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兄の元カレとする恋は

ani no motokare to suru koi ha

  • 電子単話
  • 電子書籍【PR】

表題作兄の元カレとする恋は

藤森洋平
リーマン,28歳
田中英里
大学生,20歳

あらすじ

ある出来事をきっかけにワンナイト至上主義となった藤森は、アプリで男漁りを楽しむ刹那的な日々を過ごしていた。そんなある日出会ったのは、年下の無愛想な青年・英里。今日はハズレ引いたかも…と思ったのも束の間、ベッドの上で初々しくも淫らにとろけるギャップにヤられた藤森は、その晩何度も最奥を貪ってしまう。とはいえ、藤森にとっては数ある一晩のひとつだった。英里がもう一度、目の前に現れるまでは――。
ワケありチャラ男な会社員×ウブで一途な大学生の、忘れられない恋が誘う救済ラブストーリー。

兄の元カレとする恋は(1) 30ページ
兄の元カレとする恋は(2) 30ページ
兄の元カレとする恋は(3) 30ページ
兄の元カレとする恋は(4) 30ページ
兄の元カレとする恋は(5) 30ページ
兄の元カレとする恋は(6) 30ページ
兄の元カレとする恋は(7) 30ページ

作品情報

作品名
兄の元カレとする恋は
著者
斧原ヨーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
モバイルメディアリサーチ
レーベル
caramel
電子発売日
4.3

(39)

(22)

萌々

(11)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
170
評価数
39
平均
4.3 / 5
神率
56.4%

レビュー投稿数6

大変!大変!!

前から読もう読もうと思ってなぜか買ったままにしていた斧原先生のこの作品
すっっっっっっごく、すーーーーっごく良かった…( ゚Д゚)!!!
何でレビューゼロ件なんだろぉ…???
これは大変だ!と思いレビューを書く事に!

コチラは「ゲイの微妙な年齢の大人の恋愛」にかなりリアルな心象心理で切り込んでる気がします
ゲイじゃなくても「昔の恋人」との距離感とか色々なんかリアルに感じると思います

あんまりネタバレしないで読んだ方がいいと思うので匂わせな感じにしますが…
攻めの藤森洋平はかなり自己肯定感高めなキャラが全面な28歳
対して受けはやや自己肯定感は低めながらもネガではない意外と思慮深めな大学生の英里(エイリ)
この2人を繋ぐ存在が英里の兄の直輝
但し直輝は思い出と想像でしか出会えないです(地雷になる方もいるかも?な設定ではあります…気になる方用にコメントに一応書いておきますがネタバレなので自己判断でご覧ください)

すごく切なくなるようなシーンもあるのですが洋平の意識高い系キャラがうまくコミカルに中和してくれてドシリアスにならないようギリギリで回避して来ます
多分これ以上踏み込むと重くなりそう…という1~2歩手前で方向転換してくれています
ココがもしかしたら好みの分かれ目でもあってもっと掘り下げた方が…!という想いの人も居るかも知れません
でも、私にはこのラインが絶妙ですし秀逸!
このテイストだから自分でキャラを慮る事が出来てより没入出来る…
丁度イイ切なさとシリアスです

お話しが進むに連れキャラの本来の良さが分って来ると更にこのお話しの素敵さが沁みて来ます…(*˘︶˘*)

斧原先生の描かれる男性、すごくリアルだなぁ…って現在3作品読ませて頂いていますが思います
なのですごく作品自体に感情移入して読んでしまうんですよね
今回の作品、本当に素敵でした
何で電子単話配信のみなんだろう…
出来たら加筆込みで(主にその後の♡を…///)絶対1冊にした方がいい!!
いや…して欲しいぃー…

自分を保つために偽る事も素直になる事も…どちらの辛さも分かる……。
そんな人には何かが刺さる、そんなお話しじゃないでしょうか

尚、先生のTwitterによると前作(わるい子~)のエロはちょいエロで今作はそこそこエロとの事(笑)
エロはですねぇ…激しくないのに何故か艶めかしさを感じるエロなんです‼
好きです、こういうエロも…♡
最後、エロ情報で終わるのは何か伝えたい趣旨とは違うけどwww
でも、そこも含めておススメです٩(๑´3`๑)۶

12

チル76

兄:直輝について
直輝は彼ら2人が出会う2年前に病気で急逝している設定です
哀しい事実ではありますが作中、そこに悲壮感などはなく「兄の死」をしっかり現実として扱っています

死ネタ地雷の方はお気を付け下さい
私も得意ではありませんが今作は何の問題もなく受け入れて読めました

思っていた以上に良かった

斧原ヨーコ先生お久しぶりに読みました。
最近、私の新規に出会う作品ってSNS で流れてくるおためし読みから入るものが、結構あるんですが、こちらもそうでした。
斧原ヨーコ先生新作なんだ~!
ってお試し読みしたら、続きが読みた過ぎて購入してしまいました。
で、まぁぁ良かった!
と言うか、とても良かったです。

ワンナイトが楽しい藤森の出会った、ギャップが可愛い、身体の相性ぴったりな子が、実は元カレの弟でしたってお話なんです。

藤森も、英里も、互いに元カレの、兄の事を静かに考えながら生きている。自分たちの幸せをどうやって見つけるか、或いは幸せだと思いたいのか。
これ、テーマが重くシリアスな話に感じますが、斧原先生の描き方がさらっと、可笑しさもあり、何よりもキャラがチャーミングで良いのです。
藤森も、英里も可愛い。
藤森がスマートに生きているつもりの自己肯定感高めな人なんですが、抱えている気持ちはなかなかしんどい。
でも、しんどすぎないので、楽しく読み進められるのです。
なんですけどね!私は泣けてしまいました。

なんかねー是非とも読んで頂きたい。
身体始まりだから、セックス有りきなんだけど、根底にある愛しき人への思いとか、つながる幸せにじわり感動する良き作品でした!

3

ちょっといい話❤︎


連載中から気になってた話です。
単話で途中まで追ってて、コミックスになるのを楽しみにしてたんですよね

真っ先に挙げたいのは、攻めキャラ。
チャラくてチョロくて大人のズルいやつなんだけど、なんだか憎めない攻キャラ藤森洋平の可愛げに振り回されてしまった…

複雑な関係なんだけど、ヘタレな攻に対して、器用で真面目。派手な見た目に反して一途な年下受くんのやりとりがちょいちょい笑える場面を挟みながら、
でも淡々と時の経過が語られるリアルっぽさが
独特の作風なのかな。
最近好きになってきたタイプの話かも❤︎って思いました。

妙にポジティブシンキングなだけで、天然マイペースな訳じゃないので、一途な受の英里くんと付き合っていくうちに、ちょっとは空回りするのがおさまっていく予感。
いい恋愛してると、健全な変貌するいい例。笑

ちょっといい話って感じのおはなしでした❤︎

1

兄の元カレはポジティブ野郎

電子単話1〜7話で完結、5ページの描き下ろし収録の、新表紙絵の「電子単行本」版が発表されたのですが、作品登録できないのでこちらでレビューを。

まずタイトルから不穏。
冒頭は、アプリで一夜の男を漁る一見ステキリーマン。
今日のお相手は、スれてない若いコ。つまらなそうでいて、感度は良さそう。
だけどこの子には思惑があった…

そう。この子は「弟」。
そして「兄」は亡くなっている。
兄のスマホを見て、兄の「元カレ」を見て、今どうしてるのか。
だけど不穏だけじゃない。
だってこの藤森(元カレ)。なんかヘンなヤツです。
ポジティブというかナルシストというか。
だから意外にもギャグっぽくもあるわけだけど。
英里(えいり・弟くん)は小出しに何気なく兄の話を織り交ぜる。
何も気づかない藤森。
それどころか、ゲイを隠して結婚するとな!
コイツ、爽やかなのかクズなのかわかんない。
でも、それが人間だ、っていう気もしてくる。
だからか英里も藤森を憎めないんだけど、ある夜ついに自らバラす。ケンカ腰で。

でもここからはちょっと変わった展開というか。
はじめに藤森の方が振られてたとか、モヤってたのは英里だけとか、兄の真意は最後まで不明とか。
藤森が女性との婚活スパッとやめて英里愛してるとなるのはいきなりすぎましたが、ラストに向かって藤森のナゾのポジティブさが作品の印象を明るくしていきます。
絵柄は元々好きで、今回もセックスシーンなどが特に線が色っぽい感じ。
引き続き注目です。

1

じわじわ好き

私が所有しているものと表紙が違いますが、何か違うのかな?
わからないのでこちらに評価を載せます。

「萌2」評価にしていますが、本当は「神」に変えたいくらい気に入ってます。
初めて読んだ時「うわー!」となるような衝撃はなかったんですが、繰り返し読みたくなって、何度も読むうちにじわじわ好きになっていきました。

表紙も中の絵柄もさっぱりしていて地味な印象だし、設定の割にストーリーは淡々と進むと感じました。
攻めの藤森ははじめ「変なやつ」で「嫌なやつ」。
でも、読み進めると「変なやつ」だけど「いいやつ」になりました。
本人が変わったんじゃなくて、人にはもともといろんな面があるってことに気付かされるんです。
その描き方が好きですね。
大げさじゃないところが絶妙です。
さらっとしているようでいて、すごく深いところを描いているような気がして、じわじわ感動します。
作者様の感性が好きですね。
未読の方には、ぜひ読んでみてほしいです。

0

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