灰雪の街のサバーカ

haiyuki no machi no sabaka

灰雪の街のサバーカ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
3
得点
32
評価数
9
平均
3.8 / 5
神率
55.6%
著者
帽子 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
ニチブン・コミックス MeltyBullet
発売日
電子発売日
ISBN
9784537143546

あらすじ

裏社会でも指折りのスナイパー・エドガル。老境に差し掛かった男は亡き恋人の影を追いながら、自らの最期の地を探すかのように生きていた。しかし、亡き恋人によく似た謎の男・バルバとの出会いがエドガルの心を揺らしていく――。

雪と白夜(ベールィノーチ)の国を舞台に繰り広げられる、孤独なサバーカ(ろくでなし)たちのロマンスグレーBL

表題作灰雪の街のサバーカ

ファルカ,ガルのパートナー(故人)
ガル(エドガル),スナイパー

同時収録作品灰雪の街のサバーカ

バルバ,ファルカによく似ている
ガル

同時収録作品灰雪の街のサバーカ

ラーラ,ガルのお目付役
シーダ,ラーラと共にガルのお目付役

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

紙で買い直しました

ツイッターでチラチラ見かけてて気になっていた作品。
早く読みたくて電子で買ったけど、この絵とストーリーは、紙の本でじっくり味わいたいやつだった。
どこまでが現実で、どこからが幻想か、灰色の雪の街の寒さを読しみ取るのには、PCのバックライトのディスプレイでは奥行が足りないと感じてしまう。
BLとしては、あからさまな、汁っぽいエロ成分はほとんど無いけど、ちゃんと髭や体毛のある大人の男を描いたこの絵はとっても貴重です。

で、紙の本で買い直しました。
このカバー、黒と銀の印刷だったんですね。
素晴らしい。
本体の紙のちょっとざらっとした質感も良い。
このストーリーには、やっぱり手に重さを感じながら味わいたい。
さらに評価をプラス、と思ったけど、既に神だったか。



3

人生に疲れている人におすすめ

切なくてとても優しいお話です。
読んだ後は作中の吹き抜ける風のような、あたたかな清々しさを感じます。
涙と没入感でしばらくぼんやり夢心地になります。
今から読む方は、あたたかいお茶と甘いお菓子とハンカチを用意してから読むことをおすすめします。

BLというと恋愛ものが多いですが、こちらは人の生き方をフォーカスされています。
壮年男性ならではのシガラミや思いやるが故のすれ違い等、どのキャラも優しさとどうしようもない人間くさい不完全さを抱えています。
人生や自分自身に疲れている人は読んで癒されると思います。

※作品の説明にエロなし、と表記されてますがベッドシーンはありますし、それなりに刺激的ですのでご注意ください。

2

赦しと救済、ひと匙の奇跡をふりかけて

想像を超えて驚きのある作品。
特に前情報無しに読んだ1回め。
え、え〜?よくわかんない⁉︎どんなお話?と戸惑う。
そして作者様インタビューを読んでから再トライ。
登場人物の人間関係や背景がわかり、その上でまた違う意味で…ええ〜⁉︎

生きるためにスナイパーになったガルとパートナーのファルカ。
しかし戦争も終わったのにまだ人殺しをしていることに疲弊しているファルカは精神的に苦しんでいて、ファルカを助けてあげられないガルもまた。
そしてファルカはガルを残して一人亡くなり、今のガルはそのままスナイパーを続けながらも精神的には空っぽのような。
そんなガルに、組織が子供の時からガルと一緒にいたラーラと、ラーラのパートナーのシーダをお目付役として付けているのだが…

シーダが一匹の犬を助けて車の事故で死んでしまう。
大きな、白い毛がふわふわした犬。世話をするガルとラーラ。
だが、ある朝突然に。
ファルカにそっくりな男が部屋にいて…!

生きる意味を無くしていた男が、ひとりの謎の男によって過去を乗り越えていく。
枯れた心と体、生に麻痺した毎日、それらが救われる瞬間…
白夜のある国での、若くもないスナイパー、そんな冷え冷えした世界に舞い降りる温かな奇跡のようなもの。
思いがけないファンタジー要素のある作品でした。

(シーダを喪ったラーラの心にも救済を…!)

3

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