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ディア・グリーン 瞳の追うのは 2

dear green

眼神的方向

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表題作ディア・グリーン 瞳の追うのは 2

喫茶店経営を目指す・矢島縁
デザイン会社勤務・音海紘

同時収録作品ストーキングベイベー

その他の収録作品

  • 想いの行方は

あらすじ

緑のことを好きだと自覚した音海と、音海の好きな相手が自分ではないかと気付き始めた縁。そして「なんとなく」音海にキスをし、身体を重ねてしまった縁に音海はいらだちを隠せないでいた。「友人」としての時間が長いふたりは、すぐ「恋人」にはなれないでいて……!?

作品情報

作品名
ディア・グリーン 瞳の追うのは 2
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
シリーズ
ディア・グリーン
発売日
ISBN
9784344808874
3.9

(15)

(5)

萌々

(4)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
59
評価数
15
平均
3.9 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数8

遂に…!

「ディア・グリーン」の前日譚、馴れ初め編「瞳の追うのは」の2巻です。

遂に…!という感じですが、両方(元?)ノンケで、こんな風に行くかなとは思ってしまう。恋愛に振り回されそうになかった2人が明確なきっかけなしにあれよあれよと。ある意味あらゆるきっかけは内山なのか…?不憫。内山への下手な救済漫画がなかったのは好感。

無印なら読んでると、音海から先に好きになったことが意外。あんなに他人への興味が薄そうだったのに。他人への興味どころか生命力が乏しい感じだ。
縁が好意を見せるとサッと引くところが"らしい"。

富士山先生は書き文字が小さいので電子だと結構見にくい時があります。

0

考えることをやめられない

親友だった相手に恋心を自覚した、ほんのりで終わった一巻。
縁も音海が自分を好きかもしれないと気がついてもどうしたらいいのかわからないまま、変わっていく関係を穏やかなペースで、でも自然体で描いています。

どっちかが主導権があるわけでなく、仕事関係の上下や年齢さがあるわけでなく、本当にここまで対等で始まる恋を一から作れるのはすごいと思う。
男女の関係でなく、男性同士だから描ける対等だと思います。
これが女性ならドアを開けるときとか、荷物を持つときとか、対等に付き合おうと思ってももふとした瞬間にエスコートしなきゃという空気が付き纏うし、日常生活での守ってあげないとというものが必ずあると思います。それが全くない。とても対等。

もともと友達だったんだから当然なのですが、恋愛感情が芽生えてもそれがそのまま。変わっていく関係に戸惑う描写はあるんですが、違和感のようなものがないのですよね。
トントン拍子で進んでいってすぐにベッドインとかなったら違和感があったかもしれません。しかし、言い換えればスローで地味なのにそれが100%いい方向に出ていると思います。

縁は音海の気持ちを知って戸惑うけど、音海のほうは何かを強要しているわけではありません。
好きだって言われたわけでも、付き合って欲しいって言われたわけでもありません。それでも縁は音海と、その関係のことを考えずにはいられない。

答が出なくても音海のことが心配で、他の男の人といると気になって・・・それってつまりそういうことなんじゃというお話なのですが、両思いになったように見えてまだまだ問題が盛りだくさん。

音海は、縁が流されているだけだと言い、縁はどうやってわかってもらえるのか…というもころで続くわけですが、何となくまだ終わってほしくないという余韻を感じるお話です。

2

恋が生まれた

富士山ひょうたさんの作品で2番目に好きなシリーズです。矢島と音海の男夫婦物語の第三弾です。今回は、愛情を自覚した鳥海と、鳥海を意識し出した矢島が気持ちを伝えるまでのお話です。

鳥海の態度で、もしかして自分のことが好きなのではないかと思い始める矢島。お互いに会えない時間に考えるのは、相手のことでした。どんな形でも、近くに感じられないことが辛いと思う矢島。少しずつ変化していく、自分たちの関係を持て余して悩んでる様子に切なくなります。

やっと恋心を自覚した矢島が告白しても、まだくっつかない二人。ジレッタイけど、長い間友達だったことを思うと、そのジレジレさがたまらなく萌えます。

可哀想なのは、鳥海の友達の内山です。『想いのの行方は』では、短いけど、内山の切ない想いが伝わってきて、彼の幸せを願わずにいられません。

1

本当に焦らしプレイでたまりません!

第2巻目!
この巻は、縁が音海への恋愛感情を自覚していきます。

やっと音海が行動にでたことで、緑も音海の事が気になり始めます。
でも、勢いで一線を超えてしまったものの、友達期間が長すぎて、変わり始めた関係の変化に戸惑います。
お互いに、距離感を測りかね、駆け引きみたいに探り合う2人。

そんな、お互いの気持ちを意識しながらも、これまでの友人関係 と、どう折り合いをつけていけばいいのか、揺らいでいく2人の心情が堪らなく萌でした。

両思いになっていても、このじれったさはニク過ぎます。

悶々とした中でも、無性にキスして触れたくなる緑。
色んな理由をつけては、音海に会いに行く口実を作ってる姿が可愛いんです。
触れて、改めて実感して行く音海への『特別』な気持ち!
意外と積極的な音海と、緑に触れられた時の反応も可愛いし…
この2人の触れ合うシーンが凄くキュンとさせられました♡
照れまくる2人がリアルで好きです(笑)

それにしても、自覚してからの縁のデレデレ感と行動力には笑ってしまいます。
音海も告白されて嬉しいんだけれど、長い付き合いで熟知している緑の性格が仇になっちゃった所が可哀想な…仕方ないような気持ちでした(笑)
緑が本気なのは分かってるんですけど、酔った勢いで言っちゃったのはマズかったなあ〜(笑)

あと、音海の事が好きだった内山くん…本当にいい人です。
最後の短編での駅のシーンは、せつなかった! でも好きです。
彼こそ幸せになって欲しいなあ!

短編が1つ収録されています。
大学生 と 高校生 のラーメンを舞台に青春ドラマが繰り広げられています。
BLまではいかないお話なんですけど、人間味溢れていて良かったです。

まだまだ両思いになっても、確信をつく所までいかない2人。
次巻が最終巻です。
焦れったい恋愛模様がお好きな方にはオススメです。

1

じれったい!!けどそれが良し

お互いに意識し始めたせいですれ違う縁と音海。
このすれ違いがまた丁寧に描かれてるせいでものすごくじれったいのです。
とりあえず気持ちも確かめ合った……はずなのに、まだくっつかない。ああじれったい。けどそれがいいんです。
にやにや焦れ焦れしながら三巻に行こうと思います。

なんかものすごいアテウマポジションの内山くんがあわれ。彼もどこかで幸せになれますように。

0

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