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相変わらず年の差など関係ない仲良しっぷりで、年下の椿の方が慕っているだけではなく、年上側の悠も椿と一緒にいるのが一番楽しいようですね。ただ、そもそもこの作品にリアリティを求めるのがナンセンスだとも思うのだけど、BLファンタジー感が強まってきた気がして読み進めるのに少し抵抗がありました。
小5といえば確かに自分も性的なものの表面くらいはなんとなく理解していたけれど、好きな人に性的な魅力を感じることまではありませんでした。もちろん個人差があるだろうけれど、悠に女性的色気を感じることが多くなりつつある椿に何とも言えない気持ちにさせられました。せめて中学生くらいになってからにするか、悠の男性的魅力に気付くかの方がすんなり受け入れられたかも。これだけ小さい男の子が自分よりずっと大きい男性を「可愛く」思うって結構歪な感情だと思うんですよね。悠の格好いい部分に憧れるくらいならもっと自然に読めたなと。
悠の方もこの歳なら同級生とわいわい遊ぶのが楽しいという方が自然で、いくら椿が可愛いにしても、同級生たちの誘いをすべて断って100%年下の椿を優先するのは健全とは思えなくて。この2人に限っては特別、と割り切って読めばいいのでしょうが、自分には難しく。ラブコメに真面目なレビューをするのも気が引けますが、ライトに楽しもうとしたら意外とそこに引っかかってしまったので正直に書きました。
悠の鈍感さに同級生女子の警告、ここで悠が少しでも本気にしていれば良いのにと思いましたが、悠の凝り固まった固定観念にガッカリするのが早まるだけだったでしょうね。
そして年齢よりませてて格好良い椿はやはりモテて、積極的な女子がやはり現れて来ました。
正直に恋人の存在を告白する椿に、男だからと冗談だと思って笑うコイツに殺意を覚えました。女だから自分が選ばれて当たり前だと思っているんでしょうね。
そして悠の方も友人の田口にショタコンかと言われてました。
この年代の年の差の残酷さを痛感しました。成人過ぎれば気にしなくなって来る年齢差だと思いますが、この時期は身体の成長も一歳違うだけでかなり違いますからね。椿の悔しがる気持ちが良く分かりました。
しかし、クリスマスを一緒に過ごして誕生日にテーマパークにまで行っといて、弟だと思ってるとか。世の中の兄弟はそんな甘いことしないって、周りの友達見てれば分かりそうなのに、悠は椿のことになると盲目です。
2巻だけの感想でした。
1巻を読んだ時は「何か物足りない」って思った記憶が。
なので2巻にもあまり期待はしておりませんでした。
が、意外と愉しめました♪
甘度が増した感じでしょうか?
椿は相変わらずお子ちゃまで、ストレートに好き好き言ってぐいぐい行く。
男同士が普通じゃないってことも分かっていない様子。
それに対して悠兄は、ほんのちょっとではあるけれど、椿のことを一人の男として意識し出した感じ。
自分より背が高く成長した椿に守られる夢を見るまでに!
椿の姿が悠と同じ高校生で、耳にピアスをしているのが良かったです。
悠の中の恋愛的な気持ちが現れているように見えました。
酔っ払った悠のトロトロな表情、エロかった〰!!
オメガバかと思うほど、笑。
残念だったのは?悠の前髪が長いなぁと思い始めたら、やたらと気になって仕方がなくなったこと。
あれ?遊園地に行ってなくない?と気づいて終わりました……。
大きくなったらあの夢みたいに椿の方が大きくなったりするのかな。それはそれでいいんだけど小さくてもかわいいな、なんて色々想像したりして。
次の巻はデートかな?それもまた楽しみ!
2巻目、楽しみにはしていたんだけど1巻と同じ値段なのにめちゃくちゃ薄くて、まるで某エメラルド系のようでした…。結構残念な点。
ずっとこの薄さなのかな?
人気作だから早く出したいの気持ちはわかるけど…
スクエニレーベル期待していただけに今後を考えてしまうなぁー…と思ってしまいました。
2巻もほのぼの可愛いかったです♪
椿は真剣だけど、子供ならではの斜め上な発想や行動が面白いし可愛い。
「ショタおに」って、椿と悠兄の可愛いほのぼのした日常のエピソードですが
これって、年の差幼馴染みBLで「子供の頃はあんなに可愛かったのになぁ」な可愛い回想の詰め合わせみたいで、可愛い回想大好きな自分としてはとても楽しく読むことができました。
そして悠兄の夢の中で高校生椿が少しだけ出てきたのですが、めっちゃ萌えました。高校生椿、カッコ良かった。
10年後とかの成長した2人のBLが見られたら、可愛い子供時代を知っているからこそ最高だろうな、と想像してしまいました。
あとがきに作者様が
3巻では2人の気持ちの変化を描きたい
と書いておられたので、可愛いほのぼのと何かの進展に期待して待っていようと思います。