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よくある量産型のエロコメかと思いきや、小技盛り盛りでかなり楽しめました!
読後の印象抜群でしたので久々にレビューを。
ベース要素は古典的BL満載なんですよ。
表紙はオシャレ横文字ではなく、いかにもエロBL自信ありますみたいなビビッド配色と表情。
タイトルは一行で内容を理解できる考察要素の全くない親切設計。
ストーリーもベタベタに惚れ薬だったり、ちょっと強引に始まるセックスとすぐにグズグズにとろける受だったり。
片想いの相手には他に好きな人がいて……、この恋は期間限定で……みたいな定番切ない要素もあって。
エロは真正面からドストレートなお医者さんごっこを取り入れる潔さ。
ああ!どこかで読んだことあるやつ~~!の連発なのです。
なのですが!
これが良いのです!
BLの基本の基本を押さえているからこそ読みやすく、ここぞというアクセントが丁度よい塩梅で溶け込み印象に残るんです。
で、その作品の肝に当たるアクセントがこれまた大小さまざまな角度から織り込まれていて、飽きさせない。
最もインパクトが大きいのは、受の真岡くんの「バブりたい」発言。
お綺麗なイラストの堅物天然美人キャラから突然発せられる「バブみ」というワードの意外性。こういう唐突なギャップ演出は、あまりに連発されると読み手として引いてしまうのですが、作品の世界観やキャラクター性を壊さないギリギリのラインでまとめておりお見事。
真岡くんが惚れ薬を自分で飲ませておいて、自分で解毒方法を探すという自己回収型のストーリーも好き。
「惚れ薬」と言えば「事故的に」な演出も多い中、人のせいにしないのが良いですね。一生懸命な真岡くんのキャラも引き立ちます。
一方の攻の牡丹さんも、一瞬テンプレイケメンかと思いきや、結構クセのあるキャラでして、読めば読むほど味がありました。
まず小芝居がね、楽しい。
媚薬が栄養ドリンクだってわかっていて、それを隠しながら好き放題やっちゃってる姿が良いですね。色事の経験値も真岡くんとは段違いで、もうグイグイ行っちゃって。
「薬が効いたフリしてキスくらいしてもいいよな」って。めちゃめちゃフィクション的な解釈でおもしろーい。
散々小芝居続けていて、バレたら逆ギレするのも予想外すぎました!
全然スパダリじゃなーい。
でも、こういう完璧すぎない器の小さいとこもある攻って実は人間味があって結構好き。
かと思えば「関わろうとしてくれたから迷惑をかけることができたんです」「あなたに出会えて変われた」みたいな心にジンと響くシーンなんかもあって。
でも押しつけがましいわけでもなくて。
全体を通して、王道と外し感が絶妙なグラデーションでみっちり重なっているので、サクサク読めて、エロエロで、頭も全然使わないのに読後は満足という良コスパ本。
こういう作品本当に好き。
奇をてらった感じじゃなくて。
文学性とか芸術性とかでもなくて。
エロコメと王道を押さえつつどこまで面白くできるかっていう商業感がめちゃめちゃ好き。
バリバリのフィクションBLを読みたいお疲れの夜におススメの1冊です。
すっごく良かったです!
うわ〜(๑♡⌓♡๑)ってなりながら読み終えました。
ページを捲りながら、まだ終わらないで欲しいと思ってしまいました。ほんと良かったです。
表情が表に出ない真岡さんが、惚れ薬を手に入れて
行きつけの喫茶店の店長の牡丹さんに飲ませてしまいます。
優しい牡丹さんとむわむわエロエロな牡丹さんが、ジキルとハイドみたいに入れ替わって出てきてしまう、というお話です。
ちょっと不思議な設定ですが
冷めた気持ちや違和感を抱かせないストーリー展開。
さすがベテラン作家様です~!
絵も美しくて最高でした!
真岡の生真面目だからこその勘違いや心の声が
コミカルで面白かったです。抱きしめたくなる可愛さでした。
牡丹さんはもうエロくて格好良くて、タイトルに恥じないスパダリ様でした。
めっちゃエロいんですが、2人のやり取りがすごく癒やされるんです。
エロと癒やしって正反対だと思うんですが、ホントに共存していてすごく良いんです。
言葉では説明しづらいので是非読んで頂きたいです。
エロと癒やしとキュンとする気持ちを同時に摂取できて元気になれました。
神でした~!
南国ばなな先生の作品は美しい絵に安定のエロさでどのお話も最高です!
特に今回の「惚れ薬を飲んだスパダリがヤバすぎます!」は先生のお話の中で1番好きです!
「牡丹さんにバブりたい」という理由から薬を飲ませる真岡さんが可愛いかったです。
途中、すれ違いが起きたりしてどうなってしまうのかハラハラしましたが誤解もとけて仲直りしてちゃんと両思いになれて良かったです!
もう2人のやり取りが本当に本当に可愛かったです。
そして本当にたまらなくキュンキュンしまくりました!
シーズン2もはじまるということで今から楽しみです。
突然ですが…
私の本棚には『攻め良し』『受け良し』『CP良し』棚があるんですね。
この作品の2人は「攻めの良さ」も「受けの良さ」も「CPとしてのニコイチの良さ」も全部詰まってる!!
モチロン全部の本棚にぶち込みました♪
つまりは魅力的で理想的な2人に出会えた!って事です(≧▽≦)
魅力的なキャラを惹き出すセリフ・展開・背景・プレイ(♡)のレベルが…!
全部が全部こんなにグッサグサと刺さりまくる作品は久しぶりでした!!
積んだままで読んでなかった事を後悔…。
正直、このタイトルで表紙でばなな先生だからね、エロ目的で買ったんです!
なので読後にこっっっんなにまで満足するなんて思わなかったんですーーーッ!
ただただ私の審美眼なんて全く役に立たないじゃんって話なんですけどね(笑)
兎にも角にも!エロ目的でしか考えてなかった私、、、
高速スライディング土下座レベルで反省です。
本当におもしろかったし、エロかった!!!
【オモシロPOINT】
・淡々としたモノローグなのにアホな事を言ってるしやっちゃう明、アホカワやん♡
・明のキャラ付けストーリー、泣かせるじゃん…!
・扉絵の明のちょっとした後日談コマに癒されてクスっとしちゃう♪
◆取り合えずイチイチツッコミたくなるセリフ、設定、小技が最初から最後迄敷き詰められてるから飽きない飽きない!!
明も一馬も会社や関係のある人の存在でキャラが分かり易いから入り込みやすい!
【エロPOINT】
・2人とも「欲」に忠実で素直♡だからあんなプレイやこんなプレイが♡♡♡
・そう!エロシーンがシチュも体位も豊富!流石、経験豊富な一馬です♪いいリードっぷり!
・致してるいる時の一馬の「手」がマジでエロい・・・!!
これは絶対見て欲しい!明にオFラさせている時の一馬の自分のケツを支えている「手」ね!
これ、支えてるっていうか押し込んでるっていうか、、、「いいよ、上手」っていうセリフも相まってこのシーンだけで私の好き攻めランキング急上昇↑↑↑
・あの明がこんなセリフを・・・!はわわわわぁーっていう萌が満載でイケナイものを見ちゃった感じで萌えるー!
◆エロPOINT、、、止まらないっ!
って位息切れなしで随所に素晴らしいフェチが詰まってます!!
ばなな先生のエロ表現、商業も同人もほんとに私の好み過ぎます♪
シーズン2が電子配信予定、との事。
楽しみだなぁ~~~♪
でも、紙かR18がいいなぁ~~~
※紙でも白抜き、、、もったいない!!
単行本化待ってましたーーー!ありがとうございます!!
見てお分かりの通り、顔面偏差値高過ぎる南国節炸裂のスパダリ攻めです。なんたって顔がいい。上品な物腰なのに発情中はワイルドさもあって、野獣のような舌なめずりが素晴らしくエロティックなスーパー攻め様、牡丹さんです。最高。
対して受けはロボット人間と自覚する表情筋死んでる…実は天然で素直で好奇心旺盛な真岡。惚れ薬をきっかけに関係を持つ二人なのですが、バブりたいとか惚れ薬飲ませてみたいとか、真岡が自分の気持ちに気付いてないだけなのが第一話からも分かる、若干変則的な両片想い設定とも言えますね。
まぁ、惚れ薬は…という展開はもちろん予想通りなのですが、解毒のため、欲求解消のためにひたすら素直に抱かれる真岡がかわいすぎるっ!ロボット人間に血の通う様…いや、本当は素直な気持ちを持っている真岡の表情がたくさん変わっていく様を楽しく切なくときめきながら見ることができました。
そして、なんというエロさなのでしょうか、この二人のエッチシーンは…。(シーモアでは)白抜きなのでほぼほぼ見えませんが、心の目でわかります。たくましい攻めにトロトロにされる受けという南国エッチ…本当に毎回ごちそうさまです。今回もノックアウト。合掌。
スパダリはこうでなくちゃね!という見本のようなボディとテクニックです。ご堪能あれ。