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ヤクザに永遠の誓いを迫られています

yakuza ni eien no chikai wo semarareteimasu

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表題作ヤクザに永遠の誓いを迫られています

柏木浩二,29歳,会社経営者で常磐会の御曹司
秋津比呂,20歳,柏木の恋人だが普通の大学生

その他の収録作品

  • ヤクザと激重ラブバケ進行中
  • あとがき
  • 四万十川へ向けて

あらすじ

俺はお前のためなら、なんでもしてやろう

関西の会合ついでに比呂は柏木に旅行へと誘われる。美味しいご飯につられて気軽に頷く比呂だったが、旅先で待ち受けていたのは…?

執着系ヤクザ×顔がいい以外は普通の大学生の激走ラブ、シリーズ第三弾!

卒業後の進路に悩む比呂は、柏木から関西の会合ついでに旅行へと誘われる。美味しいご飯に温泉、恋人との楽しい旅行! 気軽に頷くものの、会合への同伴が『柏木の女』としての顔見世だと耳にする。さらには旅先で柏木の幼馴染兼自称婚約者と、常磐会会長・柏木豪と遭遇し!? ――姐としての覚悟? オレは柏木が好き、柏木はオレが好き、そうしたらハッピーエンドじゃないのか? 自身の在り方に迷い始める比呂。お前は関わる必要のないことだと、柏木は安全圏に匿おうとするけれど…。執着系ヤクザとの爆走ラブ♡

作品情報

作品名
ヤクザに永遠の誓いを迫られています
著者
稲月しん 
イラスト
秋吉しま 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
ヤクザから貞操をしつこく狙われています
発売日
電子発売日
ISBN
9784576211510
3.6

(16)

(2)

萌々

(9)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
58
評価数
16
平均
3.6 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数5

今度の美女は婚約者!?

今回は受様に執着するヤクザの組長と
超絶美形ながらごく普通の大学生のお話です。

次期組長と目される攻様が関西での会合に
受様を伴った事で巻き起こる騒動の顛末と
その後の四国旅行を描いた続編短編を収録。

受様は顔面偏差値がすこぶる高い超絶美形ですが、
顔以外はいたって平凡な大学生です。

柏木組の組長である攻様は
国内でもトップクラスの常磐会の御曹司でもあり
次のトツプと目されています。

最初は攻様から逃げる事を考えていた受様でしたが
攻様の受様への執着と甘やかしは半端なく、
受様も観念して攻様の恋人となりますが

攻様も受様自身もヤクザの世界に関わらせる気も
関わるつもりも有りません。

ところが攻様は今度関西で行われる会合に
受様にも一緒に来いと言い出すのです。

どうやら攻様が「連れている人間」として
受様を周知させるのが狙いのようです。

受様は怖い想像しかできませんが
会合の後に1,2泊の旅行を計画していると
言われて受様は俄然乗り気になります。

受様は会合後の四国旅行を楽しみに
攻様とともに大阪に向かう事になりますが
その新幹線で攻様の婚約者だと言う女性と
対面する事になるのです!!

しかも自分と攻様の結婚はビジネスで
彼女は将来の常盤の姐の座、攻様は女避けを
受様は愛人の座を確保できて誰にとっても
良い結果しかないと豪語するのですよ。

目的地に着く前から波乱必須な状況に
受様に対抗する術はあるのか!?

既刊「ヤクザから貞操をしつこく狙われています」
「ヤクザの愛の巣に鎖で繋がれています」の続編で、
ヤクザな攻様に執着されて恋人に納まってしまう受様の
ドタバタラブコメディになります♪

攻様は受様を常磐会に関わらせるつもりはありませんが
受様の存在アピールのために帯同させる事にします。

実態は単に離れたくないだけかも!?と思ったのは
私だけじゃないですよね!?

対して受様の存在を煙たく思う筆頭である
攻様の父親は自分が気に入っている幹部の娘を
攻様の婚約者として周知しようとするのです。

受様としても攻様の隣を譲るつもりはありませんが
当事者である自分が関われない事に不満を覚えて
攻様の目を逃れて婚約者候補の真意を探ろうとし
いつもながらのスッタモンダの大騒動となるのです。

受様の気持ちは揺るぎなく決着点は判っているので
安心してハラハラ&ワクワクさせて頂きました。

前作でも謎の美女が出現したので
受様ってば今回も「もしかして・・・」と思っちゃいます。
そんなおボケなところもナイスで好きです♡

四国旅行では受様の護衛役が
すっごく良い味を出していて楽しかったです (^-^)/

1

柏木の執着心

『ヤクザから貞操をしつこく狙われています』→『ヤクザの愛の巣に鎖で繋がれています』の続編になります。

今回は柏木の婚約者が出てきてドタバタです。
でも婚約者の登場のおかげで、比呂の柏木に対する執着心の強さを見ることが出来ました。
(柏木に比べたら可愛いものですが)
ちゃんとすごい好きじゃん!って言いたくなりました。

響子の存在を気にする比呂に柏木は嫉妬していて
そこで柏木可愛いなぁって思ったのと同時に
比呂以外が本気でどうでもいいんだな…と思いました。

そして高崎さんの高知県への執着にも笑っちゃいました。


個人的にそろそろ二人のハラハラ展開になれてしまったなぁと思いました。
だって柏木が比呂を手放すつもりはないのわかりきってるし…。
どんなことがあっても二人はずっと離れることはないと思ってるので
いいのか悪いのか、読んでてハラハラしなくなっちゃいました。

0

ヤクザさん

シリーズ3作目。変わらず面白かったのですが、私が慣れたのか、圧倒的な何かがあった訳では無かったので萌にしました。ヤクザさん攻めですが、ドンパチ出てくる訳でないですので、コメディよりなお話を読みたい方におススメです。結構ぶっとんでるんですよ、このヤクザさん。

大学生の20歳の比呂。無駄に整った顔と酒癖が災いしてヤクザと寝てしまい、惚れられ監禁され絆されて、「柏木浩二は俺のものだ!」と言い切る関係(今ここ)。そろそろ就職活動をと思っているのですが、柏木から色々邪魔されて進路にお悩み中。ある日柏木が関西方面である年一回の大きな会合に、付いてこいと言い出し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
高崎さん(受け専用護衛、いいキャラになってきた)、亮(受け親友、実家ヤクザ)、響子(攻めの幼馴染)、ケイ(攻め兄)、攻め父等。

++攻め受けについて

攻めは純然たるヤクザさんだし、受けを間違いなく愛していて揺らぎなし。受けのためなら何でもしちゃう。今回はヘリコプターで出先からそのまま高知、貸し切り温泉宿ってのが羨ましかったかなあ。高知の山奥って、行くのにめちゃ時間かかるんですよね。イケメン、絶倫傾向あり、肝っ玉すわってるし、五月蠅くないし好きだなあ、このヤクザ。

受けは食いしん坊でちょろい大学生と思いきや、肝っ玉座ってるんですよね。男前。今回は進路で悩んでいて(決着つかず)ぐずぐずしているところもありますが、基本男前。最後20歳なりに男前なセリフ吐いてます。頑張れよ、と応援したいです。

ヤクザが大学生を溺愛するふふっと笑えるお話、気になるようでしたら是非シリーズ1作目からどうぞ。

0

隣は譲らない。

前作までがとても好きだったので、楽しみに読ませてもらいました。

受け様の比呂は、自分は普通だと思っている大学生。
攻め様は、ヤクザの柏木。

比呂が遅い就活をしようとしても、わかりやすい邪魔をしてくる柏木。
就活ワードを入れるとゲームサイトにとぶパソコンってどんなだよ(^_^;)

今作も相変わらず、比呂の一人称によるノリツッコミにはクスッとなりました(・∀・)

柏木の重い執着心、独占欲。
面倒くさい溺愛なども相変わらずでにまにま。

今回、柏木の婚約者を名乗る女性が登場しますが、柏木はまるっきり相手にしてないし、比呂も柏木の愛を疑ってないしで、全然揺るがない。

でも婚約者の登場で、結婚という明確な立場や、自分の未来を考える比呂。
「この男はオレのだ」
強く素直な言葉がグッときましたヾ(・ω・*)ノ


でも、最初頃の勢いが私には感じられなくて、ちょっと寂しかったかな。
もうちょっと柏木を振り回しまくる比呂の姿が読みたかったですヽ(=´▽`=)ノ



0

永遠の誓いを交わすのはいつか?

シリーズ三作目。
高知愛ーーー!

大阪でドタバタ。なんだか響子と柏木父に振り回されてたなあという印象でした。
柏木父こと豪に柏木浩二は俺のものだ!と言いたかったヒロですが、まだまだ自分は何者でもないですからね。進路のことも柏木との将来も。

そしてなんといっても高知愛!
高崎やケイの熱い高知愛と竜馬愛にこちらまで、そうだ高知行こうと思っちゃいます。

またまた二人の仲にも進展もあって。次はヒロからいつプロポーズかな?その時ヒロはどうなってるのかな?

今作は二人は大阪では別行動が多かったし、豪と響子の話といかに高級ホテルの部屋と食事が素晴らしいかと、高知の温泉と自然と料理の話が印象深かったです。

あ、あとヒロが柏木の世界にちょっと触れて色々考えたりもありましたね。
とにかく大阪で高級ホテルでビュッフェとたこ焼きと、高知で温泉と魚介類!行きたくなります。

「四万十川へ向けて」
高崎視点。
高崎とケイの高知愛が溢れてます。
柏木とヒロがヘリで飛び立ってしまって一時間。車で追うか、四万十川まで追いかけるか竜馬空港まで飛行機で行き高知市内で合流するか?
そこへ四万十川の源流地点の話や竜馬脱藩の道の話をケイから聞かされ…。
寝ずに四万十川へ行く決心をする高崎でしした。

0

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