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表題作世界でいちばん顔が好き

間宮光 俳優 / 仁科秋穂 美大生
水谷七瀬 AV男優

その他の収録作品

  • bonus track それから(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

AV男優の七瀬には、心酔している相手がいる。
その人物はとにかく顔が綺麗な男、俳優の間宮光。
高校の同級生で、同棲してセックスもするけど、恋人じゃない。
いわゆるただの金づるかもしれないけれど、
貢いで更に輝いてくれるのなら幸せ、利用されたってかまわない。

そんな中、AVの撮影現場でタチの代役としてやってきた美大生・仁科。
とてつもなく七瀬と身体の相性が良い彼の介入により、
歪ながらも収まっていた光との関係が次第に崩れだして……。

作品情報

作品名
世界でいちばん顔が好き
著者
あめのジジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801964372
3

(77)

(15)

萌々

(20)

(13)

中立

(9)

趣味じゃない

(20)

レビュー数
11
得点
203
評価数
77
平均
3 / 5
神率
19.5%

レビュー投稿数11

表紙と帯に騙されるかも?

表紙のポップ感と帯のアオリにより、表紙買いした方がいたら内容にビックリするかも?
キラキラアイドルものではありません。
内容はなかなかドロドロです。
二次創作も含めジジ先生のファンなので、今作も私的には神でした!
ゲスい攻め、大好きです。
モブおじさんとや3P、無理やりな感じの描写もあるので、苦手な方は注意です。

6

「推し」がいる人に読んでほしい

優しい恋愛が見たい人にはあまりお勧めできませんが、感情アンド感情のぶつかりが見たい人は絶対読んだ方がいいと思います。エモい感情の宝庫です。

「自分が養分になって推しを幸せにしてあげたい」「頭ではおかしいと分かっているのに好きでいることをやめられない」という主人公七瀬くんの気持ちはリアリティがあります。

キャラは確かに一般的な価値観からすれば病んでると映るのかもしれませんが、「顔が好き」はあくまできっかけだし、
一度好きという気持ちを抱いたらそれが正しいも間違ってるもない、というメッセージが込められてるように感じました。

七瀬君はひどいことをされたり言われたりしますが、
それが時折挟まれる刹那的な光景・言葉の美しさを倍増させているように思います。
どこをとっても七瀬君のモノローグが一級品です。

よくあるテンプレにはあてはまらない、この人にしか描けない作品だと思います。ジジ先生の良さが存分に出ている作品です。

6

めちゃくちゃ良かった

帯の紹介を引用すると、ゲス美形役者&ノンケ塩顔美大生×貢ぎ系AV男優 そして「顔が好きって最強」
好きな顔を持つ好きな人の為なら何だってできるという思いは、誰かのファンになったことのある人にはとても共感できるはずです。

AV男優の七瀬から俳優の間宮に対する感情の言葉の数々がとても美しくて、モノローグが切なくて刺さります。物語の展開はも好みが分かれるかもしれませんが私は好きでした!

かわいい絵柄と装丁と、じわじわ泥沼になる感じとセックス描写のプレイや激しさのギャップがすごいです。あめのジジ先生の作品を読んだのは初めてだったのですが少し薄暗いお話しが好きなのもあり一気にファンになりました!

5

顔面が良ければ許せる気持ちとてもよく分かります

オタクならわかりがちな心理が極端になってしまっただけ。
推しの顔が好きすぎてなんでも出来るそれがAV出演でも、という設定が切なくてでも斬新です。ずっとビターな感じが終始流れていてひとが悲しいですが、そこが良いです。
暗め作風と妥当にビターエンドが好きな方は納得してしまうと思います。ビターかもしれないけれど、ハッピーエンドだとも思います。

1

おすすめはできないけど好き

間宮ほんとお前顔がいいだけのクズ野郎やなと思うんですけど、何も面白くなくていつ死んでもいいと思っていた七瀬にとって生きる意味になってくれていた特別な存在だと思うとなんだか強く責められないんですよね。でもやっぱ顔がいいだけのクズなのは間違いない。
一方仁科はわりと好みのタイプです。顔は七瀬のタイプではないけど、ちゃんと七瀬を大切に愛してくれる人って感じです。
3P大好きで、だれか一人が辛い思いをするような話が苦手なので、このストーリーの落としどころは個人的にはよかったなと思います。
推しのカノバレで嫌いだけど顔が好きだからと苦しんでいる友人というのが私の周りにもいて、胸に込み上げるものがありました。
読む人を選びますが、題材が気に入りました。読んでよかった。

2

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