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雰囲気がいい
なかなかよかったです。
雰囲気のあるキャラたち、脇役がよい役回りと呼んでいて面白い作品でした。
一軒家に寂しく暮らしている青年。どこかけだるげで仕事をしている風もないのですが、実は大家さん。
気のない風でありながら、実は寂しがり屋なのかもしれません。
一方は、誰とでも仲良く鳴ってしまいそうな17歳。明るくて、手練れの風を装っているけど、実はウブで、こちらも寂しがり屋。
愛されることを心のどこかで切望しながら、それを隠して生きている。
そんな二人が出会って、次第に近づいていく様子がリアルに描かれていて面白かったです。
菫と菖蒲なので花がテーマの命名でしょうか。
菫の兄がよい人で、二人の関係に重要な役割をしていたように思います。恋愛ではなく信頼できる兄弟として二人を見守るという。
最後までさらっと読めてしまった感じですが、読後感は悪くなく、よいドラマを見たような感じでした。
大洋図書さんのよいお仕事も健在。
年の差10個
イケおじやば〜い！！ひげの良さに気づいてくるとイケおじの顔面ステータスの高さが改めてわかる。最高。
というかこの2人、年の差が10あるからなんだろう未来が見えない…まあこういう漫画は未来なんか知りたくもないけど（（）
あと名前がちょっとだけ特殊すぎる（小声）
というか兄弟？いるじゃないですか、みずきとすみれ。すみれくんのほうが身長高いの、そう、弟の方が身長高いの！ここまじで萌えポイント高いと思う！！！←
3人の関係性がすごい好きでキレーな終わり方だなあって思った。性に奔放で心配になる受けの主人公はよくある設定だと思うけど物語の展開が好き！読む価値はある！
あっさり。
同じ施設で育ち、血は繋がっていないけれど
兄のように慕っていた瑞貴に会うため彼の住む街まで来た菫。
なかなか通じない電話や瑞貴の意味深発言から
どんな理由で会うことが出来ないんだろうか？とハラハラしつつ
孝明と菫の衝動的に始まった関係から、徐々に心が動いていく様子にはドキドキして読み進めました。
いざ理由が明かされると、あまり深くないところでのすれ違いというか…
施設を退所した瑞貴はこれまでのようには側にいられないので無理にでも距離を取ろうとしていた、という感じで。
それに菫も薄々気付いていたなら、なんでこんな拗れるのかな？とちょっと疑問に思いました。
というか、本当の家族じゃないんだからお別れしなさい、なんてことを言う施設職員のことが許せなかった。
だから逃げ出した菫は悪くないのかなとも思えました。
孝明はあっさり菫の誘惑にオチるチョロい人だったけど
気怠げで適当で、でもちゃんと大人なところもあるのが良かったです。
深いお話をにおわせるようなところがあったのに、結末はやや拍子抜けだったかなと思いました。
意外と…
意外とあっさり読了。
年上×年下の年の差設定に惹かれたのと、試し読みして気になっていたので購入。
同じ施設で育った、血の繋がりはないけど兄と慕っていた人を探しに来た受けの菫くん。
チャラくて、ちょっとビッチな子です。でも、お兄ちゃん大好きっ子。
あることがきっかけで、そんな菫くんを家に住ませてあげる、攻めの孝明さん。大人！渋い！大人の余裕があって素敵！
当初、菫くんのお兄さんの瑞貴くんが、頑なに菫くんを遠ざけようとしているので、一体何が原因なんだ？と、とても気になっていたのですが、「あ、そういう理由？ふぅーん…それだけ？」と、私は正直ちょっと拍子抜けでした。
いや、孝明さんと良い感じになってたから、なにか大きな爆弾を投げ込まれて、ちょっとドロドロ展開になったら嫌だなとは思ったけど、意外とあっさりお兄さんと仲直りと、孝明さんとくっついて…うん、あっさり。
それに、菫くんまだ高校生なんだよね…え、そんな簡単に施設出ちゃって良いの？って、首をかしげた終わりでした。お兄ちゃんと暮らせて良かったね！とは、思うものの…それは卒業してからでも良かったのでは…？お兄ちゃん、まだ働き始めたばかりでしょ？正直、いっぱいいっぱいだと思うけど…だったら、まだ孝明さんと暮らした方が…と、思ってしまった。
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