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表題作金曜日の年下彼氏

工藤慎二、サラリーマン、廣戸川の後輩
廣戸川ヒロト、サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『星空の後』
  • あとがき

あらすじ

失恋した廣戸川はある日、酔った勢いで後輩・工藤からの「求婚」を受け入れてしまう。
そのままお持ち帰りされて、熱い夜を過ごしたが、記憶のない廣戸川は求婚に同意したことをすっかり忘れてしまっていた。
翌日、工藤との同性パートナーシップ申請が会社に受理されたと知り――?

作品情報

作品名
金曜日の年下彼氏
著者
神田猫 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866537757
4.2

(55)

(24)

萌々

(22)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
233
評価数
55
平均
4.2 / 5
神率
43.6%

レビュー投稿数11

冒頭の展開からびっくりしました!

パートナーシップ申請をしたんだって! おめでとう!! 的に、主人公が同僚から声を掛けられる冒頭。

主人公じゃないけれど、私も「はぁ…」もしやこれって前作があったりした?!! と不安になり、慌ててカバーなどでこの作品が何作目なのかを確認。

普通に、この1冊だけ完結するお話でした。(一安心)

そしてこのお話。
なにが良いかというと、攻めの執着。
攻めの一目惚れ的な過去のエピソードから、年上受けを落とすためにアレコレ画策して、受けが酔っ払って失恋の話を切り出してきた瞬間、チャンスをモノにして、パートナーシップを結ぶところまで一気に持っていってしまう。
したたかに受けを物理的に囲い込む展開は大好物なので、ニヤニヤしてしまいました。


けれど実際、受けが掌に転がりこんでくると「受けファースト」で溺愛献身ぶりも見られて、最高でしたし、受けも満更ではなく攻めに嫉妬していく様はとても可愛くて、攻めでなくてもキュンとしてしまいました。

そしてなにより先生の絵がとても綺麗すぎて、眼福でした。

描き下ろしの浴衣えちのときの、受けの「とろぉ」って出てくるあのコマのtmのカタチがえちくて、個人的にはニヤっとしてしまいました。(ナニ言ってるんだ! まりあげはよ!!)

1

もっとぶっ飛んでくれていいのよ

 萌2に近い萌評価。職場の先輩と後輩の関係性で後輩側がぐいぐい事を進めていくラブコメで、新幹線もびっくりのスピード婚には笑ってしまいました。ただ、問答無用というわけでもなく、酒に酔っていたとはいえ一応相手の同意は得ていますし、本気で廣戸川が拒絶したらきっと踏み留まる理性はあるタイプ。その場合はまたじっくり時間をかけて、廣戸川の心を搦め捕っていったことでしょう。そうはならずにトントン拍子で進んでいったのは、なんだかんだ廣戸川も最初から嫌な気はしなかったんだろうなぁと。個人的には濡れ場などでもう少し工藤の箍が外れたところも見れると嬉しかったですが、テンポもバランスも良い作品でした。

1

執着攻め!!!

激重い執着攻めと流されやすい受けのお話!
表紙が好みで表紙買いしました。個人的に恋や愛より情が1番重く、その情を育てようとしてるとこに攻めの重さをかんじました^_^
先輩も言われるがまま流されてるようにも見えたけどしっかり後輩のこと好きで安心しました。なにかトラブルが起こることもなかったし、安心して読み進められました✨
電子書籍で購入しましたが、修正の上に修正がかかってます。白い。
また、幸せな2人の続編が見られたらいいなと思います^_^

2

すごい行動力

疲れて弱ってる所に自分の為に作ったドリンク、それが美味しくて、その店員さんの素敵な笑顔と気持ちに即落ちだったんですね。そして追いかけて同じ会社に入社。廣戸川さんが失恋し工藤君と飲んでて酔い潰れてしまい、酔って寝てる間に事が進んでてビックリ!工藤くんの行動力というか、これも愛⁈深
〜い愛で廣戸川さんと結婚までするの凄いです!でも一緒に過ごして工藤くんを知っていくうちに廣戸川さんの気持ちも工藤くんに向いていく。最初はビックリだったけど、工藤くん本当に廣戸川さんが大好きで廣戸川さんが大事で廣戸川さんの事をいつも思ってるのがわかりますね。最後のお話で2人で星が見える旅館で星を見ながら過ごす時間、気持ちもお互いにパートナーとなれて本当に良かったなと思います。1回読んだ時はタイトルの金曜日というのがよく分からなかったけど次読んでてあ〜って気づきました(多分あってる?)末永くお幸せに〜!

2

これは見事などんぶらこ

ハイスピード新婚劇ここに爆誕!な1冊でした。
にこにこしながらいつの間にか退路を断つ攻めに囲われる、流され受けのスペシャリストの図が繰り広げられていきます。
あれっ、なんか抱かれてる?!
あれっ、パートナーになってた?!
なんて、冒頭から攻めによる強引かつ怒涛の展開が続くわけなのですけれど、不思議なことに嫌な気持ちにはならないんですよ…!
じわじわ萌えが広がる作品です。

キャラクター設定の妙と言いますか、組み合わせのバランスが非常に良かった作品でした。
攻めの工藤がですね、廣戸川を表面上は爽やかに。
そして内心ではどろっどろに甘やかし、自分だけを見るようにさせて囲い込む気で満々なわけです。
先述の通り、かなり強引にあれやこれやと決めて、廣戸川が状況を理解をする前にサクッと甘い檻にぽいぽいっと入れてしまう策士です。

ここだけを見るとなんだこの強引な攻めは…となってしまいそうなところですが、受けの廣戸川のやわらかい雰囲気とあふれ出るちょろっ気と天然っぽさが工藤の執着をなんだか良い萌えに変換していってくれるんですねえ。
工藤が廣戸川へのどでかい好意も、嬉しさも笑顔も、若干の変態性が見え隠れする部分も全部どストレートにぽこぽこ打ち込んでくるのが憎めないというか…だいぶかわいらしく見えてきてしまう魔法にかけられてしまいます。
どんどん流され続ける受けも気にならず、むしろ廣戸川のことも好ましく見えてくる。
2人ともすごくかわいかったなあ!

インパクト大の展開から始まり、テンポも良く、かわいさも萌えもある楽しい作品でした!
工藤が恋した廣戸川のあの表情…あれは恋に落ちてしまうよ…

4

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