彼は恋を止められない

kare wa koi wo tomerarenai

彼は恋を止められない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×232
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
297
評価数
73
平均
4.1 / 5
神率
38.4%
著者
安西リカ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403525360

あらすじ

付き合って半年の年下彼氏・雪郷と同棲を始めた蒼。なれそめは蒼が職場の人間関係と恋人の浮気に悩んでいた時、雪郷が寄り添ってくれたことだった。ループアニメーションに自作の音楽を添えた短い動画は蒼の心をやさしく癒やし、それからずっと一緒にいる。お互いにまだ遠慮があって、夜のお誘いもぎこちない。けれど時間を積み重ねていけば解決する――そう思っていた時、別れたはずの恋人が連絡してきて……? やきもちやきとさみしがりやの、やさしい恋の物語。

表題作彼は恋を止められない

堤雪郷,26歳,音楽クリエイター
三原蒼,攻めの4歳年上,大手資材メーカー総務部勤務の会社員

その他の収録作品

  • STOP!(書き下ろし)
  • あとがき
  • キスマーク(書き下ろし)

レビュー投稿数13

とにかく可愛い✧*。

蒼と雪郷、2人がとにかく可愛いお互い好きすぎて、遠慮しすぎて本音を伝えられないのがもどかしい。そこに荻野登場。2人が意識するのは当然でだし、荻野が強引な策士なのもあってどうなるかハラハラしました。 翻弄されてもブレずに相手を信じて、やっとで想いを伝え合えた2人に一安心。想い合って付き合ってるのにすれ違う2人が切なくて、そこも最高でした。 あと「STOP!」が秀逸。喧嘩からの流れも良いし、2人の好きって気持ちが溢れててHシーンで感涙でした。 街子マドカ先生のイラストも甘くて可愛くて素敵。心が潤う作品

6

こういう話好き!

表題作の「彼は恋を止められない」は受けの蒼視点、書き下ろしの「STOP!」は攻めの雪郷視点で進みます。

こちらのお話はそれぞれの話にそれぞれの元彼が登場するんですが、そいつらがどちらも身勝手で厚かましいんです。なので読んでて殴りたくなるんですが、結局は見向きもされないのでザマァみろって思えるので読後感がスッキリしてます。

それぞれの視点で元彼と今彼を比べてるんですが、それは決して元彼はこうだったのになぁとかという未練じゃ無くて、あくまでも今彼の良さを引き立てる事だったのが良かったです。

蒼にしても雪郷にしても、お互いがとても大切で大好きなんですよね。大事過ぎて臆病になってしまうんです。それ故に喧嘩にもならない。お互いしか入り込む余地がないんです。

こういうお話大好きです。もっともっと続きが読みたいと思ってしまうカップルでした。

4

面白い 凄く面白かった。

冒頭は、引っ越しシーン。
劇伴作家の年下彼氏・雪郷と同棲を始める蒼。
住まいは、雪郷がキャッシュで購入した億ション。

年上の蒼は、不安要素を抱えて居る。
蒼は別れてけじめをつけたと思っているけど、
別れを認識していない楽天家の元彼が日本に戻ってくる、しかも蒼と復縁できると強気で思い込んでいる。
焼きもち焼きの年下の雪郷とどうなっていくのか・・
これから先に現れる修羅場にワクワクしてしまう。

蒼は、雪郷より年上だけど、滅多に居ない美形という設定。しかも、押しに弱くて押し倒されると、すぐネンゴロになってしまう快楽に弱いタイプ。
そして雪郷は、思いやり深くて中々蒼を閨に誘えない。

もどかしい三角関係だけど、面白い。
これはきっとコメディに近いと思う。

1

元カレ問題

復縁も好きなんですけど、復縁しない人たちのモダモダも好きなので、
楽しめました。一般人のモダモダが好きな方にはお勧めしたいです。

書き下ろしで、攻の元カレも登場し、「元カレ問題、攻のケース、受のケース」という感じですね。雪郷(攻)の毅然とした態度に比べて、蒼(受)は…、ちょっとイラっとしましたww。
今カレが心配しているのを知りながら、なんで何回も元カレに会っちゃう?
しかも、これからも何度も元カレと会う機会多いパターンだよね?
”何を言われても今カレが大事だから!”と何度も繰り返すのが、余計に自己暗示に見えて一抹の不安をおぼえてしまうのでした。
が、このもどかしさに萌えました。

正直、雪郷よりも荻野に魅力を感じてしまいました。
メンタルは弱いけど性欲は強い蒼には、倫理観おかしいけれど、このくらいの強引さ、俺様感あるパートナーのほうが、本来は合っているから腐れ縁だったんだろうなと。(”女は別腹”は失礼がすぎる…)一周回ってちょっとお疲れ気味の今はポテンシャル高くて優しい年下の恋人(癒し)がよくても、何年か後に荻野(刺激)の倫理観が落ち着いたら復縁しそう…とか3人の感情の生々しさに妄想が捗りました。

描き下ろし、”キスマーク”で、荻野のセクハラをあしらい今カレを惚気る蒼の大人な駆け引き、このいやらしい感じ、嫌いじゃないので困ります…。

6

攻め様がいじらしいんだよなぁ(*´ω`*)

作家買いさせて頂いてます。
相手が好きすぎて臆病になってる、付き合いたての2人のお話(*´ω`*)


受け様は、ごく普通のサラリーマンの蒼。
学生時代から付き合ってきた元カレの荻野ってのが、魅力的なのかもしれないけど、恋人としては最低のヤローで。
女の子は別腹って公然と浮気を繰り返し、ちっとも誠実じゃない。
ただ楽しく過ごしたいだけって、あんた気づけば周りはそんな人しか残ってないからね(# ゜Д゜)
とまぁ、私からしたらそんな感想の最低ヤローと、別れてはヨリを戻し、を繰り返してきた蒼だけど、今度こそ別れて、今は年下の攻め様、雪郷と穏やかに付き合い始め同棲することに。


そもそも、傷付いて淋しい蒼の気持ちに寄り添うよう労るような雪郷のアプローチが、とっても優しくてじんわり。
そりゃストンとくるよなぁ。
恋人になっても、大事にしてくれて、蒼を何より最優先。
誰にも取られないよう独占欲も露で、その必死さと好きの態度ににやにやです。


荻野が蒼に復縁を迫りに来た時。
蒼にはそんな気持ち全く残ってないし、迎えに来た雪郷が、煽られることなく蒼を連れ出したのがかっこよくてすきっきりでした。


雑誌掲載分が受け様視点で、書き下ろしは攻め様視点。
安西先生は、この形式が多めなので嬉しい(*^^*)

書き下ろしで、雪郷が思っていた以上に荻野を気にしまくっていて、絶対的にあなたの方が誠実でいい男よ、と言い聞かせたくなりましたよ。
ラストのえちシーンは、けっこうエロチック( ☆∀☆)

ただ、あとがき後の掌握にまで荻野がでばっていて、ここでもかい!!と思ってしまいました。


好きすぎて、嫌われたくなくて、本音をさらけ出せない。
でも、遠慮っていうか、気遣いじゃないかしらね。
相手を大事に思いながら付き合う内に、ちょうどいい在り方に落ち着いていくんだろうな、と思える2人でした(⌒‐⌒)

5

好きだからこそ素直になれない

今回は音楽クリエイターと大手資材メーカーの会社員のお話です。 

受視点で元カレの帰国で攻様との恋人関係が波立つ顛末と
攻視点で攻様の元カレが絡む続編とさらなる後日談短編を収録。

受様は新卒で大手資材メーカーで入社、
最初の配属の営業部で同期中で一番の成績を出し
花形部署の営業企画部に配属されます。

しかし営業企画部は自己主張の強い社員ばかりで
受様はリーダーと合わず孤立し、
仕事をさせてもらえない状況に追い込まれます。

受様はせめてプライベートで癒されたいと思いますが
楽しい事が大好きなラテン気質の恋人は
受様の愚痴を聞く事さえ厭って突き放すのです。

受様は様々な事が重なってぷっと切れてしまい、
新宿のゲイバーで受様に心配そうに声を掛けてきた
攻様と関係を持ってしまいます。

攻様は受様より年下の音楽クリエイターで
件のゲイバーで攻様に目を止めた受様の恋人の方から
声を掛けて受様も知り合いになった相手でしたが

1度寝たからと急に彼氏ぶる事もなく
自分の気持ちを込めた楽曲動画を送ってきて
恋人と別れた受様にお付き合いを申し込むのです。

そして「そのうち一緒に暮らしたいね」という
受様の言葉を幸いとマンションを購入して
お付き合い半年で同棲をすることになるのです。

音楽関係に興味のない受様は攻様の仕事を詳しく知らず
節税対策も兼ねての購入と言われた受様には
いろいろとびっくりする展開でしたが

受様を大切にしてくれて、よそ見はせず、
いつでも受様を最優先してくれる攻様との安定した関係は
受様に心穏やかな日々を与えてくれます。

そんな中、
自らフィットネスやサプリメント事業を起こし、
その関係で渡米していた受様の元カレが帰国、
「ヨリを戻そう」と連絡してきて!?

雑誌掲載作のタイトル作に続編を書き下ろしての文庫化で
同棲までしていながらどちらも遠慮が先立つ
恋人達のお話になります♪

攻様は知り合った当初こそ受様を誤解していましたが
誰にでも分け隔てない穏やかで優しい性格に惹かれて
恋するようになり

受様の心の隙をついて関係を持った事、
受様の元カレと比較して何もかも地味すぎる自分を
引け目に思っている事もあり

受様が心地よくいられる事を最優先として
受様はほぼお姫様扱い(笑)な
エッチもとっても控えめなのです。

受様は大切にされている事は嬉しいのですが
もっと攻様といちゃいちゃしたいと思っているのです♪

そんな恋人たちのお互いを思うが故(!?)のすれ違いで
受様がぐるぐるして、攻様がハラハラする様子を
楽しく読ませて頂きました (^-^)v

雑誌で本編は既読でしたが
今回文庫化で攻視点の続編が憑いた事で
本編では受視点で分かり難かった攻様の嫉妬や焦りが
リアルに感じられてより面白くなったと思います。

4

ヒヤヒヤしたよもぉ~

再会復縁しないモノ。
年下今彼の雪郷が可愛くて健気で不安がってるのが伝わってきて、裏切らないであげてー!とヒヤヒヤしながら読みました。
蒼がフラフラして、なかなか雪郷を安心させてあげないの!
もしかして元彼を選んじゃう…?って思わせるところがあるんですね。

元彼荻野を忘れてない蒼の心理描写が筒抜けなので、雪郷に肩入れして読むと辛いです。
厚かましい荻野は蒼みたいな流されタイプには相性良すぎなんじゃない?
正直雪郷より荻野と一緒にいる方が、蒼には合ってる気がしました。
でも後半でこれから雪郷と素敵カップルになっていく片鱗を見せてくれたので、ほっとできて良かったです。

すごく好きだったのはモブの働き。イイ感じに的を射た発言で締めてくれるので、タイミングよくスッキリさせてくれて読みやすかったです。

4

最初から付き合ってる

 攻め・堤雪郷(年下、ゲイ、クール、美形、余裕)
 x
 受け・三原蒼(年上、ゲイ、健気、美人、誘い受け)

 遠慮しがちな雪郷、誘い下手な蒼。もう少し色っぽく且つ年上の余裕で誘惑したいと思っている。
 蒼の元彼(荻野)から、近いうちそっちに戻る、と連絡あり。
 荻野との関係で弱っているところに、雪郷がつけこんで体の関係を持った。そのせいで、蒼がいつ他の男に取られるか不安で、アピールしてくる奴にはめっちゃ牽制する。

 蒼の会社まで来て復縁を迫る荻野。女は別腹、ととんでもなくクソな浮気性な男。
 そんな荻野が美容室のスタッフに手回しして、カット中の蒼に会いに来る。飯食いに行こう、飯くらいいいだろって荻野が誘うが、なぜ着いていく!!! 拒め! って蒼のお人好しにモヤる。
 甘い顔立ちに愛嬌が滲み強引で甘え上手でどうしても憎めない、じゃないよ! 憎め! しかも酒飲んじゃう迂闊さ。
 二人きりでは合わないよって雪郷に約束したのに早速破る蒼。せっかく雪郷が蒼を信用してるって言ってるのに。
 会話していくうちに荻野も納得してちゃんと別れたっぽい展開になったところで、雪郷登場! 修羅場。

 帰り道の雪郷の心境がわからん。荻野のSNSを見て、インテリアに反射で写った蒼を見つけて二人きりで会ってるのに気づいた。そのときの蒼に劇伴をつけるとしたらこんな感じ、って劇伴を聴かせるシーン。よ、読めねえ……どんな思考してるんすか。
 もう猫かぶるのやめるね、と蒼は自分がいかにやらしいかを露呈する。

 後半の『STOP』は雪郷視点。
 蒼と出会った時のエピソードからはじまる。
 例のSNSにあげた写真についての雪郷の心情が出てくるけど、よく偶然切り取られたワンシーンだけで蒼の考えがわかるなあ、とあまり納得いかない。クリエイティブな人にしか分からないんだろうか。

 今度は雪郷の元恋人登場。悪いやつじゃなさそう。
 荻野と自分を較べて劣等感を抱く雪郷と、もう関係ないだろ信用出来ないのかってピキる蒼の、痴話喧嘩がかわいい。
 お風呂でのスキンシップがエロい。

0

惚気ですか???

最初から付き合っている2人。
順風満帆だったはずが、受けの元彼が現れて本人はまだ別れたと思っておらず…というお話です。
元彼が出てくるとはいえあまり大きなスリルもなく、付き合ってるカップルが更に絆を深める話で言ってしまえば「2人の惚気か?ご馳走様です!(ありがとうございます!)」
という感じで安心して読めました。
読みやすいという代わりにサラ〜っと読めちゃったなという印象です。
こういうカップル本当にいそうだなというくらい平凡で普通の人たちの恋愛なので、リアルで少し生々しかったかな…w

受けの蒼の、「万事にこだわりがないのでグイグイ進んでいく人と一緒にいるのは楽」という感覚や、丁寧に接されるとつい猫をかぶってしまうというところにすごく共感できたので、蒼の行動には違和感も不満もなかったです。
むしろ、恋愛だけでなく人としてのコミュニケーションの取り方を、蒼を通して学びを得たような気さえします。

そして2歳年下の攻めの雪郷は一途で可愛い!
自分のポテンシャルに気づいていないデキル攻めは最強ですね!
とにかく2人は大好き同士なんだから、小さいことは気にせず幸せになってほしいです。

当て馬の荻野は最低だけど華ありすぎでしたwwwこの人にも、誰か価値観を変えてあげて!とも思います笑

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出来上がってるとこからスタート

すでに付き合い始めて同棲するところからのスタート。サラリーマンの受け、蒼とデジタルアーティストの攻め君。攻めの雪郷は億ションを買えるほど稼ぐレベルのアーティスト。

ただ、二人の付き合うことになったきっかけが、蒼のややこしい元カレとうまく行かなかったときに先に体から入ったためで、お互いに遠慮や配慮しまくりの関係。一緒に住めばそのうち…って思いつつもそんなうまく行かず。雪郷は元カレに敵わないと思いながらも嫉妬し、蒼は気持ちは決まってるのに今までのように強引に元カレに振り回されそうに。
すんでのところで、お互いわかりあえて一歩進め、より結びついて良かったね、と。

安西リカさんらしいお話で、読んでるとやきもきしちゃいますが、優しいお話でほっこりします。
書き下ろしは攻め視点で語られていて、他人の目からはお金持ってるし、仕事も順調だし、ゲイを隠してないし、そして男前!と何拍子も揃ったある意味スパダリなんですが、蒼の元カレと自分を比べちゃったり、はたまた別れの際に自分の元カレに言われた言葉にトラウマ持ってたり、かわいい。

そして今っぽいというか、SNSでの匂わせ合戦が書かれてたり、仕事でボカロが出てきたり、流行りな感じが日常ぽく感じました〜

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