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表題作華麗なる香主、愛の誤算

黎,香港マフィアの香主
一樹,新米偽造通貨Gメン

あらすじ

捜査中に貞操の危機に陥り、香港マフィアの香主・黎に助けられた偽造通貨Gメンの一樹。優しく淫らに唇を奪われ、艶やかな存在感を放つ黎に魅了された。だが、彼が持つ札束に疑念を抱いた一樹はそれを押し殺して捜査に当たり──「飼い慣らして、身も心も俺のものにしたい」拉致され、残酷なまでの悦楽に堕とされた。それでも、孤独を吐露した黎が見せた安らいだ顔、愛おしむような眼差しに心が騒ぐ。職務と黎への想いの狭間で惑う一樹は、つらい決断を迫られ...! 裏切りに揺れる恋。

作品情報

作品名
華麗なる香主、愛の誤算
著者
バーバラ片桐 
イラスト
桜城やや 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829623688
2.7

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萌々

(1)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
9
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

エロ分補給

偽造通貨Gメンの一樹は捜査中に貞操の危機に陥ったところを見知らぬ男に助けられる。
黎と名乗ったその男は、助けた礼として強引に一樹の唇を奪って去っていった。
後日別件の潜入捜査で男に襲われそうになっている所を再び黎に助けられる一樹だったが、その時黎の持っていた札束から偽札の感触を感じて……

エロ分補給でした。
香港マフィアの香主(ヤクザで言う系列組長クラス)×偽造通貨Gメン
わかりやすいロミジュリ展開で、それほど深刻にならずさらりと読めます。
設定からもっとギスギスした話を想像したんですが、割とほのぼのしています。
これは主人公のキャラによるものが大きいのかも。
なんていうか一生懸命な小動物系?

自分を見張らせるためと称してデートに誘って、主人公に甘える攻はちょっとかわいかったです。
しかし黎さん、色々策略をめぐらせていたわりには最初から甘甘な態度なので、あんまりタイトルの誤算って感じがしませんでした。なんかもっとオソロシゲな人だったらよかったのかなあとも思わなくもない。

最後はわりとあっさりハッピーエンドなのですが、そこに若干のぬるさを感じてしまいました。
攻もさー、マフィアのボスなら主人公さらってっちゃうくらいすればいいのに。
そして香港で二人で愛欲の日々……げふんげふん。どうもスミマセン。
エロ的には札束ぷれい(笑)あり道具あり浴衣ありと割と盛りだくさんです。
ごちそうさまでした。

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