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世話焼き同級生 × 甘えた転校生 江ノ島を舞台に描かれる男子高校生たちのピュアラブ♥
ちるちるで1巻がいちばん評価よくて、だんだん合計点下がってくってのはまぁ致し方ないしよくある話なんだけど、3巻で上がってたので気になって一気に買ってみました。実際3巻まで読んで、評価が上がってることにはしっかり納得した。
1巻、天がちょっとスレた感じで始まるので、そういう話なんだと予想していたらかなりピュアっピュアの青春ストーリーです。本当に1話冒頭はなんだったんだ?おばあちゃんと2人ぐらいってところもあまり触れずに進んでいく。
江の島が舞台の高校生BLということでザ青春!という爽やかさ。
中盤で天が龍司を目で追ってしまうシーンで、龍司が誰に対しても優しくカッコよすぎてそりゃ惚れるわな、、と思わされる。
大体は平和なので穏やかに読める作品です。
江ノ島の祖母の家に住むことになった天は、引っ越し当日飛んできた猫をキャッチした縁で、龍司と知り合う。お礼に龍司の家(食堂)で御飯を御馳走になるなど仲良くなるが、高校の登校初日、同じクラスでクラスメートとして再会する、というお話。
Renta!様の1巻まるまる無料という太っ腹キャンペーンで読んだものです。ありがとうございます。
続き物の1巻なので、出会って仲良くなるくらいで終わってしまいました。主人公天は自分はゲイだと龍司に告げるし、本人に告白はしていないけど龍司のことがタイプで性格もよくていいなーと思っている状況です。対して龍司が天のことをどう思っているのかは描かれていません。セクシャリティもまだです。
ということなので、1巻の段階では恋愛要素はほぼ無いという。展開的には今後におあずけです。
気になるのは、1巻の冒頭で、天が大人の男の人と一緒に暮らしていて、どうやらお互い遊びのようだったこと。説明が全然ないけど、常態化しているのか、同じような相手が他にも何人かいるのか不明です。また、どうしておばあさんの家に引っ越してくることになったのかも不明です。冒頭で猫が飛んできた経緯も不明です。(まあ、江ノ島は猫が多いですが)
色々なことは次巻に持ち越しですね。
絵柄は可愛いし、テンポがよくてすいすい読めました。
ドラマは見ていませんが、気になったので1巻だけ読んでみました。めったにつけない★1です…。
男が好きと言う海堂に対する龍司の対応が、あまりに過剰な気遣いでゲイを特別視してて受け付けません。海堂の描き方も、つらい思いをする可哀想な子という偏りがキツすぎて、描き手自身の私見あふれる思い入れが合いませんでした。
全体的な感想は、ありがちな少女漫画です。設定だけの“遊んでる”キャラが主人公で、イケメンの些細な言動にきゅんきゅんしてます。察し力が異常に高く、夢と理想を詰め込んだような龍司の人間できてる感。
その龍司が、ゲイをカミングアウトする海堂を、分かってる感を出して思いやってるんですね。これって深刻な問題を抱える人への対応で、つらい過去や背景を勝手に想像した上で出てくる配慮。
ゲイは悩んで生きてきたっていう偏見がなければ出てこない言葉を発しているわけで、とても失礼だなあと。私なら同じ悩みを持ってるわけでもないうえ付き合いの浅い相手に言われたくないし、善意だろうと一方的に不幸者扱いされたら嫌です。
そんなわけで、龍司にも龍司と恋をしたいと思う海堂にも共感ゼロで、違和感だけが残る読後感でした。ここまで“言わなくても全て正確に察して気を遣ってくれる人”なんて都合が良すぎて、これを肯定的に描くこの作品は趣味じゃないです。
思えば、アンリミで見かける度に読んでいて…
え!こんな長いの!?(悪い癖)ってなって手が止まってたんだけど
何回めかの今回読んでたら、やっぱりいいなぁと。
同じだから肯定できて、異質だと傷つけることしか知らない10代の未熟な彼らの中で
ゲイだということを隠して独り身を守るように振る舞う天と、
やたら自立した意志を持つ龍司の2人
うーむ、ヤケクソで爛れた性生活してる天もそうだけど、実際こんなんなる?的なことは思いつつも、ひとの痛みが癒やされる素敵さが上をいった感じで、最高のアオハル❤︎をもっと味わうために
もぅ私も次に行く(読む)しかない。
実写化もしてるんだねぇ
長い旅になりそうだ…