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表題作僕の、憎らしい犬。

蜂矢敷,高3,真宗の世話係
成田真宗,高3,お金持ちのみかづち寮生

その他の収録作品

  • 僕の、嫉妬深い敷。(描き下ろし)
  • カバー下:あとがき

あらすじ

古びたみかづち寮に住むお金持ちの成田真宗のそばには、
常に蜂矢敷が付き従っている。
食事の準備、衣服の用意、時には自慰の世話まで──。
「私はあなたのものですから」

奉仕されるのが当たり前だった真宗が
敷に触れたくてたまらなくなった時、
抑えきれない想いが溢れ出す!

寡黙な従者×片思い主人、えろピュアラブストーリー!
描き下ろし付き。みかづち寮シリーズ第6弾。

作品情報

作品名
僕の、憎らしい犬。
著者
いさか十五郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
同居人のてのひらで
発売日
電子発売日
ISBN
9784832291461
3.9

(30)

(5)

萌々

(20)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
115
評価数
30
平均
3.9 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数5

15周年おめでとうございます。

いさか十五郎先生が漫画を描いて15年になるそうで、おめでとうございます。
同時連載されたシリーズ作品が2冊同時に発売されて一気に6冊です。
本作はシリーズ6冊目にあたりますが、この作品だけでも楽しめる内容になってますよ。
(俺を狂わすドSな先輩のレビューにシリーズの時系列表記あり)

主従関係の幼馴染み同級生、大型忠犬 敷×御曹司 真宗

シリーズの初めから毎回チラッと登場していたお金持ち成田先輩がメインです。
大学は親の言う通りにする条件で、既に自分の会社を経営しつつ高校は寮で好きにしている真宗。
そして、子どもの頃に真宗に助けられてから常に側で仕え性処理もする従者 敷。

真宗が敷への恋心に気づいたことで真宗の意識が変化し、
従者ではない敷を求めている真宗が抱える想いとは裏腹に、
これ以上側にはいられないと離れてしまう敷、誤解とすれ違いから更に…。

私はあなたのもの…子どもの頃にした敷の約束ですが、
真宗の想いとは段違いな敷の独占欲と嫉妬が爆発する描写がせつない。

敷×真宗だとシリアステイストが多いですが、
後輩CPの酒々井×古部が絡むとコミカルテイストで和んで、程よく中和されるのがいいですね。

シリーズでチラッとみていた金持ち先輩の真宗は小生意気な感じでしたが、
本作では素直でスレてない部分や意地っ張りな面も可愛くて好感度アップ。
ですが、やっぱり私は攻め贔屓…
普段は寡黙な忠犬の敷が見せる、激しい嫉妬と独占欲にギュギュっとさせられた。
いつも感情を見せない分、その感情が見えた時の愛おしさが半端ないのですよ。

シリーズでは特に体格身長差のある二人。
小柄な真宗と大柄な敷の体格差萌えカットが多く描かれてたのもありがたい。
バックハグで包まれてる感じや、肩を抱く感じも雰囲気があって好きです。
しかも、敷が主人の真宗にそんな格好させて…という大胆カットのシーンは見ごたえあり。
表情変化の少ない敷が静かなトーンなのに激しく抱いてる感じがするのも堪らない。

シーモアで購入したんですが、同時発売の「みんなの知らないドS先輩2」よりも修正が甘い気がする。
「みんなの知らないドS先輩」はシーモアの修正がホタルで、
「みんな…2」は先から半分が白抜きで修正がきつくなってるんですが、本作は先から1/3位が白抜き。
しかも、修正せず上手く見せている部分もありました。
コミックを買う度に少しづつ修正が厳しくなっているのを感じますが、仕方がないんでしょうね…。

5

シリーズ未読、今作のみの感想です

試し読み1頁目の真宗の嫌な目付きには少しウッときましたが、敷から真宗に対しての丁寧な扱いと内に持っている熱情、体格差が良かった…!性処理してもらってる時の足プルプルも可愛い。
ずっと間近にいた人間の知らない一面を見て、自分とは違うひとりの人間で男なんだと意識しだす展開好き過ぎます。

押し退けようと胸を叩いた時の、相手の全く動じない身体や質感に衝撃を受けたり、欲情や周りに対する強い嫉妬を感じ始める表現がとにかくツボでヒャ〜〜ッとなりながら読みました。

自分が求めていたものをいつも与えてくれていた相手が、ふとしたきっかけで違う反応をしたり距離を置こうとする、知らない一面を知っていく。絵もそれまでの関係性も甘めだっただけに、そこからはどんな態度を向けられるのか想像できなくなる展開(でも相手を大切に思う気持ちはブレない)、余計ゾクゾクさせられました。しかもいつも跪いて手にキスしていた従者が腕組みして上から目線するなんて…男って感じが堪りません。

敷の替わりにきた菅田くんも良いキャラでした。お喋りで気を遣わせない、話の邪魔しない、寝床は素早く自分で準備(キャンプ!)

シーモアで購入しましたが、シーモア限定特典、真宗さんの時間を使わせるなと怖い顔で言う敷と、その顔もいいなと思う真宗、その後の想像をかき立てられます。それに修正も最低限というのがお話に集中できて良かった…

5

僕の、愛しい犬。

嫉妬深くてねちっこい忠犬攻めは嫌いじゃないです。いや、むしろ好きかも(笑)

エッチな攻め方がほーんとやらしくて、側にいた期間は長くとも距離間は狭いからずーっと我慢していたんでしょうね。一線を超えた敷の熱を帯びた顔と昂りは最高でした。
真宗は敷の前だと随分とまぁ可愛くなっちゃって(^ ^)お仕置きエッチは大変ですね。同室だから余計に…。

絵はそんなに好みじゃないけど、ストーリーとキャラと執着攻め描写がすごく良かったです。

0

受けが鈍感で…

同時発売の「俺を狂わすドSな先輩」カップルのお話の方が好きでした。

何故ならこの敷と真宗カップルの関係が、高校在学中だけの様に思われてしまったからです。

敷は思いを伝えるまで葛藤があったようでしたが、真宗の覚悟があまり見えて来なかったからだと思います。

父親の干渉から逃げてみかづち寮を改築してまで入寮してカフェ経営までしていますが、今作を読む限りでは父親に反発してまでとか独立するとかの気持ちが見えませんでした。

勿論まだ未成年で高校生だから当たり前です。これからシリーズが進むにあたって敷&真宗のその後も分かるかと思います。

ただやはり自分の気持ちと敷の思いに鈍感だった真宗は脇役だったら面白い存在だと思ってしまいました。

1

シリーズ未読だからかなぁ…

シリーズものと知らずに読んでしまったパターン…何度やらかすのか。
シリーズ未読でも理解はできる内容でした。
みかづち寮という学生寮で繰り広げられるストーリーで、もう6作目ということは同性カップルだらけの寮なのだろうか…。

大金持ちで自らもカフェ経営などしている真宗と、真宗の身の回りの世話をする敷のお話で、2人は子供の頃から主従関係という設定。
真宗の性処理までしていく過程でお互いに恋愛運感情を抱くようになるわけですが、この2人に共感できなかったんですね。

敷は真宗が好きで、しかも服従の身なのにそんなことする⁉︎っていう場面が何度かあり気になったのと、真宗も寮で1番の権力者的な威厳みたいなものに一貫性が無く感じてしまい上手くストーリーにハマれませんでした。

他の巻では主役であっただろうサブキャラにも愛着がないため、どのキャラにも共感せずに読了してしまいました…。
濡れ場もエロかったですが、♡喘ぎが苦手な部類でした。

0

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