その後の改の図らいも涙)
それと、嫌な当て馬から「彼(攻め)セックス上手いでしょう」と言われてしまう受け…(結局嘘でしたが)
1度致したら間が空いて思い悩む受け
攻めの「どっしりとした性器」表現
等々。
ありがとうございます。
また、子供の頃お菓子やご飯を作ってくれた人に会う事が出来て「僕はあれから24センチ背が伸びました」というお礼には涙が出ました。作ってくれた人への一番の言葉では…泣
犬の呪いや能力について描写が甘く緩かった気がしたし、女っぽ過ぎる鈴の性格と容姿、私が嫌悪する「同性婚なのに受けを奥さんとか嫁とか妻呼ばわりする」設定、結婚&式が時期早々で何か裏があるんじゃないかと思ったら無かったし、疑問に思う設定や文章が結構あって神評価出来なかったです。離れってボロ小屋を想像してましたがトイレとコンセントあったんですよねきっと。
とはいえ鈴を甘やかす改の安定したスパダリ溺愛ぷりはめちゃめちゃに癒されました!
残酷で気まぐれな世界
確かにタイトル通りワンコは今日から溺愛されるお話なんですよ。なんですがね…。
鈴と改が出会って、引き裂かれて、お互いのことを考えて生きてきた10年?そのことを思うと気が遠くなりそうで胸が苦しくて。
3歳から閉じ込められ一人ぼっちだった鈴。そんな鈴を救い出し奪われた全てを取り戻してあげたい改。
やっと鈴が救い出され改と家族になれいたれりつくせりになって。でも狗神の呪いは解けず…。
狗神の呪いが解けたのに、今度は改の自称元婚約者が鈴に余計なことを吹き込み。
もうどれだけ鈴を苦しめて二人をすれ違わせれば気が済むの〜?ってくらい切なくて。
長かった。鈴の成長と改の愛情に泣けて泣けて。
いいんだよ、鈴がしたいことをして。いくらそのために改が手を尽くしても、このために頑張ってきたんだから。鈴が幸せでいてほしい、色んなことを知ってほしい。
遠回りとすれ違いがかなり切なくて、やっと心も体も!になったらもうおしまいですが、とってもいいお話でした。
冒頭から昔の時代かな?と思ったら現代でした。
鈴が良い子だから王子様が助けてくれたんだよ!
他の方が詳しく内容を書いてくださっているので
感想だけ失礼します(*´▽`*)
榊先生のイラストに惹かれたのがきっかけなのですが、
あらすじとタイトルの『溺愛』という文字を見て買わないという選択肢はありませんでした。
読んだ感想としては、不憫受け尚且つ溺愛攻めが好きな方にはたまらない1冊だと思います。
考えてみると、鈴が生まれた時からずっと鈴に幸せを与えてくれるのは改なんですよね。
改の繋がりからタエさんや、長谷井さん、長谷井さんの息子の龍之進くん。
そしてパン屋オーナーの中埜夫妻も鈴と出会って優しくしてくれて
人の優しさが胸に染みてきて、読んでいるとずっと泣きそうな気持ちになりました。
いい人ばかりではないから純粋無垢な鈴は傷つくこともあります。
ほんとに酷いなと思うことも多かったです。
朔也に関しては未だに恨みしかありません。
でも、そんな鈴にいつも寄り添ってくれるのも改でありタエさんであって、
この二人が傍にいてくれたら鈴は無敵だなぁと勝手に思いました。
鈴が改と出会うまで辛いお話しかなかったので、そこが苦しかったのですが
そんな辛い思いばかりした鈴だからこそ
これからは愛だけが溢れる世界で生きていけるだろうなぁと思いました。
改さんのデッロデロに溶けきった愛に包まれながら幸せに暮らして欲しいです(*´▽`*)
王道設定ですね。大好きなやつです。
受けは不遇の19年間をすごし、幼少期の2年だけ攻めとであって過ごしています。
設定的にスパダリになって受けを助けにきます。恋だし、愛です。かわいくってしかたないんですね。
大人になって再登場、スパダリへ!なのかと思ったら意外や意外、すぐには手を出さないです。
幼くけがれのない受けに手をこまねく感じです。作者さんはヘタレっておっしゃってますが、理性派とも捉えられます。
さんざ甘やかして囲うのかな、と思いましたがヘタレならぬ理性なので、教育を受けさせ、限定的ではありますが外界との接触も許します。
受けの鈴が終始いじらしくてかわいいです。
犬耳に犬しっぽ。
でも狗神付きに関しては自分の思い通りにはならないので不憫度が増します。
受け自身に特殊能力があるわけではないです。ただただ不憫です。
お名前は知っていたんですがこの本で初読みでした。とても読みやすくてサクサクよめたし、裏切るような展開もないので安心して読み進められました。
挿絵の先生が大好きで、この作品にぴったりでした。
サウンドオブミュージックの曲はわたしも大好きです。
カバーイラストとあらすじの雰囲気から、てっきり半獣が共存する世界かと思いきや、そうではありませんでした。
半獣ものではありますが、かなり珍しい…というよりもほぼ存在していない世界のお話。
こちらの作品、鈴という子が本当に健気で、不憫で、無垢で。
"何も知らない"受けがお好きな方には刺さるものがあるかと思います。
不憫で不遇だった受けが、愛情深い攻めに救われて幸せになる。
不憫・健気受けの様式美とも言えるこのパターンを夏乃先生はどう味付けするのかとワクワクしつつ、タイトルもカバーイラストも可愛らしい雰囲気なので、溺愛甘々ものを読む心づもりで読み始めたところ、いやあ…これは想像していたよりも結構な辛い境遇だなと。
そんな酷い環境の中での、少年時代の鈴と改のやり取りがものすごく良いんですよ。
何も知らない鈴に、ひとつひとつ新しい世界と知識を教えてくれる、改というひとすじの光のような眩しい存在。
改との日々が、何も持たない鈴にとってかけがえの無い本当に穏やかで幸せな時間だったことが痛いほど伝わって来る。
この辺りの描写がとても優しくて、「罰ゲーム」まで可愛らしくて好きでした。
酷い環境の中でも鈴が荒れず、素直な優しい子でいられたのは、改との日々があったからなんだろうな。
だって、あまりにも良い子なんですもの。
あらすじにもある通り、甘く穏やかな日々は続かず、1度引き離されてしまった2人が再び出逢って…というお話。
溺愛のタイトルを見て、受けが超絶幸せになる甘々なお話を期待して読むとちょっと苦いものがありました。オレンジピールの苦味の部分みたいな。
確かに溺愛ではありますし、優しいお話でもあるんですけど、合間に挟まれるエピソードがちょっと辛いかなあ。
個人的な好みとなってしまいますが、もっと攻めと周囲の人々にでろでろに甘やかされて、いちゃいちゃほのぼのしたお話だったら素直に萌えられたかななんて。
幸せでも、一筋縄ではいかない系のお話がお好きな方におすすめです。
とはいえ、受け攻め共にずっと一途な点はすごく好き。
少年時代にキラキラとした新しい世界を教えてくれた改が、大人になった鈴に再び新しい世界を教えていく様子もグッとくる。
あとですね、年齢的には大人でも精神面では無垢な鈴に、改が"大人の新しい世界"を教える図には何か妙なツボを押された気がします。
いけないことをしてしまっている感じというのでしょうか…背徳感…
それから、鈴の犬耳が生かされた設定も良いなと思いました。尻尾の動きもひたすらに可愛かった。
鈴は何をしていても可愛かったですね。
攻めの改は…うーん。ヘタレないでもう少しドンと構えて欲しかった気も。
過保護に鈴を囲って愛する姿や、気持ちの良いお金の使い方は良かったけれど、過保護溺愛にしてはちょっぴり詰めが甘い部分もあるので、これから徹底的に愛して愛し尽くしてあげてほしい。
狗神についてがあっさりめだったり、当て馬や鈴の両親に関しては疑問が残り、すっきりしないままなことだけが気になりました。
ここはもうちょっとしっかり読みたかったかも。