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けものは奥まで鳴かされたい

kemono ha okumade nakasaretai

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表題作けものは奥まで鳴かされたい

桐人,あずきが買われた城の城主
あずき,攫われオークションにかけられることになった子猫の希少種

その他の収録作品

  • けものは島で愛されたい(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

オークションで売られた子猫の稀少種・あずきは、城主の桐人と性交の演技をすることで命を救われた。
発情して「抱いて」とねだるあずきに桐人は稀少種を絶対に抱かないと宣言する。
優しい桐人にどんどん恋していくあずきだけど、ついに桐人の誓約の理由を知って――
「セックスは欲望じゃない愛しいって気持ちを伝える方法なんだ」
絶対抱かない紳士スパダリ×絶対抱かれたい発情ネコのドラマチック溺愛BL!
甘すぎ新婚初夜withまたたびプレイ!たっぷり25P描きおろし

作品情報

作品名
けものは奥まで鳴かされたい
著者
南国ばなな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799753347
4.4

(60)

(35)

萌々

(16)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
263
評価数
60
平均
4.4 / 5
神率
58.3%

レビュー投稿数11

絶対抱かないスパダリ紳士が

なんてよく出来たお人だ!桐人。
希少種の人権を誰よりも大切にしてくれて。その理由が悲しいです…。

絶対抱かない紳士VS絶対抱かれたい猫の戦い?

問題が解決してからは桐人がまるで別人で!愛の言葉と欲望が溢れ出して。
幸せにしたい、家族にも安心して欲しい。
大きな愛ですね!

前作のカップルも最後に出てきます。

桐人が南の島でもスパダリで。どこででも立派な紳士です。
新婚初夜もまぁ〜エロエロですな。新居でマタタビでニャンニャンでした。

0

萌えポインツたっぷり

なわいらしさ、エロさ、萌えポイントが押さえられた絵がいいですね。
触れる手、ハグ、あずきの腰の反らし方からの小さいお尻のラインが特に好きです。

あずきが素直な元気っ子で、桐人を好きになってからも、すき、すきと伝えるのがかわいい。
エロにも素直で自分からねだるのが萌えです。

桐人が紳士でスパダリなのもいい。

ストーリーはファンタジーに徹していて、ご都合主義的な面は否めませんが、テンポ良く見たい場面でどんどん進むので、満足度が高いです。

見たいものを見たいタイミングで次々と見せてくれる展開と先生のセンス、手腕にすっかりハマってしまいました。

1点、桐人の目の中の虫が超苦手でした。

0

優しい気持ちになれるお話です

オークションで売られて桐人さんに出会います。

人間を嫌いっていたあずきくんですが今まで出会ってきた人間達とは違う優しい桐人さんにだんだん惹かれていきます。

また朱雀を騙すためにエッチをしているフリをしたりと桐人さんがあずきくんをすごく大切にしているのが伝わってきます。

2人の気持ちが通じあってからのラブラブイチャイチャは見ていて幸せな気持ちになりました!

健気で一生懸命なあずきくんが可愛すぎでしたし、エッチもすごくエロくて最高でした。

おしりが桃みたいに描かれててそこも可愛いかったです!!

1

甘い攻め様の素晴らしさ!

攻め様のキリト様はもう最初からずーっとかっこいいです。美しいしスパダリですね。
受け様のあずきちゃんもすっごいかわいい!猫ちゃんの良さ全開で愛されるべく存在する受け様でした。
内容は前作と同じ世界観、ただ今作はより深く、希少種の価値である“治癒”が大きく絡んできます。
ここからはネタバレになるのですが、攻め様の心の傷や呪いがあり、二人はセッまでいかない発情描写が続きます。これがもどかしくてたまりませんよ〜!
あずきちゃんの可愛さが全開になります。
さらに物語がすすみ、二人の心の距離が近づくと攻め様の溺愛っぷりが本気をだします。もうね、読んでいて幸せでした。初めて結ばれるシーンは意外にアッサリでしたが、以降ずっとラブラブしてくれます。
作画も綺麗だし物語の世界観もかなり好きなのでケモミミ、スパダリ、溺愛が好きな方はかなり満足できると思います!


2

「ケガしてるならその傷拭うし、精一杯の温もりをあげる。」

「けものは奥まで愛されたい」のスピンオフ。というか同じ世界線上の物語。
同じ世界線上の筈なんだが、屋敷の装飾や主従関係といい、何だか時代感は前作より昔に感じられる。描き下ろしには前作のカップル、瑛一 × ハク も登場するので、何だか不思議な心持ちがする。どうやらあずきの方がハクより年上の様だ。ハクの幼さを思うと今更ながら瑛一のヤバさは強調される。

人買いに攫われた猫獣人のあずきは、病に冒された貴族の家臣・朱雀に買われるが、心優しい主人のキリトはその度に彼等を逃してあげていたのだと言う。朱雀にずっと見張られているので、簡単に逃す事が出来ないと悟ったキリトは、あずきとセックスするフリをする。希少種の獣人の体液はキリトの病いに効くかもしれないというのだ。演技をしているだけ、の筈なのに。キリトに身体を揺さぶられている内に感じてしまい、イッてしまうあずき。
キリトは瑛一とは違う。そんなあずきの乱れっぷりを見てもおいそれと抱いたりはしない。
キリトの父が、希少種を買っては凌辱し、死なせていた事、幼かった自分には彼等を助けられなかったことを悔いていて、父に降り掛かった奇病に感染している事を、自分の罪と罰なのだと受け入れているのだ。聖人であり紳士なのだ。
なので、発情するあずきの処理を手伝いこそすれ。2人が恋をするまでは、想い繋がるまでは。セックスはしない。
キリトに巣食っていた寄生虫の最期は意外に呆気なかったけれども。
あずきの愛情がキリトを救う。
キリトに忠誠を尽くしている朱雀も、玄も。元は孤児で、愛情深い人たちだった事も後に明らかになる。おまけにキリト本人も残忍な父と血縁関係が無いということも明らかになって行く。
雪深く閉ざされたロシアの最北の様な国から。あずきの育った南国へと向かう。
描き下ろしには、あずきの家族に迎え入れられ結婚するという優しさに満ちたエンディング。

エチはばなな先生らしいエロさ。グズグズ。
不思議なのは、朱雀はあずきを性玩具として買った訳ではないのに、あずきは紐パンツで局部を僅かに被せるもの、をずっと穿いている。あずきの好みなのか何なのか。気になってはいる。

0

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