"喰う×欲する"――互いを求め合う二種の体質。人気シリーズついに完結!

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発情期じゃなきゃ殴ってる! その後の話

hatsujouki jyanakya nagutteru! sonogo no hanashi

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表題作発情期じゃなきゃ殴ってる! その後の話

大神皓,体質:オオカミ,カフェオーナー
宇佐美圭吾,体質:ウサギ,刑事

その他の収録作品

  • その後のその後の話(描き下ろし)
  • 本体表紙…カバーラフ別案&コメント

あらすじ

「ウサギ、俺と一緒になってくれ――」

月光によって性欲が左右され、互いでしか満たされない体質であった
『オオカミ』の大神と『ウサギ』の宇佐美。
しかし二人は“番”となり、その体質は安定していた。
日々幸せに暮らす二人だが、大神はふと、自宅が手狭に感じ、
宇佐美に引っ越しを提案するが…?

プロポーズから始まる新居同棲編♪
人気シリーズ、これにて完結!


■収録内容
・「発情期じゃなきゃ殴ってる!その後の話」第1話~第4話…電子書籍で配信中の作品を加筆修正
・「その後のその後の話」…描きおろし8P
・本体表紙…カバーラフ別案&コメント

作品情報

作品名
発情期じゃなきゃ殴ってる! その後の話
作画
佐崎いま 
原作
高瀬ろく 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
発情期じゃなきゃ殴ってる!
発売日
電子発売日
ISBN
9784046800640
3.7

(18)

(3)

萌々

(7)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
67
評価数
18
平均
3.7 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

末永くお幸せに♪

大好きなシリーズの最新作で、最終巻です。これで終わりだと思うと非常に寂しいですが、家族になった2人のその後や、その後のその後まで見れて嬉しい限りです。

カップルになった2人のお話なのでイチャイチャ甘々を期待していましたが、期待通り…いえ期待以上の甘々に終始ニヤケながら読み、読後は幸福感に浸れました。

ちゃんとプロポーズしたり、新居に引っ越したり、指輪を選んだり…。
孤独を抱え文字通り一匹狼だった大神が自暴自棄になることなく、愛する宇佐美のために前向きになり、溢れ出る幸福感に泣きそうになりました。おまけに、お互いの過去も受け止め、名前で呼び合い…ただただ感動しました。
できれば新婚旅行まで見たかったのですが、2人の末永い幸せを祈りながら、またどこかで会えるとイイなと思ってます。

3

2人でひとつ。出逢えた幸せ。

甘い甘い後日談もついに完結みたいです。
巻を重ねる毎に、大神が激甘になって行くのは感じてたんですけど。もうこれは。愛着の大放出と言って良いでしょう。そもそもはオオカミとウサギという体質。互いにその衝動と熱を治め合う為に始まった関係でしたが、愛を知り、互いに大切に想い合う様になる。発情期じゃなくたって、求め合う様になって行く。大神は常にクールな雰囲気で、大人っぽい包容力を持っていた筈なんだけど。ずっと宇佐美の住んでいた部屋に転がり込んでいた状態。同棲はしていた。でも。自分もカフェを経営するまでになったし、金銭的にも余裕が出来た。同棲はそのまま続けるのは変わらないんだけど、広い部屋に越して、これからも2人で過ごしたい。何だったらけじめとして、プロポーズもしたい。その一言が言えなくて。モダモダしてしまう。今更⁈な、大神の初々しさが可愛くて。まるでヘタレ攻めに変貌したかの様で、とっても可愛いんです。もちろん、断るわけもない宇佐美。
また中盤には、ウサギの発情を迎える前の、穏やかに普通の暮らしをしていた頃の、宇佐美の同級生に再会して。当て馬でも何でも無いんだけど、「俺の知らない頃」の宇佐美を知っているというだけで、ギリギリしてしまったり。そんな嫉妬をしてしまった事を素直に謝ったり。大神がホントもう、宇佐美を溺愛してるさまが良い!凄くいい!BL的にはもうそんなの定番ですし。何を今更感もあるんですけども。それを知った宇佐美が顔を真っ赤にして喜んでるのもまた可愛いくて。

ウサギ体質である宇佐美は、発情期さえ来なければ普通の生活。けれど、大神はその衝動が激しい暴力として噴出してしまう事があるので。大神は宇佐美と出逢うまでは、チンピラの様な荒れた生活をするしか無かった。大神が宇佐美の過去や全てを知りたがる様に、宇佐美も大神の過去を知りたかったけれど。大神には宇佐美に話せる様なエピソードが無いのだ。荒んだ生活。暴力に塗れた日々。
話せる様な事が無くてごめん、と謝る大神の切なさを想って謝る宇佐美の優しさ。
甘さと優しさに溢れた完結編でした。
でも、この設定を活かした過去編や、別カプのスピンオフも有るし。クールなハイブリッド二神署長の件もあるしで。
何となく続いて行きそうな予感。
佐崎いま先生+高瀬ろく先生のタッグは、オメガバースとはまた違ったトンデモ世界観を繰り広げるので、とっても楽しみ。今度は何を見せてくれるのか。楽しみに待ちます。
何はともあれ、お疲れ様でしたー。
ブルーとライムグリーンの爽やかな表紙も好き。

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