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表題作Ωが欲を孕む時

荒尾宗吾
α,バーの店長
生島周
Ω,その日暮らしのフリーター

あらすじ

未だ発情期を迎えていないΩの生島周は、
複雑な家庭環境からαに対して強い嫌悪感を持っていた。
そんなある日、街中で初めての発情期を迎えてしまう。
今まで感じたことのないΩの本能に絶望する周の前に現れたのは――大嫌いなα。
αに襲われる恐怖感から必死に抵抗するが、
その男は悲しげな目をしながら優しく周に触れてきて――⁉

作品情報

作品名
Ωが欲を孕む時
著者
藤間みお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コスミック出版
レーベル
Spicy Whip Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784774732121
3.6

(32)

(9)

萌々

(9)

(9)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
112
評価数
32
平均
3.6 / 5
神率
28.1%

レビュー投稿数2

攻めが良い...


オメガバースの世界だと、発情したΩのフェロモンに負け、抗えずにそのまま本番...
なんて展開はよくあるものだと思います。
けれどこの攻めはそうではありません。

発情に苛まれて苦しむΩを、楽にしてあげようと指やおもちゃを使いますが、決して最後の一線は越えようとしない。
即物的な展開でなかったところは、好感が持てました。

ただこれも、攻めは死別したΩと番の解消をしておらず、フェロモンを感知できなかったらという理由付きではありますが...

1つ疑問に思うところとしてはこの部分。
死別してもなお番を解消しない想いがありながら、新しく現れた受けに心変わりするきっかけが弱いなあと。

受けが救われて、攻めも受けの存在により一歩踏み出すことができる。
流れとしてはスムーズだったので、強い違和感は感じませんでしたが。
ふと、きになってしまいました。

ただ受けの独白から、攻めへの想いが伝わってきていたので、最終的に2人で幸せな結末を迎えられて良かったです。

2

不完全燃焼でした。

めちゃくちゃネタバレです。
その生い立ちからα嫌いのΩと忘れられない人がいるαのお話。

お互いの譲れない点、
・αが嫌い
・忘れられない人がいる

ここをどうやって着地させるのかが、見どころかなと読んでおりましたが、終着点が結局一緒にいてキュンとした。お互いのいいところに惹かれたってところで終わってたので、不完全燃焼でした。
いや、お互い良い人だし、良い子なんです。
その人となりに惹かれるってのは、しごく自然なことだと思います。

続きがあれば読みたいかなって思いました。
なれそめを駆け抜ける物語でしたが、私としては彼らの今後が気になります。

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