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文章的には読みやすくてすごく好きな作風です。
いろんな人に評価されるのもわかるなとおもいました。
徳馬の嫁っぷりには感服。
予想に反して亮一郎ってできた男なんだなと思った。
脳みそお子様だけど、好きな相手にはとことん男前。
いやはや羨ましい。
今回は、亮一郎×徳馬にポイントを当ててハッスルしましたがほかにも色々楽しめるポイントもあるんじゃないかと思いますよ。
植物学とか。
妖怪とか。
妖怪とか。
妖怪とかww
椿の妖怪がでてくるんですが、この椿の女はひっきりなしに男をくわえ込んでいないと・・・・・という話がありました。
良い゚+o。デス(b'3`*)。o+゚ヨネ。
淫乱ちゃんは大好きデスよv
妖怪はこわいけど。
淫魔とかね。
淫妖とかねww
原くんの番外編。
その後の話。
千枝さんとの恋。
結局はこれうまくいかないというので終わりってことでいいの?
そんでもさ、原の子供がみてみたいのさ。
っていう千枝さんにキュンです。
自分は子が埋めない体だから。
自分といるよりも、もっと原にふさわしい相手を見つけな。と。
好いてくれるのはうれしい。
でも、原は自分よりもだいぶわかい。
子供がほしいと思わないわけがナイ。
それをもしも欲しいというのが自分に伝わったら、自分は耐えられないって。
それならいっそ最初から一緒にならない道をとりたいと。
(゜´Д`゜)千枝さんにも幸せになってほしいんだけどな。ワシは。
木原作品の中では、誰にでも読み易い作品になっていると思います。
淡々としていて静かに物語が進んでいくような印象を受けます。
ぐぐっと惹きこまれるわけでもなく、大きな事件が起こるでもなく。
でも、逆にそれがこの作品の良さかなと思います。
「初心」「健気」「主従」「時代もの」「ファンタジー」など、
個人的に好きな設定が多かったわりには、すっごく萌える!という感じではありませんでした。
ただ、言葉を喋れない徳馬のたおやかな姿を想像すると凄く堪らないものがありました。
親父臭くてすみません(笑)亮一郎も少し親父臭い一面があるような気がします。
ずっしりとした重みはないですが、腹八分目の満足感です。
このBLらしからぬタイトル、アリなんでしょうか。
アリなんです!(なぜなら木原音瀬さんだから)
このタイトル、確かに間違ってないんだけど、木原作品じゃなかったら手に取りたくなかったかもw
時代もので、ファンタジーです。万人にオススメできる、全体的にまろみを感じる優しいお話。
木原さん特有の痛いストーリー展開はないし(大火傷したりしますが、木原作品の場合、この程度じゃ痛いとは言えないのだ)、性格の悪すぎる登場人物もいません(攻めはわがままで癇癪持ちですが、木原さん作品の場合はry)。
うっ、苦手なファンタジーだ…と最初はビミョーに構えてしまったんですが、楽しんで読むことができました。
魑魅魍魎や妖怪変化の出てくる古きよき日本っていうのは、そういえば好きだったと思い出しましたwサイコロ文庫の京極夏彦の妖怪ミステリー、大好きだし。
坊っちゃんを愛し、彼にひたすら仕える受けが大好きでした。
淡々としていて無表情なのに、実は命に替えても惜しくないほど坊っちゃんを愛していてヤキモチ焼きというところ。キューンとくすぐられました。
はじめてキスされた夜、フンドシを履かずにじっと待ってたって、めっちゃカワイイwそんなもん分かんねーよ!と、坊っちゃんのかわりに叫びたくなりました。
魑魅魍魎が登場します。
運を味方につけ、味方の鬼に助けられ、鈍感な坊っちゃんに苦労させられながら、静かに戦い続けます。
いいお話でした。
しかしトーンの選択に「しっとり」がないのでなにを選択しようかしばらく考えてしまった・・・。せつないにしたけどあってるのかな?
読んでて切ないじゃないと思った方ゴメンナサイ。
気を取り直しまして・・・
お話はボンボンの亮一郎が使用人徳馬に思いを寄せてグルグルしている話です。(身も蓋もない・・・^^;)
そこに徳馬の口がきけない秘密がちょっとファンタジーテイストで絡んできます。
雑誌掲載時読んだ時も思っていたのですが、木原さん作品のなかでは地味なお話ですよね。しっとり系です。
物語の時代の古きよき奥ゆかしい日本のにほいがしております。
キャラクターの行動も奥ゆかしさがあって、なんか新鮮でした。
亮一郎の徳馬に対する欲求を抑えるさまといい、徳馬の自分からは誘えないけど、誘われても大丈夫なように・・・といういじらしさといい。ラブラブです!!
そう、ラブラブなんです。木原さん作品にしては珍しく最初からお互いに好きあってます。
とっても新鮮!(笑)
この作品はお話の展開の中にある、突き落としがそれほど激しくは無いので、落ち着いたものを読みたい時にはオススメかもしれません。
ただ、同時進行で「SASRA」を読んでいたので、そっちの展開や感情の激しさに比べると物足りないかなと思ったり。
でも、物足りないと感じてしまう自分が怖い今日この頃です。(笑)
物凄く依田さんのイラストが作品の雰囲気に合っていて、物語を読み終わっても、ふわんふわんと依田さんのイラストのキャラクターが頭の中で動いていました。
物語とイラストの相乗効果を実感でき、得した気分にさせてくれるお話でした。
【綺譚】きたん
美しく、優れた物語
まさに綺譚だな!と。
時代背景は、まだ戦争がはじまる前あたり?
田舎の造り酒屋の跡取り息子と、年上の使用人の
身分違いの恋・・・
ファンタジーと表記するよりもお伽噺。
癇癪持ちで我侭な主人・亮一郎。
短気な言葉を投げつけはするけれど
後で必ず謝ってくれるやさしい主人。
言葉を失った年上の使用人・徳馬は
見えざるものが見える。
しっとりと静かに主人のそばに寄り添う徳馬は
まるで人魚姫のようだなぁと思いました。
閨のシーンでの受けのつつましさといじらしさに
大和撫子を垣間見ました!
収録は「牛泥棒」のほか「古山茶つばき」「笹魚」
どれも亮一郎と徳馬のお話です。
ほかの木原作品にはない静謐さが漂う世界観で
夏の夜のお供に最適だなと思いましたよ。
挿絵は、だいすきな依田沙江美さん。お話にぴったり!