人間嫌いの神×足の不自由な生贄。孤独な二人の異種愛譚

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表題作鷹神様と憐れな生贄

叢雲(むらくも)
土地神様
累(かさね)
生贄

その他の収録作品

  • 鷹神様と番と、幸せたまご(描き下ろし)

あらすじ

美しく寂しい黄泉の国で、天上の愛を知るーー...

足が不自由な累(かさね)は、村の飢饉を救うため、幼い妹を残し生贄になることに。
死後の世界で土地神・叢雲(むらくも)に雨を降らせるよう談判する累だが、
叢雲は望みを拒むばかりか、累を乱暴に抱いてくる。
「これが嫌なら、さっさとどこかへ行ってしまえ。頼むから......」
累を傷つけながらも苦しそうに懇願する叢雲に、累はその本心を知りたいと思い始め...。

孤独と傷を抱えた二人の、甘く切なく魂輝く救済愛

作品情報

作品名
鷹神様と憐れな生贄
著者
丹野ちくわぶ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415385
4.1

(122)

(69)

萌々

(25)

(11)

中立

(6)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
12
得点
484
評価数
122
平均
4.1 / 5
神率
56.6%

レビュー投稿数12

健気受け

健気不憫受けと人間嫌い(理由ある)攻めの、和風ファンタジーなお話です。

物語的に、1話と2話で1幕目、3話看病プラス触手!(触手好きなので、嬉しい。苦手な人も出てくるのは3ページだけなので、全然大丈夫かと思います。触手も可愛いですし)4話、5話で攻めの過去を絡めてのハッピーエンドで、読みやすかったです。
2話のラストは、涙腺が…。雑誌で読んで単行本購入リストに入れた切っ掛けです。
5話の兄妹のシーンも涙腺が…。

物の怪達も可愛かったです。悪い子もいますが。。


まだ、設定で描ききれていないこともあるらしいですし、続きも是非読みたいです。














電子シーモア購入
修正は白短冊です。(スペシャル修正仕様)

3

健気で良い子すぎるー…

神様と生贄の恋物語は、最初こそ切なく悲しい始まりですが、後半にかけて加速していく愛の深さとラストのハッピーエンド、描き下ろしのほのぼのホッコリ……構成が見事。
すごーく面白かったです(^^)

絵もキレイで可愛いし、キャラクターが主人公だけじゃなくサブキャラも良かったです。
村人から蔑まれて仕方なく生贄になった累が、人間嫌いの土地神・叢雲に強引に抱かれてしまう序盤……累にとって良い環境がどこにもなくて、胸がキリキリと痛みました。

でも意外とコミカルなやりとりもあったり、サブキャラたちとの会話ややりとりにフッと笑顔になるシーンもちょこちょこあります。…なので全部が全部悲しく切ないお話って訳じゃないので、楽しくほっこり読み進めることができました。切ないのとホッコリが交互にあることでメリハリもあるし、話に惹き込まれました。

叢雲に優しくされて、また突き放されて…累にとってアップダウンの激しい状況におかれますが、でも叢雲の累への愛情が徐々に高まっていく証拠だとも言えます。とても見応えあるストーリーに、最後までハラハラドキドキとニヤニヤで満たされました!(*´∇`*)


描き下ろしがとっても面白かったです。
卵〜…お子ちゃまは卵なのね〜…(笑)しかも温めるとデカくなる仕様…ウケました。2人の子は双子なのかな、どんな姿なのかな、色々と想像しちゃいました。ちょっとでも良いから叢雲ファミリーの姿が見たかった♪

前半の累にとって悲しいシーンを忘れちゃう程、最後はハッピーエンド。叢雲の素直になれない累への愛もムズムズニヤニヤです。
最後はたくさんイチャイチャが見れたので嬉しかったです!

2

健気な燕ちゃんと素直になれない叢雲様

生贄からはじまる出会いなのですが
とても萌えきゅんするお話です!

なによりも燕が健気で可愛いのです!!
叢雲様も(わかりづらい)溺愛っぷりが後半に加速するのでとても良きです!!

続編も始まるから本当たのしみです!

1

なんだか中途半端・・・?

和風で古風なファンタジーだと思ってしんみりしながら読み進めていたら、突然EROの代名詞(訳:触手)が出てきて思わず声が出ました!(嬉しいサプライズ

日本昔ばなし生贄編?はBLあるあるですよね。ファンタジーというか、神秘的な方向に振り切った作品も多い中、こちらはいろんな萌要素を詰め込もうとしたのかなんだか中途半端なイメージです。神様すぐせっくすしちゃうし、EROの代名詞出てくるし・・・!

いろんな動物の姿をした神様?たちがわちゃわちゃしてるのも可愛いのですが、多種多様すぎてどれが仲間?でどれが敵?なのか、、というかこんなにたくさん登場する必要があるのか?とか、とにかくいろんなものが詰め込まれてます。

個人的には、意外とエロが楽しめたなぁ、という印象です。受ちゃんが四つん這いでSIRIを開くところと(叢雲様からの指示♡)、触手に手篭めにされているところが最高ですね(*´◒`*)

神秘的なものや感動、やるせない涙などを求めてしまうと、期待はずれかもしれません。

(あと、見る人によっては受ちゃんがtnkのある女の子に見えてしまうかも・・・!

5

受けのキャラクター好き

受けが健気でかわいそうかわいくて、でも芯が強いという感じがして好きなキャラクターでした!

受けは両親を亡くしていたり、片方の足が不自由だったり、足のこともあり稼ぎのいい仕事ができなかったり、さらには村の人から生贄に選ばれたりします。

そんな受けですが、妹のためを思って生贄になることを承諾します。しかも、攻めのもとで働いてる子狐(といっても100年は生きている)に八つ裂きにされるなり覚悟はできているなどと言っていたり、神様相手に怯まなかったり結構強いなと思いました。
その強さは妹を思う気持ちからくるものだと思いますが、そんな受けに過去に色々あった攻めが惹かれるのも頷けます。
受けのことを色々書きましたが、いざという時助けたり、受けのことを好きなのに好きなところに行ってもいいと選択肢を与える愛など攻めも素敵でした。

描き下ろしの卵はびっくりしましたが、そっか鳥だからお子さんは卵から産まれるのかと思いつつ、卵を温める設定など萌えました。

2

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