キスしたら君を殺してしまう

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表題作鬼と男娼

和樹
鬼に変化する大学生
光國
妖怪の世界で男娼として働く大学生

同時収録作品鬼と男娼

モブ妖怪複数
光國
大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

キスしたら君を殺してしまう
鬼に変化する大学生×妖怪専門風俗の男娼
本格派異界BL

大学生の和樹は、同じ大学の後輩・光國に片思いをしている。
バイトを終えた深夜、和樹は偶然光國の姿を見つけ、声をかけようと後を追う。
しかし見慣れぬ門をくぐった先には、なんと妖怪の世界が広がっていたのだ。
光國は和樹を「妖怪専門風俗」へと案内し、「ここが僕のバイト先だよ」と告げる。
さらに和樹は光國の客の嫉妬を買い、鬼に変化する悪戯をされてしまって――。

作品情報

作品名
鬼と男娼
著者
もづ九 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
Charles Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815501778
3.8

(39)

(11)

萌々

(16)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
148
評価数
39
平均
3.8 / 5
神率
28.2%

レビュー投稿数7

鬼化が最高

人外好きの味方だと勝手に思っている、もづ九先生。
今回も最高でした。妖怪の世界は魅力に溢れていて、世界観に浸ることができます。

受けがただ快楽を求めて男娼をしている、結構ビッチな子だったので驚きました。
純粋そうな見た目とは裏腹なそのギャップは、なかなか衝撃です。
この受けの、攻めの気持ちを受け取らないところにはヤキモキさせられました...
過去のことがあるのはわかるのですが、自分の殻に閉じこもるのではなく、もっと寄り添ってあげたら良いのに。

攻めが普通に良い青年だったので、なにがそんなに駄目なのか疑問に思ってしまいました。

心情描写の面では少し不思議に思うところはあるものの、妖怪要素を存分に味わうことができたので、本当に楽しかったです。
特に攻めの鬼化後の、身体中に現れた目や口が好きでした。人外感が高まって興奮します。

0

ちょっと予想外

初めて購入した作家さんです。
異形に買われる男娼ものなのかなーと思って購入したら少し予想外で一瞬躓きました。
帯の謳い文句が少し大げさというか…
話も設定や世界観はおもしろいのですが、ストーリーがあと一歩足りないというか。
痒い所に手が届かない感じがありました。

アナログ風の絵は好みじゃない人は好みじゃないかもしれません。
ただ、期待した以上に異形(妖怪)との絡みがしっかりと描かれている!
あまりこのタイプのジャンルに詳しくないのですが、商業の中ではしっかり異種姦が描かれている方ではないでしょうか?
身体もプレイも人間とは違うエロに大満足です。

和風な異種姦ものに興味があるなら読んで損はないと思います。

1

人外モノ

同じ大学の少し不思議な黒髪男子に一目ぼれしてしまった攻め。
話はできるようになったけどそこから進展できず…

バイト帰りたまたま黒髪男子を見かけ声を掛けようと着いて行った先に妖怪がうようよ
そこで黒髪男子が風俗店で働いていることを知る
それも妖怪相手の娼夫

ひょんな事から妖怪に興奮すると鬼になってしまう悪戯をされてしまう攻め
鬼になってる間は理性が飛んでしまうため自分が何をしているかあまり覚えていない
そんな鬼と何度も体を重ねて性欲処理をしてくれる黒髪男子
黒髪男子がなぜ風俗店で働いているのか…

て感じのお話です。

お話の中に出てくる妖怪たちが普通に可愛いですw
人外がちょっと…という人にはお勧めしませんが何でもイケるぜ!!!って方にはお勧めです^^
妖怪との複数プレイやち〇こも人外
でも受けは人間なので穴のサイズも普通だぜ^^

そんな人外セックスがお好きな人はどうぞ!




1

がっつり人外ラブ

初買いの作者様です。
絵柄は少し好みが別れると思います。
個人的には好きでした。


コミュ力高いワンコで一途な大学生攻×妖怪が見える不思議ちゃんなビッチ年下受というカプです。


お話は単位のかかった課題を教えてくれた光國(受)に一目惚れした和樹(攻)。
普段、誰に対してもコミュ力が高い和樹だが光國に対しては上手く話が出来なく悩んでいた。そんなある日、深夜にバイトを終えた和樹は光國の姿を見つけ声を掛けようとして後を追う。
しかし門をくぐった先は妖怪の世界で………という感じで始まります。

とにかくガッツリ人外さんたちとエッチしていますので先ずそこに注意が必要です。
和樹はずっと一途でワンコでめちゃくちゃ応援したくなります。
光國に関しては幼少期からキスに興味を持ち妖怪とばかり過ごして俗世に疎い妖怪限定のビッチになってますね(笑)
妖怪専用の風俗でネコ専で抱かれまくってます。
和樹は光國の仕事に対して悩みでも好きで自分だけを見て欲しくて言っちゃった言葉で傷つけたことに対して反省してちゃんと知ろうとしたりとにかく一途なワンコ!
もうめちゃくちゃ応援したくなります。
ただ個人的に光國はあまり好きになれなかったな…。
子供の頃に自分が否定されたからって自分の事を否定しない妖怪の方が好きって逃げてるだけでは?光國は知ろうと努力しないの?自分を否定しない人だけ選ぶのは楽なだけなのでは?自分が誰かを傷つけることがあるとは考えなの?と色々とモヤモヤしてしまいました。

人外モノ好きでビッチ受が好きな人は楽しめると思います。

1

めちゃくちゃ鬼です

もづ九先生の人外の独特な世界観が好きです。

タイトルの「鬼と男娼」の鬼とは妖怪の悪戯により和樹の姿が仰々しく変化してしまったもので、鬼化して完全人外の外見となった和樹と妖怪専門風俗店で男娼をしている光國とのえっちは迫力があります。
見た目、めちゃくちゃ鬼です。
さらに和樹の理性がトんでいて、抑制もできず光國をそれはもう乱暴に抱いているのでぱっと見は襲っているみたい。
でも妖怪さんとえっちするのが大好きな光國はハードなのも慣れてるから、と動じませんし、なんなら他のモブ妖怪たち(こちらも完全人外)とのえっちも嬉々としてこなしています。
妖怪たちは美化されているわけではなく、本当にガチの妖怪のビジュアルなので好きな方にはぶっ刺さる描写だと思います。

そんな光國に片想いをしている和樹は告白をしますが妖怪さんとのえっちはやめられないと断られてしまい…。

和樹の鬼化がどんどんと進んでいくので何か不穏なことになっちゃうのでは…と思いましたが逆に鬼化がもうすぐ解けていく兆候みたいなもので。
だけど、それはそれで鬼化しなくなったらあの光國にどうアプローチしたらいいんだろう?とか、光國の天然ビッチ観念がブレないのでどうなることやらと気を揉みましたが、和樹の歩み寄りに光國の心が動いて収まるところに収まりほっとしました。

光國の人外とのえっちシーンのインパクトが強いので、和樹の人間の姿とでいたしたえっちがなんだかすごく新鮮に感じました(笑)
お互いの気持ちを尊重し合おうとするふたりが微笑ましかったです。

2

好みが分かれそうな作品ではあるが

初読みの作家さま。タイトルから、男娼を買う鬼の話、だと思って手に取ったのですが、その予想をいい意味で裏切られる、そんなお話でした。





主人公は大学生の和樹。
彼は以前自分に親切にしてくれた後輩の光圀に片想い中。深夜、バイトを終え帰宅しようと思った和樹は偶然光圀を見かける。今が自分の想いを告げるチャンスでは?と思った和樹は光圀を追いかけるが、光圀がたどり着いたその場所は妖怪の世界で…?

というお話。

優しく穏やかな光圀は子どもの時から妖怪の類が見えるのだという。
そして今は、その妖怪相手に身体を売っていて―。

で、タイトルの「鬼」。
これって和樹のことなんですね。読み始めたとき、和樹が生粋の(って言うと語弊があるかな)鬼なんだと思っていたのですが、光圀にご執心の鴉にいたずらで鬼にされてしまうんです。

性的な興奮を感じると鬼に変化してしまう和樹と、妖怪相手の男娼をしている光圀の恋のお話。

妖怪とか鬼とか、BLでも割と登場する設定かと思いますが、今作品はもづ九さんの描かれる絵柄の雰囲気もあって、結構リアルっていうか、可愛いとかカッコいい系の「人ならざる者」ではなくって、ちょいキモっていうと失礼かな?そんな感じのキャラが描かれています。

これがねえ、味があるっていうのかな。
妖怪の姿がイケメンでないからこそ滲み出る世界観が凄く好き。

序盤、鴉に抱かれながら光圀が客に「キスはダメ」というシーンがあります。男娼ものあるあるだなと思っていたのですが、この「キスは不可」という部分がキモになっているんですね。そこからすれ違っていく和樹と光圀の恋の行方にハラハラしました。

光圀が男娼ということもあるのでしょう、濡れ場は回数としては多めのエロ度はやや高めな作品。ですが、エロに特化しているという感じはしません。

リアルな妖怪たちのビジュアル。
ちょっと癖のあるもづ九さんの絵柄。
そして光圀が男娼をしている、その理由。

それ故に好みが分かれそうな気はしました。が、よくある男娼ものとは一線を画す、そんな作品。個人的にはめちゃめちゃドツボに突き刺さる、そんな作品でした。

3

刺激的!えろ面白い!本格派異界BL

好みが分かれるというか、無理な人は絶対ムリ!って要素がいくつか含まれてる作品だと思います。
私はかなりハマりました!わくわくして夢中になれるストーリーと刺激的なHシーンが良かったし、異界の背景の描き込みは目が楽しくて、この世界観にどっぷり浸からせてもらえました。
一話はまさにあらすじの通りで、和樹は興奮すると鬼になる体にされてしまいます。初変身では理性を保っていられず、目の前の光國を襲います。かなりリアルな鬼姿の和樹とのHシーンは体格差も結構あって、迫力がすごかったです。無理矢理ですが、光國は本気で妖怪とのHが大好きなキャラなので悲壮感は無いです。
ただここは好みが分かれるんじゃないかな。光國は不特定多数の妖怪とHしたくて積極的に男娼をやってるキャラで、作中の初Hはリアルな鴉とのH、他に複数の妖怪を相手にしたりと性に奔放なので。
光國が妖怪を好きになった理由は切なくて、光國を形成する根底に関わるところだと思います。変わった趣味や好きなものを否定されたくないって気持ちは共感する人も多いんじゃないでしょうか。
二人はちょっとした誤解ですれ違いますが、鬼姿の和樹がバッチリ決めてハピエン。光國が抱えてきたものがやっと晴れたような描写で、すごく良いシーンでした。
人間姿の和樹とのHは最後に1回だけ。初々しくて可愛くてきゅんきゅんです。
描き下ろしは鬼姿の和樹と男娼プレイ。さすが妖怪って感じの便利な機能が搭載された体になってて、すごくHでした。大好きです!

4

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