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ねぇ相棒、キスして? そしたら頑張れると思う。
作家買い。
ハジ先生らしい、人外というかファンタジーのお話でした。
「亜人」と呼ばれる種と、人間が共存している世界が舞台。
「共存」とは言うものの、人間は彼らを見下し、そして亜人たちは人間よりも己たちの方が優れていると思い、仲良くともに暮らしている、というにはほど遠い。
そして、人に害をなす害獣と呼ばれる生き物も、存在している。
今作品は害獣を駆除するための組織・特殊害獣対策室「ライフ・ディフェンス」のメンバーたちのお話です。
アルフォンスという名の竜族の亜人が特殊害獣対策室のメンバーとして赴任してくるところから物語はスタートします。
竜族は亜人の中でも希少種。
けれど、まじめで正義感の強い彼はどこに行っても少し浮いた存在だった。もともとその希少性からエリートリーマンだったが、とある出来事をきっかけに左遷。ライフ・ディフェンスにいわば降格という形で赴任してきたのだった。
今まで「自分」を受け入れてもらえることのなかったアルは、そこでも上手くやっていく蹴るか不安に感じていたが、上司のダンテとバディをくみ、ともに仕事をしていく中で少しずつ彼に惹かれていってー。
ストーリー自体、なんて言うんですかね。少年誌、あるいは青年誌のような、そんなお話。で、そこにハジ先生の描かれるイケメンさんが加わることで、その少年誌っぽいストーリーに一気に色がつく。
アルという孤独な青年が、信頼できる人物に出会ったことで幸せを手に入れる。
そういうお話かな?と思って読み進めましたが。
いやいやいや、そういう展開ですか―!
という二転三転するストーリーです。
ダンテはビッチさん、ていうのかな。あるいは淫乱な?
色々な場所で、様々な男たちと関係をあっさり持っちゃう、そんな青年です(詳細な描写はありませんが)。
そして天真爛漫。
明るい性格に、人から好かれる「何か」を持っている。
仕事にも誠実、ナイスガイ。カッコいいのに美人さんで色っぽい。
そんな彼にも、実は秘密があってー。
今作品、結構分厚いんですね。自立します。で、その厚さに見合った内容が、きちんと描かれている。
アル×ダンテの素敵すぎる二人に、彼らの仲間である特殊害獣対策室のメンバーたち。彼らがカッコよくて萌え禿げる。仲間の面々もめっちゃ素敵なので、ぜひともスピンオフを描いていただきたいと思いました。
あ、あと二人の濡れ場も。
アルは竜族なので、tnkもちょっぴり特殊なんですね。ほかにも、いろいろと。
これがまあ、エロいのなんのって。
キラッキラな、そういう作品ではありません。
でもドツボドンピシャ。
少年誌や青年性を好んで読まれる方にはお勧めな作品かと思います。
なんだろうこの…アメコミ感?
いや、ちょっとそれとも違う気がする。
芝居がかった言い方をするとしたら「こいつはクールだぜッ!」てなもんで。
めちゃくちゃかっこよくて、ファンタジックで魅力的でした!
分厚さも300ページ越えで読み応えもたっぷりです。
一言で表すと人外バディアクションなんですが、
視覚的にも設定的にも、一つ一つが斬新でパンチのあるものばかり。
亜人攻め?アルマジロトカゲや骨型通信機?モンスターのような害獣etc.
ハジ先生の持ち味ともいえる細部にまで散りばめられた独創的な
ファンタジ―世界にページを捲れば捲るほどに惹き込まれてゆきました。
もう読み込もうと思えば、どこまでも読み込めてしまえる気がします。
ストーリーは亜人・竜族のアルがある事件をきっかけに
社内でも回されたくない部署NO.1とされている“特殊害獣対策室”に
左遷されてしまい、そこで出会った上司のダンテとバディを組み、
事件を解決したり、ダンテと恋に落ちていったり、というもの。
タイプとしては真面目っ子なアルと奔放なダンテ、とまさに正反対の二人。
ですが、アルの素直で誠実な性格と飄々として何事もまるっと
受け容れてしまうダンテの器の大きさがいい具合に噛み合って、
相性の良さを感じさせる居心地のいいバディでした。
はじめは竜族のアルのちょっと特殊な容姿に慣れなかったものの、
ダンテに対する紳士っぷりや超がつく程にピュアな反応が可愛くて、
少しずつかっこよく、ときに可愛らしい攻めに変化してゆきました。
ダンテも初登場時はフリーダムビッチな印象でしたが、
アルにだけは甘えただったり、アルが好きすぎて涙を見せたり、
30代年上受けのギャップに思わずキュンとしちゃいました。
そして、何より褐色肌がエロかった。
基本的にはコミカルかつクールなノリですが、
人間の中で生きてきた亜人のアルが抱える葛藤やダンテの背負う
重い過去や秘密などシリアス面でもぐっと引き込まれます。
二人がそれぞれがもつ特殊能力も面白かったです。
エロはアルが奥手でピュアっ子なので、結構終盤までありません。
ただ、業務上のハプニングエロはあり、我を失ったアルを鎮めるためという
正当な目的はあるものの、やたら色っぽくてドキドキしてしまいました///
どちらかというとカッコイイ要素多めで青年誌的な印象もありますが、
恋愛感情は芽生えていなくても、割と終始甘イチャしていたので
個人的には糖分も十分に補給できる作品ではないかなぁと思います。
ちゃんとお仕事しつつ、イチャ萌えもあり、エロもあるお話です。
二人の仕事仲間たちも個性的で彼らとの軽妙なやりとりも楽しかったです。
作中ではRedHood、坊主と蜘蛛など著者の他作品のキャラクターたちが
さりげなく登場しているようなので、探してみると楽しいかもしれません♪
あとがきで彼らの描きたい話もまだまだあると書かれていたので、
いつの日か続編を楽しみにお待ちしたいです。
1話無料お試し読みだと、あまりラブ要素がなさそうに見えるんですが、とんでもない! 実態は果てしなく攻めと受けがイチャイチャしているのです。でも付き合っていないのです……w
「やれたかも委員会」だったら満場一致で「やれた」判定がなされるくらいに、既に付き合っている感満載のアルフォンスとダンテ……。なのにアルフォンスは「これは告白!?」みたいに悩んじゃうんですねぇ、ふふっ。
お互いに無自覚に思わせ振りな台詞をポロっと言っちゃったりとか、うゎもう付き合っちゃえよ!! と読者はツッコミが追い付かないほど。
私の一番のお気に入りシーンはこれです↓
“パシッ!
パン!
グッ……
「良いランチタイムを」”
飯くらい二人で食いに行けや!!
最高もどかしいカップルです。
連載追ってやっとコミックス!おめでとうございます♡待ってました!
希少種人外×凄腕害獣駆除請負人
痛快爽快バディアクション!
ハジ先生のキャラクターの動きがスゴいんですよ痛快です
今作はそれぞれの少年時代にいろいろあってそれが大人として成長するポイントになっていたり、お話の展開キーになっていたり。
噛み合わないふたりの惹かれ合う姿がなんともいい感じ(≧∇≦)b
これからもお仕事ガッツリしながら生きていくんだろうなぁ…とにこやかに本を閉じられました(電子だけどね!)
割れ鍋に綴じ蓋カプというと残念に思われるかもしれませんが、とても良い塩梅のバディものです
人外お嫌いでなければぜひご一読ください
ハジ先生の過去作品のキャラクターもそっと出演してますので彼らを探すのも楽しみのひとつになりそうです
人外ものはどちらかというと苦手で普段現代物ばかり読んでいるのでどうかなあと思ったのですが、表紙のダンテさんがあまりにも好みだったのと、本は厚ければ厚いほどいいと思っている派なのでえいやっと購入してみました。
結果、めちゃくちゃ良かったです。
ストーリーも世界観も普通にすごく面白いのに恋愛要素もたっぷりなのが嬉しい驚きでした。特に受けのダンテさんのスタイルがあまりにも良く、えちえちすぎて眼福でした。攻めの生真面目さも好ましかったです。欲を言えば、後書きにもありましたがダンテさんモデルのエッチな下着着用プレイも読みたかったです。