特典付
描かれていろのは夕焼け?それとも朝焼けか?
最後の捉え方によって表紙のイメージがこんなに違って見えるなんて…
読んだ後にすぐまた読み返したくなりました。
「映画みたい」というフレーズだけじゃ物足りなくなる圧倒的な没入感!
まさに名作。
キャラ一人一人にしっかり物語があって、特に律の過去や現在に至るまでの経緯が明らかになって満足でした。
個人的に遊馬の事がすごく気になって―
アイツ結局なんだったのw
でもそこの謎もまたストーリーの魅力ってね。
あと、はじめて実写版も見たいって思いました。
最高に面白い作品をありがとうございました、先生!
なんでしょう。律を理解したくないし、許せない。それなのに「神」評価です。
終わり方は良かったなと思いました。結局地球は救われたのか、そこはぼかされていて良かったな。
地球滅亡が回避された、新しい夜明け、みたいな結末だと、もっと律を許せなかったと思います。
まあたそが、どんな風に関わるのかと思っていたら、まあたそにとっては親友だったんですね。
律から見たら、真澄を思い出せる存在だったのかな。
律が真澄にやった事を、まあたそも同性の恋人だったと思った人にやられて、それを律に相談する。
律は、それで自分の過去の行いについてどう思ったんでしょう?
私は真澄が再び律を受け入れたのを見て、心の優しい人だなと思いました。
もし、地球滅亡しなかったら。
律は真澄だけを恋人として愛せるのでしょうか?
真澄にはちゃんと幸せになって欲しい。
結局、あの薬は本当に死ねるのか?
遊馬は最初(律の薬を飲む前)から不思議な能力があったのか?
一度死んだ為に不思議な力が宿ったのか?
謎が多いままですが、あえて謎のままであって欲しい。
ちょっと怖くて面白い作品でした。
このお話はもう少し引っ張っても良かったのかなって思いました。最後があっけなく、なんかわかんないけど(遊馬が本当に力使った?)隕石が落ちて来なかったってオチですよね。そこはハッピーエンドだろうから、折り込み済とはいえ、ちょっと物足りませんでした。
律と真澄は最後は体の関係に戻るんですが、はて、これは律が改心したのか?まぁ滅亡の日までは貞淑でいるよって言ってたとおりなんだけど、滅亡しなかった(実際してない)場合は、その後は好きにしちゃいますよってことでは?
律は真澄と別れたことを後悔していたと思うんだけど、その気持ちはさておき、エロシーンに行っちゃって朝を迎える…。うーん。
極限状態で、焼け木杭に火がついた、とも言える訳で、律が最後に会いたかったのは真澄でも、やっぱり信用しちゃって良いのか?コイツはまた同じことやるんじゃ?ってのを物語の中で払拭してもらいきれなかった感じです。真澄も、あんなに恨んで、結果的にブラック企業で働く羽目になって、でも忘れられない、元サヤに戻る、ってことの勇気は認めるけど、滅亡しなかった以上、現実が待っている訳で。これからどーすんだろ。大きなお世話ですけど。
だから萌、とかキュンキュンとかは無かったかな。
エロは丸木戸さんの良いところなので、そこは良かったですが、ポルノグラファーでのストーリー展開を読んでいるとね。
実写化された時にどうなるのか、そこは楽しみです。
エロを取ったら残りは…。性の劇薬とまでは行かなくても、男女間の深夜帯レベルくらいじゃないとつまらんドラマになっちゃいそうな気がします。
悲恋、メリバに目がないヲタク、帯の売り文句である「世界滅亡BL」「終末×恋愛ヒューマンドラマ」に強く惹かれ、上下巻まとめて即購入。
途中まではうわー最高!と思っていたんですが、終盤の展開が…!!!!!!!
ファンタジー!!!!
いや世界終わらんのかい!!!と大ツッコミ。
(遊馬くんのおかげで世界は終わらなかったと私は解釈しました)
皆様は「世界終末モノ」に何を求めますか?
私は「目を逸らしたい現実と向き合わないといけない極限状態」「人間の本能、汚い部分」「生まれた愛が残り○日で消えてしまう儚さ」が魅力だと思っています。
ファンタジーやないか!という先ほどの私のツッコミに、そもそも世界終末設定がファンタジーやん…と思った方もいるでしょうが、私は世界終末モノというファンタジーの世界に、誰も逆らえない悲しい現実を求めているのです。
私と同じように「世界終末モノ」を捉えている方は、終盤の展開やラストは正直物足りなく感じるかと思います。ラストの解釈は読者に任されている形ですので、断言はできませんが…!