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表題作ROSSO-人狼捜査官-

三雲 九十九,警視庁公安部第六課 対特殊事件対策室 監査官
ロッソ,人狼,警視庁公安部第六課 対特殊事件対策室所属 特殊捜査官

あらすじ

きみを愛してるよ、この身体の血の一滴まで全て…俺のものだ
謎多き相棒×孤独で復讐に燃える人狼、
15年前の殺人事件に秘密と嘘が絡み合うサスペンスBL

幼い頃吸血鬼に家族を惨殺され、自身も人狼へと作り変えられてしまったロッソ。
敵討ちのため、吸血種絡みの事件を扱う警視庁公安部第六課対特異特殊事件対策室の
特殊捜査官となる。
しかし独断行動が目に余り、上からお目付け役として新しく派遣されてきた
監査官・三雲とバディを組むことを命じられる。
ただの人間の癖に妙な雰囲気を持つ三雲が目障りなロッソだったが、
ある事件で三雲と共に窮地に陥る。
今まで生き血の摂取を頑なに拒み本来の力を振るえないロッソは、
三雲に無理やり血を飲まされ興奮と共に感じた事のない感覚が湧いてきて――…?

作品情報

作品名
ROSSO-人狼捜査官-
著者
あめのジジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415125
3.5

(16)

(4)

萌々

(6)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
54
評価数
16
平均
3.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

人外で警察バディ。

こちらのお話では、生まれつきの人狼と
吸血鬼によって普通の人間を人狼に変える後天的な人狼がいます。
人狼は他者の血液・体液を得ることで、心身ともに安定します。

子どもの頃、吸血鬼に家族を殺され人狼にされたロッソは、吸血鬼に復讐するために警察公安部で働いてます。
ある日バディを組まされることになった監査官の三雲。
初めは三雲を良く思っていなかったロッソですが、捜査中に負傷してしまい、三雲の血液を摂取し、やがて体の関係に。
徐々に距離を縮め、吸血鬼絡みの事件を捜査していき・・・というお話でした。

人狼、吸血鬼、警察バディ、事件捜査。
設定要素がたくさんあるのですが、散らかることなくストーリーが纏まっていて、読みやすかったし面白かったです。
サスペンス要素もあり、後半から真実が明らかになってきて、ハラハラ感も味わえました。

キャラクターも良くて
メインカプの三雲はフワフワしててつかみどころがないけど、エリートのスパダリ系だし
ロッソは人狼で戦える受けだし。
同僚のオニキス(人狼)×琥珀(吸血鬼と人間のハーフ)カプは、イチャイチャしていてなんか可愛いかった。
でも、色々抱えてる感じで。このカップルのお話ももっと知りたくなりました。
続編も読みたい!と思えるお話でした。

3

サスペンスBL

サスペンスBLとのことですが、サスペンス部分が面白くて楽しく読みました。

サスペンスにネタバレは厳禁だと思うので無しで、どれだけ伝えられるか分かりませんがやってみます。


人狼とか吸血鬼とか、この話の特殊設定も、読み進めるうちに自然に理解でき、それと同時に新たな謎が生まれ、読む手が止まりませんでした。

そして散りばめられた謎が、捜査と共にどんどん明らかになっていき、最後に全ての謎が明かされてスッキリするという、サスペンスの王道をしっかり押さえた話でした。

あまりにサスペンス部分を愉しんでしまった為、うっかりBLだったことを忘れていて、濡れ場シーンで思い出すという間抜けな事をしていました。

同僚2人はしょっちゅうイチャイチャしてますし、メインCPも時々体液摂取してるんですけど、恋愛部分以外の話が面白いと、ついそれに夢中になってしまってBLな事を忘れてしまいます。

本編はサスペンス強めですが、描き下ろしはその分仕事を忘れて楽しんでないか?というドキドキな話でした。壁の穴から覗きたい!

サスペンス、吸血鬼、人狼、バディ、こんな単語に魅力を感じた人にお勧めします。

1

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