天野かづき&蓮川愛が送る【海賊×異世界トリップ×オメガバース】!

海賊のツガイ

kaizoku no tsugai

海賊のツガイ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
25
評価数
7
平均
3.6 / 5
神率
14.3%
著者
天野かづき 

作家さんの新作発表
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イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784041097977

あらすじ

ストーカーから逃れようとして池に落ちた冬弥が助けられたのは、なぜか海。それも上半身裸の精悍な男にだった。男を見た途端、発情したかのように体が火照った冬弥だったが、男に「お前、Ωか?」と言われ…!?

表題作海賊のツガイ

キルクス,26歳,海賊船の船長(α)
篠原冬弥,21歳,天涯孤独のフリーター(Ω)

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

甘さもわくわくも楽しみたい方に

シンプルに萌えた。
異世界トリップと海賊とオメガバース。
魔法も登場する世界のファンタジーものですね。
文字にすると属性がもりっと詰まっているものの、王道展開なのでするっと読めると思います。
天野先生らしい甘さはそのままで、さくさくとテンポ良く読めて面白かった!
程よく甘いお話がお好きな方におすすめの1冊です。

今作の主人公であり、受けの冬弥視点で語られる物語。
元同僚から悪質なストーカー被害に遭っている冬弥。
ストーカーとの縁を切ってしまいたい!と、縁切り寺を訪れたところ、そこにもストーカーが現れ、追いかけられ、その結果バランスを崩して境内にある池へ落ちてしまい、気が付けば目の前には黒髪に藍色の瞳を持つ美しい男が。
訳もわからぬまま運ばれ、求め合い、抱かれ、"番"にされてしまっていた…と、続きます。

海で溺れかけていたところを救ってくれた海賊船の船長・キルクスに突然抱かれ、あっという間に番にされてしまいますし、番になるまでの流れを重視する方はうーん?と思ってしまうかも。
理屈じゃなく惹かれるものがあったようなので、おそらく運命の番だったのかなーなんて思うのですけれど。
個人的には、それまでのストーカーが結構な気持ちの悪さだったからかあまり気になりませんでした…ストーカーが本当に気持ち悪くて。

キルクスがですね、26歳の若さで海賊船の船長として皆を率いているからか、懐が広く余裕があって頼れる男前なんですよ。
何も分からない状態の冬弥にも優しく接したり、なんというか、2人のやり取りがとっても甘いんです。
元いた世界に帰りたいと言う冬弥の希望も聞きますし、自分本位にならずに人の話をしっかりと耳を傾けるタイプの攻め。
陸地では冬弥が興味を持つだろうと魔法道具の店に連れて行ってあげたり、情熱的な言葉を自然と口にしたり、行動や言動がスマート。
海賊らしい言葉遣いと、甘さと優しさのギャップが本当に好き!

あとは、受けの冬弥がキルクスを含め海賊船のメンバーと交流を深めていく様子が良かったな。
この世界のことは何も知らないと、そのままキルクスの優しさに胡座をかいて何もしないでいることも、こんな世界には来たくなかったとわめくことだって出来たと思うんです。
けれど、彼はそうじゃない。自分1人のために航路を変更させてしまうことを申し訳なく思ったり、自分に出来ることはやらせてほしいと言う。
分からないことは分からないと言いますし、自分の気持ちを素直にキルクスに伝える辺りにも好感が持てます。
受けも攻めも性格が良かった。バランスが良いです。

海賊船のメンバーも個性豊かで楽しいですし、魔法道具や戦闘シーンにもわくわくする。
ルビー文庫なので、決してページ数的には多くないのですが、このページ数に萌えもわくわくもキャラクターの魅力も詰め込めるのは流石。
冬弥はもしかして…なシーンのこれまでの伏線回収も自然。
キルクスが冬弥の体内に自身を埋め込んだ際に怪我が治癒したと語る辺りで、なんだかこう、くるものがありまして…性癖でしょうか。

キルクスの過去にも何やらワケがありそうで、これは続編があれば読みたいなと思いながらあとがきを見ると、なんと続編執筆中とのことで!今から楽しみ!
キルクスが今の海賊船のメンバー達とどう出逢って絆を深めていったのか?冬弥は魔法を使えるようになるのか?2人は今後どんないちゃいちゃを見せてくれるのかを楽しみにしながら続編を待ちたいと思います。
美味しいところをちょっとずつ食べられる良作でした。

1

続くらしい

蓮川先生挿絵なのでマストバイ。表紙の攻めの表情、がちで最高。いい感じだなあと読み終えたところ、続きが出るらしいとのこと(あとがき)。超盛り上がった!という訳ではないですが、続きは勿論読むよ!と思うので萌にしました。ひ○りTVブックさんで購入、表紙、裏表紙、背表紙、挿絵あり、本編+あとがき(電子特典なし)でした。オメガが貴重品扱いされていて、受けを巡ってバトルって感じのお話です。

配送のバイトをしている時に変な男にストーカーされるようになった冬弥(とうや)。縁切寺にお願いに行ったのですが、そのストーカーに追いかけられて池に転落したと思ったら、なぜかそこは海。海賊船の男に助けられるわ、オメガだ、俺の番にすると抱かれて噛みつかれるわ、日本なんて無い世界にいることに気付くわと大変で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
パセル、ルイ、サリド(海賊)、ラウザ、ロシュ(副船長、航海士)、フィン(魔法使い)、ハルバド(バルクーク帝国の人間)ぐらいかな。海賊船に乗っているので、役割分担がはっきりしていて、「あんた何のためにいるの?」という人物は少なく、良い感じです!ラウザは黒眼帯さんだし、ロシュは穏やか系のようで、次も楽しみだなあ。やっぱりサブキャラがいると楽しい!あ、惜しむらくはインコ等モフ系がいないことかな。

++攻め受けについて

Ωはαを産むための必須アイテム!ということで、貴重品扱いされているのがまず救い。受けは異世界に飛んできた早々に攻めに番にされている(はやっ!)ので、凌辱監禁等々手酷い目には全くあわない!発情期で大変!という記載もないし、さすがルビーさん、天野先生!安心設定!

そして海賊設定。王道海賊。宝物(=受け)を巡って、召喚した国(バルクーク帝国)とバトルする、過去に訳ありなのではと思わせるαイケメン海賊攻めさん、カッコよし!なぜ受けを気に入ったのかというあたりは今ひとつ分からないものの、一目ぼれなのかな?過去何人か会ったΩには全く手を付けなかったというし。続きで攻めさんの過去やら、受けさんに惚れた経緯なんかが出てくると嬉しいかも。

攻めさんはなよなよしてないけど、日本でいろんな人から言い寄られ、守ってくれる両親も亡く、実は心細かったと、攻めに会ってから気付いている方。攻めに抱きしめられてめちゃ安堵している様子に、こっちも安心する心地です。
やれることやんなきゃな、と海賊船で大勢の海賊の腹を満たすべく、厨房で頑張ろうとするところも良いです!

王道なんですけど、攻めも受けも好きなタイプ寄りだったので、続きがめっちゃ楽しみです!バルクーク帝国とドンパチかな。わくわく。

1

心配性の姐さんも、安心してお楽しみ下さい

海洋冒険ファンタジー+オメガバースになります。

で、こちら、失礼ながら、ストーリーにすごく深みがあるとか、読み終えた後に強く心に残ると言ったお話では無いんですよね。
ただ、男前でやたら格好いい攻めとか、真面目で頑張り屋の美人受けとか、攻めが熱く受けを求めるちょい強引なエッチとか、二人の距離が縮む甘酸っぱいエピソードとか。
そんな、王道の萌えが詰め込まれた、とても読みやすい作品と言いますか。
えーと、すごく疲れてるから「難しい事は考えなくていい、ひたすら甘くて可愛くて毒は一つも無い作品をよこしなさいよ!」って時に最適だと思うんですけど。

あと、続編が決定してるそうです。
主役二人は結ばれと、ちゃんとキリがいい終わりなんですけど、黒幕との対決は持ち越し。
このへんが気になる方は、ご注意下さい。
ちなみに、私は主役二人の気持ちが通じ合ってイチャ甘も拝めたので、全然気にならなかったりします。
そもそも天野先生なので、(続編でも)痛くて辛くてしんどい展開には絶対なりようが無いですしね。
まぁそんなワケで、心配性の姐さんも、安心してお楽しみ下さい。
多分だけど。

内容です。
ストーカーから逃げる途中、池に落ちるとなんと異世界へと来てしまった冬弥。
海賊船の船長・キルクスに助けられますが、そのまま「お前を俺の番にする」と強引に抱かれてしまうんですね。
そこで、実は冬弥はオメガと言う存在だと知らされ、そんな概念すら無い現代日本から来た彼は戸惑いますがー・・・と言うものです。

で、訳の分からないまま抱かれてキルクスと番になってしまった冬弥ですが、どうしても帰りたいと言い張る彼の為に、召喚魔法に詳しい人物・フィンに会いに行く事に。
その代わり、帰る方法が見つからなかった場合は、キルクスの番としてここで生きる覚悟を決めると言う契約を交わして・・・と言う流れ。

まずこちら、ちょい引っ掛かるのがですね、この番になるくだり。
冬弥はオメガですが、その概念自体が無く生まれ育ったんですよね。
そんな感じで何も知らない主人公を、出会って早々に強引に番にしてしまう攻め!
いくら冬弥がヒートを起こしていたとは言え、これはちょっと酷い。
あと、キルクスがですね、初対面から冬弥に強い執着を見せる。
ただ、それって冬弥が運命の番だからなんですよね。
こう、運命の番だからってだけじゃなく、冬弥自身にも惚れて欲しいんですよ。
個人的には。
いや、すごく男前だし格好いいし包容力もあるしでいい男なんですけど、ちょいここだけが残念だなぁと。

とは言え、その他は王道の萌えがキッチリ押さえてあってと、とにかく読んでてワクワクさせてくれるお話でして。
いや、舞台は海の上でしかも海賊船。
多少乱暴ながら気のいい仲間達との交流が楽しいなら、軍艦との戦いにはハラハラドキドキって感じで。
この世界ですが、魔法が存在するんですよね。
魔法での攻撃とかだけじゃなく、様々な魔法アイテムなんかがファンタジー好きを楽しませてくれて。

また、一番の萌え処ですが、攻めのスパダリっぷり。
最初こそかなり強引なキルクスですが、その後は結構な甘々溺愛ぶりを発揮してくれるんですよね。
や、船を降りて街に出れば冬弥と手を繋いで歩き、彼の為に料理を手作りしと言った感じで。
う~ん。
キルクスですけど、まさに海賊の船長って感じで、器も大きいし言動もストレート。
「冬弥を番にする事が出来て、俺は幸運だ」ってな感じで、わりと恥ずかしいセリフも臆面なく口にする。
読んでて思わずニマニマしちゃうんですよ。
これは冬弥もよろめくわ~!と。

あとこちら、冬弥がこの世界に来た理由ですけど。
実はこの世界でもオメガは大変希少な存在で、どうしてもアルファの跡継ぎを得る為にオメガが必要な大国・バルクークが関係してるんですよね。
こちらとの対決は持ち越し。
前哨戦のみで終了って感じでしょうか。
まぁ頑張れ! 二人とも!

とりあえず、続編も読もうと思います。

5

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