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「俺の処女、しっかり味わっとけ」
BLではないアニメや漫画やゲームではありがちな設定だけど、商業BLでは滅多に見ない。作画のハードル高いもんね。
この設定を選べるだけあって画力は非常に高いし、世界観の見せ方もいい塩梅なのに、いまいち評価が伸びていないのは、この感じが好きな方は二次の層なのかなと思ったり。実際作者さんも二次出身ですし。
世界観の見せ方はいいとはいえ、1巻ではバディものの魅力を出し切るのは難しいと感じる。あとがきにもある通り、作家さんとしては描きたいものはまだまだありそうな。
個人的には、攻め受けが好みと逆で…攻め受けの固執は滅多にないのに。情緒不安定なかわい子ちゃんは受けであれ。リバでもいいぞ。
得体のしれないウイルスが蔓延している時代を舞台にしたお話。
性格は正反対、これまで生きてきた環境や仕事に対しての向き合い方など何もかもが違いすぎるゼインとリル。
バディを組むことになったけれど、上手くやっていけるのか…?という不安しかないところから始まるけれど。
様々な出来事を一緒に乗り越えていくうちにふたりの間にあった壁も無くなっていって、心の距離まで近付く展開に釘付け。
リルの根っこにある優しさに触れて、ゼインが少しずつ柔らかくなっていくのがものすごく素敵でした。
想い合うようになるのも自然で、その流れでの初セックスもめちゃくちゃエロくて良かったです。
丁寧に作り込まれた設定なのはすぐに伝わってきたのですが、それを画力の高さがより引き立てていてめちゃくちゃ読み応えがありました。面白かった〜!
性に奔放なリル(バリタチだったのにゼインを尻で抱く受け)と
堅物な感染者・ゼイン(攻め)のお話です。
本格的なゾンビ系のお話で
まるで少年漫画を見ているようでした。
画力が高い!!すごいですね…。描き込みがすごいのに、ごちゃごちゃしておらず読みやすい。エッチシーンも迫力ある~~!
お話は少し頭使わないとわからないことがあったので、
脳死でアホエロが読みたい人はちょっとひっかかるかも(私です)
でも2、3度読んだらなるほどとなりました。
感染者に対しての差別など、わりとダークな世界。
この世界観がまたたまらないですね。
リル、褐色筋肉受け……。良い!
私はゼインのお顔と性格も好きです。
バトルありのバディBLが読みたい人におすすめ。
世界観も絵もずば抜けていい!アニメを見ているような躍動感、海外ドラマを見ているようなかっこよさとドラマチックさ、ニューマンドラマ感が素敵!かつBL的な色っぽさが前面に出ていて色んな層にぶち刺さる作品な気がします。最高!
本当に絵が上手い、戦いの場面の迫力もセの迫力もすごい。ゼインの悲しみや孤独、挫折、後悔みたいなのを大きなハートと素晴らしい肉体で包み込むリルの魅力に脱帽!雄感とメス感の両方を併せもっている。褐色の素晴らしい肉体も魅力的!
バディものとしては最高峰ではないでしょうか?気づいたら最終話になっていて、これからじゃん!というところで終わっていたのでぜひ続きを読みたいです!