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表題作よつもじ。~過去も、未来も~

岡村康彦
小説家
中井優誠
担当編集者

その他の収録作品

  • もとめる(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

編集者の中井と担当作家の岡村は、プライベートでも仲睦まじいおしどりカップル。

穏やかな日常を過ごす彼らでも、ちょっとしたことで嫉妬したり、お酒の勢いで普段より大胆になってみたり…。

それぞれの想いは熱量を増していくばかりで??

見落としがちな恋人同士の毎日に焦点を当てた最高の日常BL!

ファン待望のなれそめ編も大量収録♡

作品情報

作品名
よつもじ。~過去も、未来も~
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866535135
4.3

(69)

(38)

萌々

(22)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
297
評価数
69
平均
4.3 / 5
神率
55.1%

レビュー投稿数11

なれそめ

つい最近新刊が出たようで、全く気付かず今頃2巻を読んでいます。6割ほどが、なれそめ編。ちょっと若い2人です。1巻から読み返して、中井さんってそこまで仏頂面かな〜とも思ったんですけど、この作品で描かれている中井さんはほとんど先生と一緒にいるので、そら表情も豊かですよね、と。なれそめはロマンティックで、かつ創作物では良く見る感じではある。先生の親との確執なんかも、BLテンプレ感があってなんとも。とはいえ、平和でシンプルなので読みやすい作品です。

電子限定おまけ漫画1枚 先生をもふもふする中井
萌〜萌2

0

なんでもないような日常が魅力的

なんでもない日常をおもしろく描くのって難しいと思うんですよね。
しかも、キャラも地味めでおじさん2人。

それをしっかり人間味を出して、魅力的に描かれている手腕がすごいなと思います。

作家キャラって偏屈で変わり者が多いイメージだったんですが、岡本先生はむしろほがらかで穏やかで。

逆に担当編集者の中井くんが無愛想でとっつきにくいという。
おもしろいカップリングだなと改めて。

でもやはり作家だけあって岡村先生は繊細なところがあって。

その背景も描かれますが、ゲイと恋愛小説家であることを父親に反対されるという、ありがちと言えばありがちな話。

中井くんも子どもの頃から無愛想で周囲から怖いと思われ…と、こちらもそこまでドラマチックではない話。

でも、そんなよくあるような背景を持つ2人だから、またいいんです。

岡村先生が中井くんのことを
「なんでもないようなことでも幸せを感じられる人なのかなって」
「すごく素敵で一緒にいて楽しいです」
という言葉が、まさに本作の魅力を表しているなと。

それを言われた時の中井くんもかわいかった。

中井くんがずっと気にしていたことを払拭するようなことを岡村先生が言ってくれた。
しかも、岡村先生は自分とは真逆のほがらかさで憧れの存在でもある。
それがうれしく、好きにもなったんでしょうね。

前作では岡村先生が中井くん好き好きな態度だったけど、なれそめも岡村先生からぐいぐいだったんですね。納得。そうじゃないと始まらなさそうだし。

岡村先生が告白する時、すらすらと気持ちを伝えてさすが恋愛小説家〜と思いました。

0

何度も読み返したくなる

日常を描いた作品です。ほのぼのとした2人の関係を見られます。
また、冬や夜明け特有の空気感を感じられるお話があり、情景が目に焼き付きました。
受である中井くんの時々思い切りのいい所が物語のスパイスとなっている気がします。
なれそめエピソードでは、路地に入り、攻の岡村先生が中井くんに改めて告白するシーンが印象的でした。普段表情が淡々としている中井くんがたじたじになって赤面しているところはとても官能的だと思いました。
どのエピソードも何度も読み返したくなる作品でした。

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なんでもないからいい!

身体に優しいごちそうみたいに、読んだ後にほっとする作品です。一日の終わり、静かな夜のひとときに、読みながらくつろぎたいです。その他大勢の人々と同じように、毎日コツコツ働くアラフォーのいつもの日常に癒されます。

お気に入りの場面は、中井さんの彼シャツです。なんでもない朝の一場面なんですけど、いちいち尊い。こんなにも互いの生活の一部になっても、同棲には踏み込めない中井さんの心理も、なんとなく大人としてわかりみ~と思ったり。でも、次巻くらいから一緒に住む展開あってもいいんですよ!同じ会社のリーマン同士よりも、作家とその担当編集者って、なんだか絶妙に難しい利害関係があるような気がして、きっと中井さん悩ましいんじゃないかなと勝手に妄想してしまいました(笑)。

大人の深い関係は、お互いの弱みを知るところから!と、この2人の馴れ初めを読んで気づきました。いいところから始まる関係性より安定感があります。こういう過程があったから、この日常があるんだなぁと納得しました。

コミコミさんのおまけは、先生の新たな素顔にときめく中井さん、、でした。日常のなかには、まだまだ思いがけないときめきがあるものなのです!

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ときめく。

『よつもじ〜明日も明後日も〜』の続編。
前作では既に付き合っている2人のお話だったので、どういう経緯で付き合うことになったんだろう…と思ってたところに、出会いと馴れ初めのエピソードがあり、痒い所に手が届いた〜。

先生はいつも穏やかで、優しい人物だと思っていたけれど、意外に繊細で人知れず気苦労の多い人なんだなぁと分かったし、中井もまた飄々としているようでコンプレックスを抱えている人物。
そんな2人がお互いの弱さを曝け出して、お互いの良さも認め合って、寄り添うようになったのかと思うと胸が熱〜くなります。

先生のストレートな告白にはこちらまでポワ〜っとなっちゃいそうでした。
それにしてもいきなりベッド⁉︎ってなりましたが、まだもうちょっと若かりし時だもんね。

先生が落ちてる時に中井に甘えて落ち着く様子が、愛おしいですね。
いつまでも末永く幸せでいて欲しい2人です。

1

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