海賊α×異世界トリップΩが贈るオメガバース!!

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表題作海賊のツガイ 2

キルクス,26歳,海賊船「ウェナティクス号」の船長・冬弥の番(α)
篠原冬弥,21歳,日本から異世界に召喚された青年・キルクスの番(Ω)

その他の収録作品

  • 海賊のツガイ2〜番外編〜
  • あとがき

あらすじ

異世界に召喚され、Ωとしてαの海賊船の船長・キルクスのツガイとなった冬弥。しかし気になるのはツガイになって以来一度も来ていない発情期のこと。それでもキルクスは自分を好きでいてくれるのかと不安に思い!?

作品情報

作品名
海賊のツガイ 2
著者
天野かづき 
イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784041098059
2.5

(8)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
16
評価数
8
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

違った…

蓮川先生ホイホイで購入。期待していた方が出てこず、やや残念だったので中立より萌にしました。本編160Pほど+その2年ぐらい後のお話30P超+あとがき。

前作で無事番になったキルクスと冬弥。変わらずラブラブで航海中。ある日船を襲撃したところ、中には奴隷たちが。しかもその中には小さな子もいて、身寄りないから船においてほしいと言い出し…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ニコロ(奴隷、10才ぐらい?)、ラウザ、ロシュ、パセル等、船の仲間複数)、リキッド(もと海賊船長)、オルカ(二人の子、後半登場)ぐらい。

++より内容に触れる感想

今回、攻めの出自に関する話がでてくるんてす。よしよし、予想通り♡とほくそ笑んでいたのですが、そこからもう一歩すすむかと思ったのに、すすまないーーーーっっ!違った方向に進んで、終わってしまったんです。

勝手に想像していた方にいかなかったからって萌え下がっちゃうのはダメだなあと思うものの、勝手に盛り上がっていた分、落差が激しく。申し訳ないです。

でもね、出自が明らかになってキルクスは国を出奔、国には兄がいるってわかった訳ですよ。そしたら蓮川先生の絵できらっきらイケメンもう一人!?三角関係!?って期待しちゃうじゃないですか・・・。伝聞で終わってしまって。超残念。この仕込みと思ったものは仕込みにならないのか・・・それとも逆転復活で今度3が出るのか。

今回二人のいちゃこら+ニコロ絡みの事件・解決→無事ご出産、赤子がさっさと大きくなってからのお話というところでおしまいです。うーん。お兄ちゃんとのバトル読みたかったなあ。

2

色々放りっぱなし?

んん?これでおしまい?

今作では冬弥がひたすら悶々と悩み、散々エッチしてた回だったかな?
突然異世界トリップして番になっちゃって。しかも場所は海賊船で相手は船長で自分はオメガで…。赤ちゃんをみんな楽しみにしてるし…。番ってだけで居候も気がすまないし、居場所も自分じゃなきゃって所はないし、発情期は来ないし…で。
しかもキルクスに大きな愛に包まれてるのに、他のことばかり考えてるし。

なんか中途半端なところで終わってしまい、番外編ではすでに赤ちゃんが1歳で。

えーと、とりあえず追手はもう大丈夫なのかな?

ぜひとも子だくさんになってほしいですね。

0

楽しみだっただけに

「海賊のツガイ」の続編。前作から数ヶ月経った世界が舞台となっています。
簡単なあらすじは本編にも書かれていますが、こちらだけでは何が何やらだと思いますので、やはり前作を読まれてからをおすすめいたします。

異世界トリップものでは珍しい海賊船という舞台に、懐が広く余裕のある溺愛攻めと性格が良い受けの甘いやり取り。個性豊かな海賊船の仲間たち…と、好きな要素がたっぷりと詰まっていた前作。
前作のあとがきに書かれていた続編執筆中の文字を見て、これは続きが楽しみだぞ!と心躍らせて発売を楽しみにしていたのです。
していたのですが…ちょっと期待していたものとは違ったかもしれません。
萌と中立のどちらにするか悩み、今回はこちらの評価で。

番となったキルクスと冬弥の糖分多めの甘い関係だったり、乗組員達との賑やかなやり取りもすごく好き。
ごく平和な日本から召喚されたこともあって、海賊船の船長の番でありながら、決して仲間を否定はしないけれど、人から物を奪う海賊行為にやや抵抗がある冬弥。
そりゃあそうですよね。ようは略奪行為が生業なわけですから、暴力とも無縁だった平和な世界からポンと海賊船に乗って、すぐに慣れろといってもすぐに慣れるものでもないですし、割り切ることも難しいと思うんですよ。
なかなか他の乗組員のようには染まりきれないというのに、何も言わずに誰も彼もが優しく気さくに接してくれる。
そんな中で、自分ももっと皆の役に立たなければと引け目を感じながら思い悩む冬弥の心情は理解が出来ます。ここは丁寧に描かれていてとても良かった。
前作同様、冬弥にべた惚れ状態のキルクスとのいちゃいちゃも、とろけるような色気のあるシーンの数々にも萌えがあるんです。

でも、続編なのに伏線回収がそこまでされていないなと感じてしまって。
てっきり冬弥がすごい魔法を使えるようになるのかなあなんて思っていたけれど、そうでもなく。
数少ないΩを欲して冬弥を異世界から召喚したバルクーク帝国についてもあっさり。キルクスの過去もあっさりとしていて、ページ数が少なくなるにつれ、お願いだ…続編があると言ってくれ…なんて気持ちになっていく。
分かりやすくライトに楽しめるといえば楽しめますが、お話の展開は早々に読めてしまいます。
もろもろの事情もすぐに分かってしまい、ベッドシーンも読んでいてだんだんと不安になってくる。
そんな時にそんなにして大丈夫なのか。設定的にはありなのか。

正直、あれ?と置いてけぼりのままブツ切りで終わってしまった気がします。同時収録の番外編ではその後のお話が描かれているものの、なんだかすっきりしないまま。
好きな部分もあったけれど、前作の方が面白かったかな。
個人的にはもうひと捻りがほしかったです。
もっと掘り下げたら面白い設定やエピソードが沢山あったと思うんですよね。

3

うーん

楽しみにしていただけに少し残念な展開でした。

2

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