単行本版(初回限定小冊子&電子限定描き下ろし付)
特に波乱もなく、とにかく二人の日常が描かれている、幸せで仕方のない最終巻です。
こんなに幸せたっぷりな日常、ある?
好きな人から拒まれることなく、100%の愛情を表現できる幸せ。自分のことを好きと言ってくれる人から愛情を受け続けられる幸せ。
普通に言ってしまうと重いであろう事でも、軽やかに受け取ってくれる恋人。小さい言葉でも忘れずに気にかけてくれる彼氏。どの姿も幸せで、幸せ過ぎて、泣いてしまいました。
幸せで泣くなんて、自分の人生でも殆ど無かったのに。
重い作品で「ハンカチのご用意を」は聞いたことあるけど、幸せな作品でハンカチ使う日が来るとは思いませんでした。
これからも、チコたんと三人で、庭の首領が雄々しく聳り立つまで、いや立ってからも幸せに暮らしてください(祈)
ほのぼのとコメディで笑わされ、最後にしっかり泣かされました!大満足の完結編で、もう思い残すことは無い!と清々しく二人を送り出す気持ちになれるような本作。ほっといてもきっと一生イチャイチャしてるんじゃないかな笑。
内容はいくつかのお話の詰め合わせになってました。
最初は1話完結の日常エロで、導入にぴったりなお話。前の巻を読み直さなくても、あーこんな関係性の二人だったわ~と世界に入り込めます。手描き文字の晋の「(俺は誠治くんにくわしいんだ…)」がめちゃくちゃ好きです。
お次は迷い猫の身元を二人で捜査するお話。ほんのり夢が叶って涙目になる晋が最高でした。可愛い!きゅん!締めにちょっとイイ話を入れつつラブラブを見せつけてきて萌えました。最後の猫の反応も好き。
間にごほうびH回を挟み、その後の2話分が完結に向けてのお話。誠治の誕生日とクリスマスイベントで、もうここまでやってくれたら…!っていう恋愛期のゴール的な展開です。あ、「晋幹線」に笑いました。この見開きシーンは(私の)心に刻まれる名シーン!
3巻だけでもうるっときましたが、1巻から続けて読むとさらに感動が深まって泣けます。おまけ小冊子もページがたっぷりあって最高でした!!
このシリーズ、当て馬やら2人に漂う不穏な空気って皆無なんですよね。過去の汚点や修羅場を乗り越えてさらに絆や愛情が強くなるBLの展開て結構あると思うのですが、おまわりさんシリーズに関しては晋の10年の片思いから始まり、そこからは本当に2人で大事に大事に愛を育んでいく。ただただ日常の中の小さな幸せを噛み締めながら家族となっていくんですよね。もう本当に尊い。こんな上手くいくわけないやーん!とツっこんでしまいそうな展開も、あー平穏すばらしいーと思えるのは圧倒的陽で聖母のように包み込むせいじくんの人柄のおかげかと。
『俺に愛情をくれてありがとう』
晋のこの言葉に全てが詰まってると思います。わたしも号泣しました。チコたんと3人で仲良く、末長く幸せに!出会えてよかった!
最終巻です。
4話目の誠治の誕生日からの5話目のクリスマスで、もう泣いてしまいました。イルミネーションに浮かぶ大好きな人の笑顔、そして駆け抜けた街…うう〜あまりにも幸せすぎて、このレビューを書くために読み返しているとまた涙が(笑)。
2人の幸せは永遠に続くんだなぁと、心に沁み入りました。
相変わらず誠治一筋の晋と、すぐおちゃらけるけど可愛い誠治の日常です。
猫ちゃんの飼い主を探したり柔道の大会で優勝したりしますが、やっぱりクリスマスの話が…最高です。
ヒゲを剃って若見えしてる誠治は可愛かったし、晋が苦戦しながら計った誠治の指の太さの情報が無駄にならなくて良かった(笑)。
まだまだ2人のネタはあるようですが、ひとまず最終巻として素晴らしい終わり方だったと思います。
最高の終わり方でした…堂々完結、おめでとうございます!
一冊丸々幸せが詰まってる…ハッピーライフのお裾分け、ありがとうございました!!照れ臭いことも、きちんと言葉にする二人の関係性が素敵です( ;∀;)
終盤は何度かうるっとさせられるシーンがあり…僕おまでうるうるしちゃうなんて。笑
笑えて、たまに感動する瞬間を重ねて2人と一匹の幸せはずっと続いていくんだろうな…と思わせてくれる3巻でした。本当に大好きな作品。
これは三冊まとめてBL初心者にもオススメしたい…!おじ受けという難しい属性でここまで人気を博した…誠治くん、罪な男です…!
初回限定小冊子では、まさかのニンピカカプ(@そんなに言うなら抱いてやる)の登場にテンション上がりまくりでした!内容も笑えるので未読の方はゲットしていただきたい!
綺麗に完結して素晴らしいですが、後書きにあったようにこれで2人に会えないのは本当に寂しいのでたまに姿を見させてほしいな…