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表題作純情(1)

倉田将成・V'sカンパニー企画室勤務
戸崎圭祐・フリーライター

あらすじ

ライターの戸崎は、取材で偶然、高校時代の初恋相手・倉田と再会する。覚えていないだろうと戸崎は思うが、倉田は自分のことを覚えていた。その夜飲みに行く事になり、当時の気持ちを暴かれた戸崎は、戸惑いながらも倉田に抱かれる。しかし一度きりだと思った関係は倉田が望むことで続いていき、戸崎はますます倉田に惹かれて――。

作品情報

作品名
純情(1)
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
純情
発売日
ISBN
9784861341687
4

(60)

(29)

萌々

(12)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
23
得点
238
評価数
60
平均
4 / 5
神率
48.3%

レビュー投稿数23

学生時代の倉田がカワイイ

電子書籍のキャンペーンか何かで手に取ってから、シリーズ通してのレビューです。

高校時代の同級生(とは言っても直ぐに転校しちゃった)に社会人になってから再会します。戸崎は昔、陸上部として走っていた倉田を図書室から見て好きになった、つまり初恋の人だったわけで。
倉田も勘づいてはいたものの、直ぐに引っ越しちゃったので、当時に何があったわけでも無いんですが、自分に好意があったのでは?と思ってました。
再会後、倉田は戸崎と寝てみたい、と強引に関係を持つことに。戸崎は倉田に2度目の恋に落ちます。

戸崎は倉田に好きっていうんですが、倉田は素直じゃ無いから、過去の母親との関係もあってなかなか戸崎に「好き」の言葉は言えません。戸崎の方はそれで自分達は付き合ってるのか?体だけの関係なのか?ウダウダ考えてしまう…。
そんな折に、戸崎は大学の頃に好きだった、口説きたいと言う相手が出てきて、、、それがきっかけで倉田からも好きという言葉が出てきます。そっからは良好な関係に。そのやりとりがキュンと来ましたです!

さらに母親との確執、父親との会話、そして最後は一緒に住むことになって、良かったね、って言える最後でした。

切なさや二人の気持ちの動きとか、絵の感じも私の好みで、作者の他の作品も読んでみようと思いました。

…そして。
冷蔵庫にホット保温機能が付いてるものがあったんですね。思わず調べてしまった(@o@)



0

度々読み返したくなる作品

富士山ひょうた先生の作品の中では1番好きで、これを超える作品がまだ現れていません。

たまに思い出しては読み返す、私的には萌が沢山詰まった作品なんです。

圭祐と将成の偶然の再会から、将成には過去からずっと引っかかっていた感情があって、それを確かめる為にいきなりベッドに誘うんです。

その辺りのやり取りが生々しくて、その後の展開も自然というか、二人の気持ちが変化していく過程が凄く好みなんです。

圭佑の元カレの宮田に将成が嫉妬したり、宮田が圭佑を諦めてなかったりと、宮田と将成の圭佑を巡るやり取りにかなり萌えました。
でも圭佑の思いは将成に真っ直ぐに向かってるんですよね。
将成がなかなか素直になれないながらも、圭佑への思いが強くなって行くところも素敵なんです。

そして圭佑に思いを寄せるもう一人の男が登場して、波乱の予感の二巻へと続いています。

この作品のエッチシーンも凄く良くて好きです。

0

ちょっとモヤモヤ

評価も高くレビュー読んでみて面白そうと思い購入しましたが…評価の通り趣味じゃありませんでした。
攻めは自分の自覚してないし勝手にヤキモチやちいて勝手にモヤモヤしてるみたいですが…相手は自分の思いどおりじゃないと嫌なのかな?強引なところが目につきますね。でもこまめに電話したり家に行ったり、あと「ごめん」がしっかり言えるという所で好感が持てました。
逆に受けは名の通り受け身過ぎない?自分も最初は興味本位で抱かれて、少し未練があるからズルズル関係続けてんでしょ?健気と言うよりどこか抜けてる、流されすぎ、受け身すぎ、ってところが気になりました。自覚なしモテ男は基本的に好きですが、もっと気を配ってくれ〜〜〜!と思っちゃいました笑
お互い一方通行の片思いでしょうし、受けの受け身な姿勢では相手を気遣うとか無理だと思いますが、少しでも期待してるのであれば自ら行動を起こして欲しいですね。
次巻に期待してます

0

初恋の相手はひどい男

初恋・再会の甘酸っぱさは冒頭の14〜15ページでいきなり超俺様のオラオラ肉体関係に突入。
あら、こういう話だったの?と正直戸惑う。
主人公のライター戸崎(ゲイ)は、大人しめで浮ついたところのないタイプ。
一方、高校の同級生で初恋の相手(眺めるだけ)だった倉田は、ノンケのくせに過去に戸崎が自分の事が好きだったと知るや『抱かせてくれんなら寝てもいい』なんて言ってきて…
はー?何この性格…と思ってしまった。
結局戸崎は倉田と寝てしまうのだけど、その後も一方的に連絡してきては寝るだけ、みたいな態度を取られつつも、好きだから言う事聞いてしまうみたいな関係性が続く。
片や倉田の方も同性の戸崎に対する独占欲や執着心がどこから来るのか、どこまで行くのか自分でも計りかねていて…というところ。
そこに、戸崎の仕事での先輩であり元カレでもある宮田が余計な事を言ったりやったり。
この宮田という人物は一体何がしたいのか?どうせヨリを戻せないなら今カレとの間に波紋を起こさせようとしてる?戸崎に気がある人物をわざと戸崎に近づけたり。
1巻のラストは、この戸崎に気がある吉岡が登場、『口説かせて』なんて宣言するところで終わります。
あの嫉妬深い倉田が知ったら一体どうなる?
3巻ものですのでじっくり進みます。

0

社会人ラブ

3巻全部読みました!
まず絵が綺麗です。
昔あまり交流のなかった同級生との再会からの話ですね。
以前は知り合い程度の間柄の再会から、いきなり肉体関係になります。
興味本位を言い訳に関係を求める倉田。
以前に好きだったので関係を許してしまう戸崎。
ちょっと展開が急?とか思ったのですが倉田が高校時代に自分をよく見ている戸崎を気にしてた事が後に描いてあり、展開には無理がなく面白く読めました。
なにより倉田の乱暴な態度が1巻から2巻。そして3巻ではより戸崎に優しくなっていくのが萌えです。
初めは暴君かと思いましたが、大人の恋愛ですね。
王道物が好きな方は嵌る作品かと思います。

0

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