特典付き
一途な獣人×愛を知らない人間の子育てBL♡
コミック
不遇な幼少時代に子どもの獣人・ポチと出会った人間のヒナ。
「大人になったら僕の家族になってよ」というヒナの言葉を胸に15年後、ポチはヒナを迎えに来て・・・。
という始まりの本作品。
BLですけどエチシーンは多くなく、家族になろう系の子育て漫画です。
一途な獣人・ポチの、サバサバしてるけど懐が大きい感じがとてもカッコいい!
ありがちな「耳だけ」「尻尾だけ」の獣人じゃなく、顔も手も脚もちゃんとケモの容姿というのがまた良いです。
doji先生の作画は獣人も違和感なくカッコよく描かれていて、イケメン・スパダリにしか見えません。
作品中盤から、ヒナが公園で拾った子ども獣人・シロが登場するんですが、シロの可愛さがあまりに凄すぎて!
人間の赤ちゃんと子犬の可愛さの良いとこどりなんですよ!!!
満面の笑みでご飯を食べたり、お風呂がイヤで涙目になったり、ポチとヒナが大好きでニコニコーーっとしたり、表情が豊かで愛くるしくて、たまらないっ!!
ヒナからミルクを飲ませてもらう時、ちゃんとおっぱいをフミフミするように手を添えてるんです。
可愛過ぎる・・・!!!
可愛すぎるシロ見たさに、何度も何度も本作を読み返してます。
最終的にシロはポチ&ヒナの養子になるんですが、たくさん愛情を注がれて、素直で明るい子に育つだろうなぁ。
エチシーンは少ないけれど、家族に恵まれず寂しい子ども時代を送ったヒナがポチと家族になる覚悟を決め、ようやく結ばれるシーンは感動的。
家族の温かさやシロの可愛さに十分満足出来る良作です!
ほのぼのした作品が読みたい方は、ぜひ読んでみてください!
作家買いです。
pixivや個人で活動されているときから好きで、隠れオタクの自分としては商業で電子じゃないと購入触手がのばせず、やっとこさ念願叶いました…
単行本で電子化されて嬉しいです…。
この作家さんは登場人物が抱えてる不安定さがとても上手だった記憶ですが、商業化するにあたりだいぶマイルドになっていました。
多少の闇を抱えてはいますが描写がひどいものではないので、あっさりはいれます。
よく言えば入りやすく癖のない、悪くいえば個性が物足りないかな、というところでしょうか。
でもケモも書くのがほんとに上手なので、内容の物足りなさを画力でカバーできてます。
ケモのかわいくてかっこいいところとヒト感をブレンドしてキレイなケモ耳にするのはほんとにうまいです。
これからも電子単行本で発刊されますように…!絶対絶対買いますので!!!
電子配信の方が早かったのでKindleにて読了しました。
名前が「ポチ」な事に違和感を感じる程にイケメンでスパダリでした。
読み始めは可愛らしい絵柄なのに、ポチの乱暴な言葉使いに違和感を感じてしまいました。
実際に突っ込み所も満載なんです。
ひなたが公園で野良犬だと思ってお世話していたポチは獣人で、15年後には社長まで上り詰めてひなたを迎えに来ます。
ポチが野良犬からどうやって社長にまでなったか、過程や苦労話が一切描かれていません。
そして秘書からは社長と呼ばれているけれど、会社でもポチなのか本名が気になって気になってしょうがありませんでした。www
でも途中からそんなことが気にならない程、ポチのハイスペックさやスパダリ振りにキュンキュン来たんです。
掃除や料理ばかりか、ひなたが公園で保護した獣人の赤ちゃんのシロのお世話も完璧でした。
そして自己肯定感が低くて、ポチとの関係に悩むひなたをとても理解していて懐がとても広いんです。
ポチは警察とのやり取りやシロの手続きを率先してしてくれるばかりか、キチンとひなたにも書類を確認させたりとフォローも忘れません。
世の中の奥様方はこんな旦那が欲しかったと思うに違いありません。
ひなたの心が追いつくまでセックスは最後までしないけど、愛情表現や欲しい言葉をくれるんです。
シロのお世話にも積極的で、子育てを頑張るひなたに対する言葉も忘れない!しかも高収入!
ここに全ての夢が詰まってました。
途中ひなたのウジウジにイライラしてしまいました。
でも料理を作る時に前髪を結ぶポチのイケメン振りにそんな些細な事は吹っ飛びました。
さらにシロの愛らしさに悶絶しました。パジャマを着せる時に逃げる姿に萌えたぎりました。
ポチの愛に包まれて過去を乗り越えたひなたが強くなってました。
そこには異種族間の幸せな家族の姿がありました。
エロはかなり少なめだと思いますが、その代わりに萌が多かったです。
◾️ポチ(獣人)×ひなた
根っからのケモ好きです。
いや〜doji先生のケモ愛をびっしびし感じる一冊でした。もともと絵柄も安定されてるし可愛くてお上手ですが、マズルの描きなれてる様子よ。
ポチがどうやって野良から社長まで上り詰めたかをしっかり描くわけでもなく、ひなたの過去もひなたのセリフで数コマ語られるのみなので、正直言って話に奥行きを感じるわけではありません。ポチのひなたへの執着度合いも作品の中で納得できるしっかりとした描写はない。でもケモ好きにはたまらない安定した絵とモフ加減に、萌2をつけたくなってしまう。
エッチシーン、バックで腰を振るポチが非常に獣めいてて好きでした。あの胸毛…しっぽ…完全にポチのビジュアルの勝利だなぁ。
萌〜萌2
唐突過ぎなんです。突然、昔拾われ損なったポチです、と言って迎えに来たのはハイスペック獣人。彼は異常な執着で、ヒナを籠絡…するわけでは無く。
昔約束したのだからと。家族になろうとする。プロポーズなんだけど。
ポチが成功者で、何もかも持っていて。その圧倒的な魅力に引け目を感じて、ポチの真心を受けるわけにはいかないとモダモダするヒナ。
もの凄く謎なんです。
獣人と人間と、いわゆる普通の動物が共存するという世界。
山で暮らしていた獣人が街に出る際、子供とはぐれてしまう事がよくあるという。
ポチも昔、そういう子供のひとりだったという。
よくある事なので、そんな子供達を預かる施設もある。ところが施設が満杯だというので、ヒナは公園で拾った獣人の赤ん坊を預かり、育てる事になる。
赤の他人の擬似親子の様になって行く3人。
ポチの三白眼の子供の頃も可愛いけど、シロちゃんのくりくりお目々も可愛くて。
こんな可愛い子を探しに来ない親も親だが、もしかしてポチもこんな風に裕福な人に拾われて、ハイスペの素地を作る事になれたのか。
はぐれ子供多いって、戸籍とかどうなってんの⁈っていう、治安は悪く無さそうだが、何となく不穏な匂いもする無法地帯なんである。
親が不仲だったとかで、温かい家庭とは無縁だったヒナ。
親とはぐれ、ひととき優しくしてくれたヒナと家族になるために一生懸命働いて成功したポチ。いや、ポチの生き様の方が興味あるわ。彼が会社を起こして成功するまで。どうなってんの⁈
モフモフエッチは、ヒナが奥手で怯えてるものだから、中々手出ししない紳士なポチ。
多分お楽しみどころはきっとソコでは無い。
何となく家族になる、可愛い子供のいる温かい家庭。この物語の主役は謎の出自のシロちゃんなんである。