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以前に読んでいた作品ですが、再読。改めてこの作品が面白いと思ったのでレビューします。
元ヤクザの下っ端の蜜谷と、花屋の店主侑一郎という組み合わせ。夜のお店が多い(ちょっと治安が悪い)場所で花屋を営む侑一郎が病弱でとても儚さのある美人なアラサーなんです。蜜谷は元ヤクザという設定ですし、このお話の中にはヤクザや柄の悪い人達も出てくるのですが、そこまでダークな闇社会のお話にはなっていなくて、あまりダークなお話は好きじゃないという方にも安心して読めるお話だと思います。
蜜谷は組から使い捨てにされて行き場がない所を侑一郎の花屋で働く事になります。そこで侑一郎の優しさに触れる事になり、人生で受けたことの無いような温かな気持ちになるのですが、同時に美しい侑一郎を好きになってしまうんです。早い段階で蜜谷は侑一郎への恋を自覚するんですが、まずは仕事をくれた彼への恩を返したいと、仕事に専念しています。
そういう生活の中で、侑一郎のお店に現れる2人の人物が(どういう人物なのかはネタバレしないでおきます)一人一人とても魅力的で、一体侑一郎と、その知り合い達はどんな関係なんだろう?とヤキモキする蜜谷が読んでいてとても面白いです。そして、侑一郎と、その人物たちの正体が分かった時にはちょっとした驚きがあります。
ちょっと治安の悪い場所でのお話なんですが、それでも花屋を営む侑一郎が、花の事を丁寧に蜜谷に教えてあげたり、そして儚げな侑一郎を「俺が守る!」という意気込みで仕事を頑張って社会人として自立していこうとする蜜谷の2人の関係はキラキラとした優しさがある物語です。
お店に来る客の1人が侑一郎を食事に誘った話は蜜谷の心の叫びがとても面白かったです。ヤキモチ妬く蜜谷が可愛いです。
そして、侑一郎はただ病弱で儚い美人ではなかったというのもとても面白い展開でした。侑一郎と脇役2人のキャラクターが皆カッコいいし、とても強くて、、あれ?元ヤクザで侑一郎を守ってあげたい蜜谷の立場は?というまさかの立場逆転状態だったのが面白かったです。しかも見た目もみんなイケメンだったり美しかったりで。作画がとても綺麗でそういう点もとても読みやすい作品です。
蜜谷は一人でドキドキしているのですが、侑一郎は恋とという感情はまだ全くないみたいなので、これからこの2人の関係がどう変化するのかが楽しみです。ふわふわした侑一郎を囲んで脇役で出てきたキャラクター一緒に今後もお話を楽しくしてくれそうで、楽しみになります。
初めて購入したBL本がこれでよかった、と何年前の記憶を辿っては思います。
ミツバチのような黄色と茶色を基調としたデザインに、「夜の花屋」という爽やかな色気が醸し出される世界観、濡れ場がない中で2人や関連キャラの温かい気持ちが、まるでレモンバームのハーブティーを飲むように、すんなりお腹の中で私の心まで温めてくれるようでした。
<おすすめできる方>
✅中性的な美人受けが好きな方
✅濡れ場なしの純愛が好きな方
✅一途で涙もろい攻めが好きな方
✅(受け攻めと記載しましたが)精神的な関係性として、受け攻め固定ではなく、もちつもたれつな関係が好きな方
<もっと詳しく!ここ好きポイント>
2人の出会いが薔薇の上というロマンチックさ、、
誕生日を祝われて涙ぐむ攻め
受けの兄弟がまた容姿端麗かつ、カプを応援してくれる優しさのかたまり
スマートさはないからこそ、直接胸に響くような言葉で想いを伝える攻め
続編が出たので再読しました。
タイトルと表紙の雰囲気、美人な花屋さんの物憂げな表情に惹かれて購入しました。
訳あり美人、年上の花屋、白水侑一郎さん。
元やくざ、組の指示で服役したのに出所したら捨てられた裏切られた年下青年、蜜谷薫。
人助けから、人手が足りないと言われて住むところと仕事を世話してもらいます。
シチュエーションも展開も、漫画あるある、意外性がなくて安心できる展開です。
女性と勘違いしていた、というエピソードは古の漫画のあるあるエピソードすぎて、なくてもよかったなと思いました。声や骨格でわかりそうなものだし、そのエピソード、その後に生きてこないからです。
仕事を始めてすぐ歓迎と誕生日をサプライズでお祝いしてもらう、というエピソードもすごく漫画らしくて、優しくてほんわかします。
襲われて監禁されて助けに来た美人花屋が意外と強い、というのも、これまたすごく漫画らしくて、意外性はないけど楽しいです。
設定もエピソードもどこかで読んだことがあるような、漫画の王道のようなものが多いのですが、先が読めるので安心できるし、メインの2人のわちゃわちゃ、花屋の家族のあれこれ、ホームドラマ色もあって、かわいくて優しくて萌えました。
絵が綺麗で、美人のお花屋さん侑一郎と元下っ端ヤクザの薫のお話です。先輩ヤクザの口車に乗せられた薫は、住む所も無くし、侑一郎の花屋に住み込みで働きます。美人の侑一郎の事を最初、女の人と思い、ドキドキしてしまい、自分の気持ちを自覚してからは、侑一郎の弟の涼と侑一郎と男の食事の後を着けたりします。侑一郎の双子さんが出てきたり、これからどうなっていくのか楽しみです。侑一郎も薫の事を思ってそうなので、どういうふうに進んでいくのか期待してます。
なんというかこう、癒しになるような、優しいお話がどうにも読みたくて、久しぶりに再読。
最初読んだ時にはたしか、「ふうん…」って感じだったんですけど、今読んだらもっとこう、心にじんわりくるものがあった。。
読むタイミングとか状況、体調とかによって、受け止め方?ってこんなにも変わるものなんですね…自分でもびっくり。
こちら、元ヤクザの年下男 × 夜から開く花屋の店主のお話です。
薫(攻)はまだまだお子ちゃま感のある、「男」というより「ボーイ」っぽい感じかな?
感情ダダ漏れなのが可愛い( *´艸`)
猫の声に負けて告白スルーされてるのも、お約束展開だよ〜と思いながらも笑っちゃいました。
年上の侑一郎(受)も、レバニラ苦手で、雪柾の作ったレバニラをニラだけ食べて即バレして叱られたりしてるのが、可愛い(笑)
薫が倒れていた侑一郎を助けて(女性だと勘違いしたまま)一目惚れするところから始まるストーリー。
可愛い二人の可愛いラブの様子を、花屋の壁になって見ている気分でした◎
薔薇の花の本数にも実は意味がある、というのも(前に読んだから知ってるはずなのに!)すっかり忘れていて…;
10本のバラ、11本のバラ、どちらの意味もすごく素敵✨
キスすらしないピュアっピュアなお話の、こちら。続けて続刊も読み、存分に癒されてこようと思います・:*+.