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グロが苦手な方にはおすすめできませんが、匂い系吸血鬼漫画としてとても面白かったです。二巻は新たな吸血鬼の登場から真祖や始祖といった吸血鬼用語がバンバン出てきて、なんともキナ臭い感じに。一巻同様見開きシーンが素晴らしく、ストーリーも最高でした!
山寺が小夜に助けられたところで終わった第一巻、二巻は始まりから衝撃です。体の再生のため、小夜は山寺を殺しかけてしまいます。そこからの関係性の変化は、山寺がゲス(サイコパス?)だからこそ面白い!そんな山寺の人格形成に関わる過去も見え、納得と同情が生まれます。
小夜は相変わらずのピュアおじで、吸血鬼ホイホイになってました。謎はまだたっぷり残っていて、じわじわ明かされていくのがたまりません。怒涛の展開の連続に、読んでいてわくわくしました。
お気に入りは今回も見開きの吸血シーン。タクシー内でミラーに映る二人が色っぽい!そして目をまんまるにして赤くなる運転手に笑いました。
二巻も気になるところで終わってます。あの彼女がラスボス的なアレなんでしょうか…あ、書店ではBLカテゴリだけど女子キャラとの絡みも多い作品です。私的にはBがLしなくても内容と匂いで満足でした!次巻もとても楽しみ。
たまたま9月2日まで1~2巻が無料だったので読破。
1巻よりもスラスラ読めたので、本当に漫画の作り方がすごく上手い作家さんなんだと思います。
良かったシーンは主人公の美礼との友情ですね…涙を流す美礼、こんな感情も残ってたんだなと。
今回もBL要素は主人公が吸血鬼にボタンを外されて首筋を舐められ、吸血される描写のみです。
あとはメイン二人でラブホに行くぐらい。
新キャラである伊達にも辛い過去があったんですね。もっと詳しく知りたかったな。
この巻でハッキリしたことは:
・真祖の吸血鬼に吸血されないと吸血鬼にはなれない
・初恋の女性、メイは真祖である
主人公がすごく良い人なので、ここまで読み進めることができました。
1巻のレビューに書いた不満点プラス、横顔の作画も気になるので今後も読み続けるかどうかは分かりません。
<注意点>
・美礼の過去シーンで親からの虐待・仕返しに○す描写あり
・山寺のカッターによる自傷行為・伊達からの根性焼き描写アリ
・モブ男性のタヒや、主人公が鋭利な物でブッ刺される様子が描かれます
・じっとりと重めの空気感が全体的に漂っている作品なので、カラっとした明るめの作品をお求めの方には不向きかも