ボタンを押すと即立ち読みできます!
正直に言います。タイトルに惹かれて買いました。え、惹かれますよね?このタイトル。
製薬会社の営業マンとして働く菅野瑛斗はβとして28年生きてきたが、突然発情してしまう。βの自分が何故発情するのか、訳が分からないまま会社に戻り、Ω用の発情抑制剤を飲もうとする。そこで遭遇したのは同じ会社の執行役員、辻岳慶一郎だった。
慶一郎に発情を鎮めてもらい、落ち着いたかに見えたその時、瑛斗の乳首からミルクが出てきて、慶一郎に舐めていいかと問われる。よく分からないままでいると了承と取られ、吸われてしまう。
Ωなら誰でもミルクが出る訳ではなく、瑛斗のような遅咲きΩでないと出ないというΩのミルクだが、免疫系に強い効果があるという。実は瑛斗のお兄さんは免疫の病気で病院から出たことがない生活を送っていた。
瑛斗は自身のミルクと引替えに兄の治験に役立ててもらうためにミルクを提供することで慶一郎と契約関係になる。
これ以上は控えますけど(と言いつつまだ続きます)、まぁタイトル通り、えっちぃです!瑛斗が射⚫しないとミルクが出ないので、瑛斗は常に攻められてて(にっこり)当たり前のように乳首攻めも堪能できます。
そしてやはり大手製薬会社のα様、若い頃から婚約者が決められていて、その婚約者とやらが出てきて瑛斗と対峙するんですが、緊迫した場面なのにめっちゃ面白かった!2人のやり取りがどこか噛み合ってなくてちぐはぐで。まぁ瑛斗からしたら28年βとして生きてきたので今さらαとΩの常識を追求されてもそりゃ分からんよなって感じなんですよね。
えちえちだけのお話かと思いきや、全然そんなことないんです!瑛斗は生まれた時から病弱な兄を持っていたので、両親はいつも兄しか見ていなく、どこか満たされない愛情に飢えた人生を送っていた。愛情を向けられたことがないから愛情の向け方が分からない。愛情=人に迷惑をかけない、自分のことは自分でやることと思ってるような人です。そんな瑛斗が発情期の1週間、自分のお世話を何から何までやってくれる慶一郎といて惹かれないはずがないんです。
この1冊にえろもストーリーもそして新しいオメガバースの設定も入っててかなり大満足です!何ならその後の慶一郎×瑛斗の蜜月や、2人の子供、瑛斗兄のその後も読みたいな~と思ってます!
バーバラ先生は乳首がお好きという印象がありますが今作も乳首愛炸裂でございます
エロさはこれでもかと言うまでエロく
オメガバースに遅咲きのオメガが持つ特殊な設定を加えてなおかつそれを書ききるもはや職人…エロいけど必要以上にグチャグチャしていないのにエロいとこも好きです
物語やキャラクターの紆余曲折を堪能したい方にはちょっと物足りないでしょうけど…
今回は28歳まで己がβだと思っていた男がある日突然オメガの発情期が来て
たまたまそこに居合わせたαと関係を持って
セックスで頂点を極めたら乳首から母乳が出て(これに付随する特殊設定あり)と言うなかなか面白い設定な話です
が
ページの7割位はセックス描写なのにそんな設定もきちんとこなすバーバラ先生流石です
射精と共にミルクが出る!?なんてとんちきtkb!?と思いきや純愛でした!!!
家庭環境から人に頼らない、甘えないのが愛情だと思っていた、愛情に飢えていることすら気づかないようにしてた瑛斗が、慶一郎にとことん愛され甘やかされて満たされていくのがエッロエロ!めちゃくちゃドロドロになってるのに、遅咲きオメガの瑛斗は現状受け入れられず、つっけんどんになっちゃうのが意地らしくて!!
慶一郎は瑛斗の反応を見て即座にもっともっと気持ちよくなるように対応、言質を取ってから行為に移る紳士っぷりが素晴らしかったです!言わないと挿入してもらえない~羞恥と欲のギリギリなとこ堪らんです!
慶一郎はミルクにしか興味ないんだろ…って後ろ向きになってからのすれ違いも切なさありつつのコミカルで、番の契約にそんな設定あるの!?とこちらも思っちゃいました。オメガバ無限大すぎる!!
tkbは愛されて愛されてナンボ!!なうえに、奥まで開いて、突っ込まれて、開かれてくさまが淫猥すぎるわ、瑛斗の身も心も委ねてく変化か可愛いわで大変でした。
授乳ものって甘えん坊なイメージあったんですが、二人とも男らしさ全開なのも良かったです!!!
ミルク噴射系BLといえばバーバラ先生の「下僕には極上ミルクを」が傑作だと思うのですが、この作品はそれにオメガバの味付けを施したような感じで楽しく読めました。
ただ、受けがオメガなので、おっぱいからミルクが出るのは、そこまでおかしなことではないのかな?と感じてしまい、個人的には「下僕には〜」ほどの強烈なトンチキ感(いい意味で)は感じなかったかも。
よく言えばオメガバースの世界観に、おっぱいミルクを出せる男性、という存在がマッチしている。もうオメガバの受けは、全員デフォルトで噴射できるようにしようか(暴論)。
中盤、攻めと受けがなかなか心の距離が縮まらないのがジレジレします。攻めはめちゃくちゃ矢印出してるのに、受けがつれない態度なのがもどかしい! 夕食の誘いを断られた攻めが、本気で凹んでるのがかわいそうで可愛いかった。
受けは遅咲きのオメガだからというだけでなく、育ってきた家庭環境生い立ちからも、素直に愛されることに慣れない、というのがあって、そのへんの事情はちょっと切なかったです。
だけど攻めはずっとブレずに受けを大事にしよう、と思っているのが伝わるキャラなので、溺愛攻めが好きな方は大満足できる内容だと思いました。
初めての作家様です。
斬新なタイトルと表紙に惹かれて購入しました。
ある日、ベータからオメガへと突然変異した瑛斗。
突然の発情期で、会社に戻って抑制剤を飲もうとするのですが、
そこで会ったアルファに流されて、そのままエッチしてしまいます。
その相手が同じ会社の執行役員でー…。
と、始まりはあるっちゃありそうな話なのですが、
瑛斗の胸からミルクが出てきてびっくりします。
タイトルの乳雫とはそういうことなんですね。
エロがとても濃くて素晴らしいのですが、
エロだけじゃなくて瑛斗の心の動きや
慶一郎の心の動きもしっかりとわかって
切なさや歯がゆさも感じることができました。
オメガバースものだけど、よくある感じではなく
そこが新鮮ですごく好きだなぁと思いました。
慶一郎の溺愛っぷりもよかったので、
溺愛攻めが好きな方にすごく良いと思います。