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表題作俺だけの専属アルファ

轟木鳴
付き人,α
音無正嗣
人気モデル,Ω

その他の収録作品

  • その後の二人(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

αは嫌いだけど、お前は好き。

大人気Ωモデルの音無正嗣は究極のα嫌い。
そんな彼の付き人として働く事になったαの轟木鳴は、彼の無茶な要望や嫌みに振り回される毎日。
それでも嫌な顔一つせず真面目に誠実に、仕事にも音無にも向き合う轟木に気づけば音無も心を許してくれるように…。
しかしその音無の無防備に甘えてくる姿や優しさに、轟木は徐々に惹かれ始めていき──…。

『αじゃなければ、この人を抱きしめられたのかな』

ひたむきなαと本当は臆病なΩの、一途な純愛オメガバース

作品情報

作品名
俺だけの専属アルファ
著者
星倉ぞぞ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815501525
4.2

(127)

(54)

萌々

(58)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
20
得点
533
評価数
127
平均
4.2 / 5
神率
42.5%

レビュー投稿数20

それぞれの凸と凹がぴったり合った2人

ドラマCD取後の再読レビュー。
原作→ドラマCD→原作、の順番でより味わい深くなりました。

表紙はふんわり優し気な雰囲気ですが、この人気モデル、オメガの音無正嗣は、プライド高く、ポリシーしっかり、アルファ嫌いで、アルファへの当たりがきついクールビューティです。

音無正嗣の周りはアルファは皆無、オメガとベータで揃えられているのに、そんな中に1人、期間限定とはいえ付き人をすることになったのがアルファの轟木鳴。
いわゆるアルファらしい、尊大さや圧の強い感じは一切ありません。真面目で優しくて、芯が強く、無視されても冷たくされても、与えられた仕事、音無正嗣の付き人を懸命にこなしています。

芸能人とそのスタッフ、というBLものはけっこうありますが、今作は性別も関係性も一風変わっています。唯一無二の世界観、という感じ。

壮絶な過去を持つオメガ、人気モデルの音無正嗣も唯一無二。
そんな音無正嗣にただ1人だけ認められたアルファ、全身全霊で尽くす付き人の轟木鳴も唯一無二。
お互いの信頼感が増して心が寄り添えられてきたかのように思えていたのに、性別故の抑制剤の飲み過ぎて倒れてしまったアルファの轟木鳴は、音無正嗣は付き人をクビになってしまいます。
距離ができて寂しく感じる2人、性別も性格も得意なこともまったく違う2人、それぞれの凸と凹がぴったり合った2人と感じました。

轟木鳴からたくさん素敵な言葉が出てきますが、最も感動したのは
「俺を選んでくれたら俺があなたの運命です」
胸が熱くなるすごいプロポーズ、そして素敵なハッピーエンドでした。

0

可愛すぎるオメガバース作品

この作品はほんとに胸きゅん要素が強くてオメガバース初心者の方や少し苦手意識がある方も見れると思います。
トラウマを抱えたΩ モデルの音無の苦悩だったりαに対する恐怖感だったりオメガバース特有の苦悩や設定も分かりやすく、αの鳴は本当に優しくΩβα関係なく平等に接しているめちゃくちゃ良い子だから見ていて不快に感じないのも良い所だと思いました。


妊娠エピソードがないオメガバースが見たい方
好きなΩの発情期にも耐えて手を出そうとしない上に抑制剤を常備していて飲んでいるα
とても一途で最後までΩの音無のことを尊敬していて大事にしているα
が大丈夫な方はぜひ!

0

癒しと可愛さが抜群♪

とても癒されて可愛らしい作品だなぁ〜と思いました♪
α嫌いのΩ・正嗣と優しすぎるα・鳴今まで読んできたオメガバの中で、こんなにΩに尽くす優しいαは初めてでした‼︎
世界観は、社会的に第二次性が『平等』になっている中でΩの正嗣はモデルとして活躍し、その付き人としてαの鳴は働いてる。

でも2人の仲は「良好的」ではなくて
正嗣はαを毛嫌いしていて鳴のことを無視したり嫌味を言ったりと本当に冷たい態度で振り回していて、ちょっと可哀想…。でも、鳴は一生懸命で正嗣のことを考えて行動する姿が健気(泣)
だからこそ、徐々に打ち解けていったのだと思いました(๑´∀`๑)

最初はめちゃくちゃ壁を作っていた正嗣だけど、鳴に気を許し始めてきていた中で起こった「悪質な嫌がらせ」で
αとΩの抗えないフェロモン…。
鳴の迅速な対応で無事だったけど、その件で正嗣の付き人を離れた方がいいと考える鳴。優しすぎる!
正嗣は、何も起こらなかったというのが事実だから気にしないと言う格好良さ、素敵でした!

モデルの仕事もΩが身に付ける『首輪』の性能をしっかりと考えていて、
過去の悲惨な出来事があってαを恨みそれでもΩとしての自分を社会にアプローチするプライドの強さ素敵だと思いました。その話を聞いたあとの鳴の行動も素敵で、本当に正嗣を大切にしているのだと感じました。

どんどん2人の仲は深まってきてお互いに心を許しあえる存在になり、新たに芽生えた感情がピュアすぎてヒャ〜って笑顔になちゃいましたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*
いい感じになってきたところで今度は鳴の身に…。正嗣から付き人解消。
どうなってしまうの?と思いましたが最後はハッピーエンド♡

正嗣第一に行動する鳴の一途な優しさが印象的だし、鳴に徐々に心を開いていく正嗣の行動が懐かない猫みたいで可愛かったです!
お互い両思いになり『番』として結ばれて良かった❤︎
くっついた2人の幸せそうな表情と鳴の無意識なαっぽい言動とか本当に嬉しそうで幸せっていう雰囲気が絵から伝わってきました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡

1

優しいアルファ

正嗣さんが、アルファ嫌いになった理由が辛すぎました。
こんな事あったら、アルファを許さないですよ。今、こうやって、外に出ることが出来て、そして仕事もできているなんて、正嗣さんはすごく頑張ったんですね。
本当はすごく怖かったと思います。

運命の番だと思った彼は、本当に運命の番だったのかな?間違いであって欲しいと言う思いと、何か深い理由があったんじゃないかと思う気持ちと。
どちらにしても正嗣さんの心は深く傷付けられましたね。

鳴くんは、すごく優しいアルファで、この人が正嗣さんと出会ってくれて、本当に良かったです。
付き合ってから、少しずつ強引なところも出てきて良きですね。
そして、正嗣さんが幸せそうなのが良いです。
甘えた感じが可愛い。
これからは溺愛してもらってください。

あ、正嗣さんのオメガ贔屓な所も姐御っぽくてすきです。
2巻が出てますね。読むのが楽しみです。

0

世界観が素晴らしい、幸せなオメガバース

カッコいいΩの象徴としてモデル業に勤しむ偏屈Ωと、バースなど関係なく誰もが輝ける世界を創りたいと本気で考えているお人好しαくんの、付き人×モデルなオメガバース(設定が濃い)。

これだけ色っぽいΩちゃんを目の前にして、エロエロ展開に持っていかない星倉先生!
さすが〜!!
エロがなくてもちゃんとセクシーなんですよね、、他作品もしかり。

バースものだけど、身体の関係とか、運命の番とか、本能的なものに流されて、そのあと理性的に愛を拾っていくストーリーではない。
まず、しっかりと理性、仕事に対する情熱があり、行動があり、そこに、愛が生まれる。

評価だけ以前つけてしまったので萌2ですが、これは神評価でも良かったな!と思います。
痛々しいオメガバースが苦手な方にこそ、一度読んでほしいです!

0

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