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表題作イジメたいほど愛してる

タカシ
イジメっこのような?高校生
春喜
イジメられっこの?高校生

同時収録作品狐の嫁入り

広瀬透
会社を退職したばかりの青年
花之尾狐

同時収録作品異文化♡コミュニケーション

ラインバッハ
提督
羽田高幸
土佐藩士で提督の元で勉強している書生

同時収録作品迷える子羊

神谷祈
高校生
柴羊一
高校生

同時収録作品教育的私情

古賀
教師
小川
生徒

その他の収録作品

  • おまけ

あらすじ

小学校のときからタカシはボク専属のいじめっ子。6年たって高校生になった今では、誰もが認めるダメッ子に成長。
悪ぶってボクに絡んでくるけど、それってグズでヘタレな証拠じゃないか?―ー――― 早く勇気を出して告白してみろよ!!

いじめっ子×幼馴染み、提督×書生、高校生神父×懺悔する高校生、バスケ部顧問×高校生……etc.
ちょっぴり歪んだ恋もスッキリさせちゃうセクシャルラブ傑作集。(裏表紙より)

作品情報

作品名
イジメたいほど愛してる
著者
水上シン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832284388
3.5

(15)

(2)

萌々

(5)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
52
評価数
15
平均
3.5 / 5
神率
13.3%

レビュー投稿数8

ギャグあり、腹黒あり、の多彩な短編集

5作品収録の短編集。

「イジメたいほど愛してる」
小学校の頃からハルキをいじめているタカシ。高校生になってもちょっかいかけてきて手も握ってこないんだから。待ってるのに…
…という感じで、何ともヘタレでダメっ子なタカシだけど、歩道橋の階段で落ちそうになったハルキを庇って怪我をしてからハルキを家政夫代わりに家に呼びつけてあんな事こんな事…
両想いでもハルキの尻に敷かれちゃってるタカシはおバカで憎めない。

「狐の嫁入り」
子供の頃森で出会った不思議な少女…
透は会社員になって人事部長の娘と婚約するが、指輪を渡した日の夜に突然部屋にやってきて涙を流す課長を思わず抱いてしまい、婚約を破棄して退社してしまう。
だが今度は課長が実家にまでやってきて…
課長はあの子供の頃の不思議な少女、いや狐神…
幻想とエロの融合した物語。お狐さまの一途な恋心が叶い、眷属たち皆で祝福の花嫁道中です。

「異文化♡コミュニケーション」
明治時代?
黒船で日本にやってきた提督の通訳に雇われた土佐男児の羽田。
提督は外国の風習を知らない羽田を丸め込んでハニー/ダーリンと呼び合い、抱き合ったりキスしたりのやりたい放題。真面目な羽田少年は一生懸命に提督の言う通りにしている。
だが、ある日の舞踏会で女性と踊る提督を見て提督への恋心を自覚し…
提督も遊びではなく真剣だったので許しましょう。

「迷える子羊」
家が教会で、高校生ながら両親の代わりに神父の仕事もこなしている神谷。
ある日懺悔室に同級生の羊一が入ってきて、男を好きになってしまいました、と懺悔をはじめ…!
懺悔室でいやらしい告白をさせる神谷に、どんどん告白が過激になっていく羊一。
なのに学校では目も合わせず、神谷の欲望は膨れ上がる…!
これは羊一が罪深いです!読者に信者さんがいたらイヤな気分になりそう。
物語としてはハッピーエンド。

「教育的私情」
部活中に捻挫した小川を心配する教師の古賀と保健室の先生の高村が、小川を家まで送る。
家には家族がいなくて、高村が小川の体を診察するとキスマークが!
どうやら義理の兄にいたずらされているらしい。
高村の質問に誘導され、小川は高村と古賀の前で肌を晒し痴態を見せ始める。古賀は興奮し…
これ、「腹黒特集」への作品だそうで、うん、確かに!ある意味どんでん返しでした。

「おまけ」
タカシとハルキのその後。相変わらず毎日体育館裏にハルキを呼び出すタカシをすっかり尻に敷いてるハルキ。

2006年という事で絵柄は少々古めでエロは濃いめ。収録作は全てハッピーエンドですが内容や展開は多彩だと思う。引き出しが非常に多いので何を読んでも面白い。

1

コメディ度合いが好みでした

全部で5つの短編が収録されています。
キャラの絵も背景もとても綺麗で丁寧だなと感じました。
今回は全て日本が舞台ですが、1作品だけ明治維新を舞台にしていて他は全て現代のお話です。
その中で1つファンタジーが入っているのですが、私はその作品が収録作品中、一番好きでした。
「狐の嫁入り」というのですが、妖艶で怪しげな受け様がとても魅力的でした。
水上さんは現代ものもいいのですが、こういう日本的なものや、今回はなかったですが中華風な要素が入ると魅力が更に増す気がします。
他には明治維新の頃を舞台にした「異文化♡コミュニケーション」。
洋風な軍服やドレス、若侍の和服姿が素敵。
男前なんですがどこか変?な攻め様と、素直でちょっと天然?な受け様のコメディぶりが楽しかったです。

1

煩悩まみれの神父さま

短編集です。どの男の子も綺麗でエロを堪能できます。中でもお気に入りは、最後の2つです。

『迷える子羊』
家が教会の神谷は、父親の代わりに週5回信者たちの懺悔を聞いています。ある日、聞き覚えのある声だと思ったら、クラスメイトの羊一だったのです。なんと、男が好きで胸が苦しいと言う羊一。興味本位で、毎晩どんなことをするのかと聞いて、目の前でやらせるのです(懺悔室の窓の金網越しなので顔は見えません)そして、何度目かの時に、羊一は神谷の名前を呼んでしまうのです。好きなのが自分だと分かって喜ぶ神谷。我慢できずに懺悔室に飛び込みます。実は、家が教会で懺悔を聞いているのが神谷だと知っていた羊一。可愛い顔して腹黒なところが萌えました。

『教育的指導』も、おとなしくて可愛いと思っていた小川が、したたかに義兄と意中の先生を手玉に取るところがゾクゾクしました。

他の短編も、まとまっていて面白くて、満足できました。

1

短篇集

まあ標題はありがちな設定な感じでしたけど、
それ以外の短編は、
ひとつひとつ個性があって、いい感じでした。

それにしても、水上さんのエロは、
色っぽいですね。

受けの体がめっちゃ柔らかくて、
「一体どこまで曲がりくねるんだろう」
って感じです。

一番好きだった短編は
ダーリン提督(攻め)と、ハニー(受け)ですかね。

もう完全にコメディです。

ダーリン提督は何も知らないからって、
ハニーに異国の何を教えてるんでしょうね???

ラストの
みんなの前でのキスシーンには
爆笑でした。

水上さんのコメディタッチの作品が
もっとみたいですね。

0

好きな子をイジメる幼稚な攻め、カワイイわ~

表題作、最初の二ページで心つかまれました。
この二ページの完成度、半端ないと思う。たったこれだけで、昔から今にいたるまでのすべての関係性が見えるっていうか。
バカだよね~~この攻め。
好きな子をイジメてしまう幼稚なバカなんですが、すべてを受けに見抜かれて実は転がされてるっていうのが更にバカ。間抜け。で、そこがカワイイ。

表題作以外も面白かったです。
いろんなシチュエーションで、ヒネリもきかせてあって。
大人しくてか弱そうに見える受けが、実は腹黒だったり女王様だったりってパターンを描くのが本当に上手いなぁと思いました。

0

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