世界最強の魔物・竜とバトラーたちの恋物語、ついに最終巻!

小説

  • 竜結社と永遠の守人 ~ドラゴンギルド~ 上

竜結社と永遠の守人 ~ドラゴンギルド~ 上

ryukessya to towa no moribito

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表題作竜結社と永遠の守人 ~ドラゴンギルド~ 上

サリバン,ドラゴンギルドの稼ぎ頭でもある風竜
リーゼ,ドラゴンギルドの筆頭執事で黒猫族の末裔

あらすじ

新元帥・ネロの正体が魔狼であることが発覚。しかも、王女の成人祝賀式典でネロたち魔物が蜂起するという計画を入手したギルドは、妨害に遭いながら何とか式典の警護の任務を得るが、それはネロの巧妙な罠で!?

作品情報

作品名
竜結社と永遠の守人 ~ドラゴンギルド~ 上
著者
鴇六連 
イラスト
沖麻実也 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
紅炎竜と密約の執事 ~ドラゴンギルド~
発売日
電子発売日
ISBN
9784041097151
4.4

(15)

(8)

萌々

(6)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
67
評価数
15
平均
4.4 / 5
神率
53.3%

レビュー投稿数1

いざ!!最終決戦

本シリーズは世界最強の魔物ドラゴンとバトラーのお話です。

ドラゴンギルト筆頭バトラーとその相方風竜を中心とした
新世界創造を企む魔狼とドラゴンギルドの攻防戦となります。

アルカナ帝国を転覆し、
魔物の為の新世界創造を計画する魔狼のスパイとして
ドラゴンギルドに潜入していながら
ギルドのバトラーとして生きる道を選んだ鴉の魔物に
筆頭バトラーは彼の故郷の警邏と支援を約束します。

そしてその現地調査を元アルカナ王家の第四王子で
ユニコーンの魔物であるフェンドール支社の
フェンドール公と雷竜に任せます。

フェンドール公は大帝の命が狙われていると知ると
本社の戦力となることを望みますが
魔狼の計画が掴めない状況で彼らを呼び寄せるのは
得策ではありません。

人間に擬態した魔狼は魅了の力を駆使し
アルカナ帝国の陸軍元帥に就任しており
今やアルカナ大帝の信任も厚いのです。

しかし魔狼は元帥に就任して以来、
彼は要人連続殺人事件、連続強盗殺人事件等で
邪魔な人間達を葬ったはがりか
帝国軍内で秘密裏に行われていた
魔物のキマイラ化研究にも関わっていました。

多くの魔物達をも手にかけてきた魔狼を
魔物達の守護者足らんとするドラゴンには
絶対に許す事は出来ません。

筆頭バトラーは人間に擬態し、
アルカナ帝国軍で法務将校の地位にある吸血鬼と
連携して魔狼の計画の全貌を掴もうとします。

元帥の地位を得て帝国の中枢に入り込み、
同胞たちを宮殿群に次々と潜入させ、
帝都及び周辺都市の重要拠点を抑えた魔狼が
新世界の幕開けと定めた日は

アルカナ大帝の娘である王女の
成人祝賀祭典という晴れの日だったのです!!

果たしてドラゴンギルドのバトラーとドラゴンは
常軌を逸した魔狼の計画を阻むことができるのか!?

本作は6作目、8作目と徐々に姿を現してきた
魔狼のアルファによる帝国転覆計画が明らかになり

ドラゴンギルドに集うドラゴンとバトラー達が
魔狼の企みを打ち砕くために奔走するという
魔狼とギルドの追いつ抜かれつな攻防戦になります。

シリーズ最終巻に相応しく
魔物達の守護者足らんとするドラゴンやバトラーに加えて
アルカナ大帝や王子、王女、
魔狼の手足となっているデュシス・エンドの魔物達、
魔狼に操られている人間達が入り乱れての総力戦です。

魔狼は魅了の力を使って魔物達や人間達を意のままし
多くの魔物や人間達を死に追いやりながら
「魔物が人間を狩る新時代」を創ろうとします。

魔狼にとって唯一信じられた存在である鴉の魔物は
魔狼の手を離してギルドのバトラーでいる道を選び
魔狼も追い詰められてはいきますが

帝国軍陸軍元帥として帝国中心部に入り込んだ魔狼が
徐々に着々と進めていた計画は緻密で隙が無く
暴く側であるギルドの面々はどうしても追う立場となり、
なかなか優位に立てません。

それでも魔狼に対抗できるのは
ドラゴンギルドの面々しかいないのですよ (>_<)/

最後の魔女の息子である筆頭バトラーの想い、
強い守護本能を持つ世界最強の竜の矜持、
ユニコーンの魔物である息子を持つ大帝の真意、
成人を迎える王女の抱える秘密等々

様々な魔物と人間達の思惑を孕んで
物語は佳境に向けてハラハラもドキドキも
ワクワクもMAX状態です。

シリーズ最終話は当初今年の秋に発刊予定でしたが
上下巻となり、次巻は来年の発行となっています。

鴇先生が納得のいくエンドマークをうたれることを
切に願って次巻を待ちたいと思います♪

2

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