「俺とヤったら殺られるよ?」

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表題作メランコリックスパイラル

ユーゴ,新人ダンサー
ハル,トップポールダンサー

同時収録作品メランコリックスパイラル

三田倫也,元ダンサー
ハル(新井基晴),トップダンサー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

新人ポールダンサーのユーゴは次回参加するステージのため、東京のとあるショーパブに見学に来ていた。
そこでフロアの注目を一身に集めるトップスターのハルに一目で恋に落ちたユーゴは、持ち前の明るさとフランス育ちの口説き文句で熱烈なアプローチをかける。
二人は短い時間で強く惹かれ合い、そのまま人気のない場所でエッチな行為に耽るのだった。
ハルの可憐さに魅了されたユーゴはナカに入りたいと懇願するのだが、キスも挿入も無しと言うハルには何か訳があるようで――。

【描き下ろし11Pあり】

作品情報

作品名
メランコリックスパイラル
著者
SILVA 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758022606
4

(56)

(25)

萌々

(16)

(10)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
10
得点
221
評価数
56
平均
4 / 5
神率
44.6%

レビュー投稿数10

ハルの表情が……

 顔と肉体、表現と描写、本編とアフターストーリー+特典。どれも最高!それしかないっ!

 私がまだBL初心者だった頃に初めてビッチ系?の作品を読んだのがSILVA先生の「劣情PARADOX」で、その時にあまりの絵の美しさとエロさに衝撃を受け、それ以来パブロフの犬の如く先生の作品というだけでヨダレの出る身体になってしまいました……。
 先生の描かれる、筋肉ミチミチの硬そうな体とお尻が大好きです。
 
 そして、今回の「メランコリックスパイラル」も相変わらず絵が美しくてエロいです。連載の時から読んでいましたが、こちらの方が絵が凄く仕上がっていて肉体と表情がもう……。ハルの伏し目がちな顔が切なくて、色っぽくて……眼福です。
 ストーリーは切ない……、ですが胸が苦しくなるほどの重さはありません。
 それはユーゴの太陽のような明るさと、ハルへの前向きで一途な愛が物語の端々に感じられるからだと思います。
 
 「メランコリックスパイラル」っていうタイトルはきっと、あの事故を境にハルと倫也の二人が陥ってしまった、苦しく辛い心と体の関係のことをいっているんではないでしょうか。それに加えて、回転しながら技を見せるポールダンスとも掛けているようで……秀逸です。

 ユーゴがハルを諦めないでくれて良かった。
 ハルと倫也が“自分の為の人生”を諦めないでくれて良かった。
 ユーゴの一途さと前向きな明るさが、暗い深淵に沈んだ二人の心を救い上げたんですね。
 もう少し、ハルと倫也のストーリーを読みたかった気もしますがそれはまた……。
 
 ユーゴとハル、そして倫也の幸せを願います。

7

済世させるポールダンス、そして乳首も踊る⁈

単行本になったら絶対買おうと思ってました。

乳首は俺のエナジードリンクがモットーのわたくし。絶対乳首強調のお衣装確約のポールダンサーもの読まないわけがない!!
ほんとに大満足です。

キワドイとこ全て強調した衣装最高かよ!!表紙のとこだけで、寿命が10万年伸びました。

受けのハルさんの肢体がどのページもご褒美!
乳首ぐりぐり押し込まれちゃうとこも、吸われるとこもああーーー!!

ストーリーは極めて、真面目で、ハルさんは昔ダブルス組んだ相手のダンサーが舞台の事故で半身不随に、、、
もう昔のよつな恋心はないものの、彼と別れられないハルさん。思い悩んでいるものの、なかなか突破口が見えない。


彼の世話をしているのですが、夜遅くかえったハルさんを疑って、全裸にさせ、すべてを!!チェックします。そのなんたる隠微なことか!
昔は心底愛し合った仲。陰湿な感じはせず、ふたりだけではどうにもできない悲しさが充満してます。

さすが、センチメンタル・ロデオでAV業界を描きながら、被写体と撮る側の人生そのもの戦いと愛を謳ったSILVA 先生だけあるなーと思いました。

それと年下ワンコ ユーゴくんとのあまあまいちゃいちゃの落差が最高です。

身も心も一心同体のユーゴくんとハルさんのポールダンスをみて、納得させるシーンが圧巻でした。目の前でショーをみているかのようです。
BL好き以外の舞台芸術好きな方にも満足する空間が広がっています!とにかく筋が綺麗!

そのあと、ユーゴくんとハルさんが愛し合っているとこを見せて欲しいと懇願するトモヤさんがいい! 自分が抱けないからかわりにというのは100万回読んできましたが、幸せ大楕円のNTR実況初めてです。

乳首と舞台芸術好きな方に是非読んでいただきたい1冊です!

5

優しさ詰まってる

常に思ってるけど、SILVA先生の漫画は優しさとプリケツで出来てると思ってましたがカッコイイが加わりました✨
失礼な言い方ですみません。
ユーゴのオンとオフの表情の違いがすごかった!
外国暮らしの〇〇ファーストな匂いをさせていて
人懐っこいのに本番ではキリッと表情が一変する。
そんなん見たらハルちゃんもメロメロなるわ✨
過去の事故に囚われてた二人をまるっと受け入れたユーゴがスゴイ。
そして、新しい道をも照らしたかのような。
ユーゴを褒めすぎだなw
初めはそんなキャラなんよ、悪ガキみたいな(笑)

御本でも読みました✨
トモヤがステージ見て泣いてる顔見てダンサー達が迎えるシーンにボロ泣き
皆トモヤが好きだし見てもらえて嬉しかっただろうし行動が前に向かっているという現れだったのかも✨
それにしても、難しい事情も知ってるのにただ素直に自分の思いを伝えるユーゴいいわぁ❤

4

ポールダンサーの恋 美しいカラダ見惚れます!

ポールダンサー影のある美人ハルの圧倒的魅力と新人ポールダンサー光属性のグイグイユーゴに、ハルの元ダブルスパートナーの倫也、其々の魅力に、最高のダンスシーン!!最高です!
ハルに笑顔が、倫也に未来が、ユーゴとハルに愛が……!
ラストのポールダンスダブルスシーンの美しさ、2人の、そして倫也の心がシンクロして、涙がとまらないです!!!

1

夜明けのスリーサム

美麗でセクシーな絵柄で、切なくも熱いBLストーリーを送り出してくださるSILVA先生。
本作は、妖しく美しいポールダンスパフォーマンスが舞台となっています。

主人公は、日仏ハーフ?のユーゴ。舞台は日本。
一番人気のポールダンサー・ハルに一目惚れしたものの、ハルはワケアリで…
…というストーリーです。
「殺される」という物騒な言葉での牽制。
ハルのバックはヤクザ?裏社会?と思わせるが。
実は。

これね。
悲しいですよ。
確かにね。こんなに縛りつける権利なんて無いと思うよ。
完全に一方的な執着だし呪縛だし、一種のDV的な支配だと思う。

2人だけの閉じた世界に、明るくて前向きでポジティブで、何もかもキラキラのユーゴが加わる。
その事でやっと時間が動き出すわけだけど。
倫也を思う時。
なんとも言えない感情。

どうなんだろう。
恋人の片方が、付き合っている途中で障害者になったら。
思いを尽くして、
それでも新しい恋に行ってしまうのか。
置いていかれた側は、どうすればいい?
この物語はそういう話ではないよね。だからこういうのレビューに書くのはダメかもしれないけど…どうしても考えてしまうよ…
倫也は足が動かなくても超イケメンだからモデルになれた。
展開としてはみんなハッピー。闇を越えた夜明けの朝日を見るイメージだけど。

ユーゴも考えてたよね。
事故が無ければ2人は…って。
美しい絵柄のエロいBLでそこを見るのは違うのかもしれないけど…ごめん。そこがどうしても気になってる。

作品は「萌x2」。綺麗で読み応えあり。おすすめです。

6

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