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同じ日にコンビ解消…流れでヤッて
責任取るから(土下座!!!!)でコンビ結成!?
そんなことある!な風に結成された2人だけど
一緒に見上げたパイロットランプに願いをかけるスタートが
がさつなようでロマンチック!
拘りへの真摯さ、可愛いとこを知って
お笑いの楽しさが最熱・活性化しながら
愛も育まれてくのがとても良かった。
一緒に歩む相手って大事だんぁとしみじみ。
2人を掻き回す女の子には、えぇ!!となりましたが、
妙な現実み…考え方が突飛すぎて、うわぁ~と思いながら読めちゃいました。
元相方の妬みやら妨害も乗り越えて、カラッとこなしていくの良かったです!
芸人になって5年、売れないコンビをそれぞれ解消した城坂と秀永が、コンビとして、パートナーとして成長していくお話です。芸人モノや芸能界モノは読む機会がなかったのですが、とても面白かったです。関西弁が楽しい!仕事(お笑い)と恋愛のバランスもよく、読みやすい作品でした。
個人的に、BL作品から離れている期間にお笑いにハマっていた時期があったので、お笑いの部分は読んでいて色んな感情が渦巻いて苦しいほどでした。腐妄想を抜きにしても、お笑いコンビの関係を夫婦とか恋人に例える話はよく聞きます。売れているコンビを見ていてもテンプレートや鉄則は存在せず、結局は運命なんだなーといつも思います。このお話の二人は勢いでコンビを組んだ面がありますが、運命だと信じて前進して欲しいです。実際、若手になればなるほど解散して別の相方と組むことを繰り返すので、芸人になって5~6年、20代で(色んな意味で)運命の相手と巡り会えた二人はとても幸せですね。お笑い好きとしては羨ましい限りです。
私は二次創作とかナマモノには興味がなくここまで来ましたが、そういう世界でお笑い芸人が人気なのはよく分かります。男性同士、お互いに不可欠な存在だという関係はなかなか特殊ですね。この作品を読んで改めてそう思いました。
漫才コンビでヤオイな妄想した方、いますか。
そういや私も昔、ダウンタウンで軽く妄想したなァ…なんてことを思い出しつつ読みました。BLにハマる素質は、その頃からあったんだな。
主役は、明日のお笑いスターを目指しつつも、相方と決別したばかりで落ち込んでる売れない芸人です。相方はいない、金はない、未来に希望もない。
そんな彼が偶然出会ったのが、同じく相方と決別したばかりの男。
二人はコンビ解消のショックで受けた傷を舐めあうようにセックスする。
で、そのままなし崩しにコンビを組むことになります。
真摯にお笑いに向き合ってネタを作る日々のなかで、お互いへの恋心を育てていく二人。
関西弁が生きてました。
楽しかったです。
続編の『昼も夜もない』は、ちゃんと本当のことを言いあえばすむのに、そうしないで長いことすれ違ってるから、ちょっとイライラしたけど。
『何でやねん!』の後に読みました。
またもや関西弁で漫才コンビ。頭の中をグールグル言葉がまわります。
今回は城坂温(はる)くんと、秀永元継くんのお話。
すいません、こっちのほうがお話的に好き。
ハルくんのけなげさと、秀永くんの男前さがすごくアタシ好みなの。
一個のケーキ、一本のビール。
なにか二人を象徴していて素敵です。
出会いと言うか始まりが始まりだから、ハルくんが躊躇するのもものすごくわかってしまう。
でも、その前から秀永くんはハルくんを見てたんですもん、しょうがないです。(爆)
キーワードはずばり、「メガネ」です。
そして、顔が売れてくれば出てくるのが有名税。
昔の相棒が出てきたり、自慢目当てのバカ女とか。
これはホントにバカ女でした。ムカつくより、しょーもな、とあきれるほうでしたけど。
でもふらふらっと二人ともしなかったのは拍手モンでしたよ。
ま、当たり前っちゃ当たり前ですね。
今回脇で光ったのは誰が何と言ってもマネージャーの小関さんでした。
彼女ほど、啖呵の似合う人はいない。
またセリフがいちいちかっこいいんだ。
ラストの漫才コンテストのお話。
読んでるこっちがドキドキハラハラしました。
ラストに前回の主役の一人、土屋くんが審査員で出てました。
彼は放送作家と言う肩書きも持ってます。
出世したのね、となんか安心しました。
金ひかるセンセのイラスト、お話とぴったりですよ。
やっぱりハルくんが好きです。秀永くんは、わがままを言えばもう少しワイルドさがあればもっとかっこいいかも。
お笑い界を舞台にした作品です。
「なんでやねん!」の「バンデージ」の二人は34歳、売れっ子漫才師の地位を確立しています。
この作品の主人公・城坂は、そんなバンデージに憧れている24歳。
高校時代からの相方・棚瀬にいきなりコンビ解消、というか、漫才をやめると一方的に告げられて…というところから、物語は始まります。
表題作は、コンビ解消を告げられ傷心の城坂と、同じように相方と別れたばかりの秀永との偶然の出会い、そして、相方として、恋人としての関係を築くまで。
「昼も夜もない」は、地道にライブを重ねて着実に実力をつけてきた二人が、ようやく全国漫才コンクールの本戦に残るところまで来たが、知名度が上がるにつれて、周囲がいろいろと…
「全漫当夜」はタイトル通り、全漫の結果です。
この本、かなりラブの比重が高いです。
エチも結構描写がしつこくなってます。
「なんでやねん!」が青春サクセスストーリー的な味わいだったのに対して、こちらは業界物BLラブストーリーって感じがしました。