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表題作京極家の蜜月

京極尊、主夫
京極誠志郎、政治家秘書

あらすじ

俺が信じられないのは
おまえじゃなくて俺自身だ

法務大臣の父親を持つ政治家秘書の
京極誠志郎の夫は、
有名俳優の両親を持つ京極 尊だ。
偽装結婚から始まったふたりだが、
愛を育みつつ、誠志郎の異母弟の礼央と
三人、仲良く暮らしている。
尊の母親と誠志郎の母親が剣呑になったり、
尊が共民党婦人会の妖精たちの洗礼を
受けたりしつつも、順調な毎日だった。
けれど、あることをきっかけに
誠志郎の中に尊への疑いが生まれてしまい……
家族、友人、夫婦、夫夫──愛の形とは?

作品情報

作品名
京極家の蜜月
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
京極家の結婚
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033288
4.6

(123)

(89)

萌々

(26)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
573
評価数
123
平均
4.6 / 5
神率
72.4%

レビュー投稿数15

神巻

けい子先生ですもん、買わないという選択肢はない。3冊目というのに新しい展開があって楽しい楽しい、大好きだ。すっごく好きなセリフが3か所あったので神にしました。雑誌掲載分+描きおろし。カバー下はなし。当巻の個人的メインイベントは、政治家の奥様方の寄り合い、恐怖の婦人会wめちゃ楽しい。

攻めの母が乗り込んできて「関係ないからマスコミを何とかして」と言われた受け&受け母。かっちーんと来た母、攻め母に家族の絆を見せつけなければ!と奮起して・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
礼央(受け弟)、受け父(政治家)、受け母(the政治家の妻)、攻め母(女優)、その他政治家の妻母たち。怖い怖い。

++良かったところ!

1.ここがよかったなあああああ。
  政治家の奥様方に尊が聞かれるんですよね、「少子化をどうお思い?」って。
  それに対する答えが沁みたー---泣きそう。
  「僕が死ぬとき、誠志郎がそばにいてくれたらいいなあって思うんですよね」だって。
  そう思い続けられる相手と出会えて結婚できたら、ほんとそれだけで勝利した
  って思う。

2.途中で喧嘩しちゃった二人。雰囲気悪くなっちゃってもう礼央が
  わあわあ泣いちゃうんです。ここダメだったなああああ。
  子連れて離婚した経験ある方にはたまらんかもしれない。
  礼央、ごめんねって謝りたくなって、もちろん謝ってましたよ。

3.描きおろしのところで、礼央が誠志郎に質問。「どーしてけっこんしたの?」
  ド直球。それへの誠志郎の答えが良かった・・・「きゅんとするんだ」だって!
  くあー------。こっちが照れる。

と3か所、堪らんところがあった神巻でした。もちろんまだ続くはずで(色々決着ついてないので)続きを楽しみにしています。次巻は大好き胡散臭い朝倉先生が活躍される気がするんだよな!

11

ようやく見えてきた本音…

二人の母の登場で背景が見えてくるのに合わせて
ようやく誠志郎と尊、礼央の本音が出てきてギューンです!

他にも
尊ってやっぱり高校生のときから誠志郎に憧れてたんだあ〜(そのへんの話またあるかな?)とか
誠志郎の自信のなさとか

結婚、初夜、も改めて読み返して
あーそうだったのかと…

加速度的に面白くなってます!

礼央の不安にも、そしてそれに寄り添う二人にも泣かされました。
こんな二人に育てられる礼央の将来が見たい!楽しみ!

礼央の母の真意が気になりますが…

婦人会、サイコーですね!
天然酵母、というところも個人的ツボです!
参加して尊とパン作りしてみたいような関わりたくないような…

朝倉先生の思わせぶりは…?とか
ひっぱられつつ
まだ続く〜嬉しい〜

4

しっとりとした雰囲気がいい

京極家三冊目!!
前回建前だけでなく、身も心も結ばれた2人が、今作ではよりラブラブになり喧嘩。
今までお互いを本当はどう思っているのか、少しあやふやな感じでしたが、誠志郎が尊の元妻による暴露話を聞いた事で喧嘩勃発。結果互いの想いに向き合うことができ、読んでいてやっとしっくりきました。
三冊かけてゆるやかに関係を描いていく、このシリーズが本当に好きです。
誠志郎のお母様も出てきて、婦人会に尊も参戦。
尊の美しさと身のこなしに、皆さんメロメロになるところや、尊が自分の気持ちをしっかり言葉にして、最上さんを味方にしてしまうところがかっこいい!!
大人の2人だけど、可愛さもあり、たまらなく好きな作品です。

4

この本のことを考えるときゅんとする

きゅんとしました。
今回のお話の中で1番のお気に入りのセリフは
尊のことを考えるときゅんとするんだ
です。
誠志郎、人間として成長してるし、そして変わらず心が綺麗。成長もしながら良いところはそのままって、素晴らしい。

今回は尊が大活躍でした。どこの世界も女の世界が厳しいので、婦人会の皆さんのハートを捕まえれば旦那の出世間違いナシですよ。

誠志郎も尊も当たり前の夫婦の生活を送ってる。男女と変わらないのに、何故紙切れ一枚の婚姻届を許されないのか。
誠志郎の演説も胸に刺さりました。
いい政治家になるよ、誠志郎。
総理大臣になって、ファーストレディ(?)の尊と一緒に世界を回って欲しい。

レオが2人の関係を取り持つところ、子供は敏感なんですね。
オレが子供だからって嘘ばっかりつく、
というレオの言葉が印象的です。

ラブラブな2人とモテモテなレオ。
尊のお母さん問題はありますが、誠志郎ママは味方になってくれたし、きっと明るい未来が待ってます。
クリスマスやお正月、家族で過ごすのも楽しみですね。

3

面白すぎる

前巻のモヤモヤは段々と晴れて来たけれど、まだまだ明かされて無いことは多いと思いました。

でもそれ以上に誠志郎の母親が面白くて、党の婦人会の面々にホッコリさせて貰いました。
この中で頑張る尊の姿はずっと読んでいたい程面白かったです。

それにしても尊の元妻の動きとか、何を考えているか分からない朝倉議員がいまいち不穏ですね。段々と尊と誠志郎の仲が本物になって来てるのに、その事だけが不安要素でした。

そして冒頭のシーンの子どもが尊だった事に驚いて、後に登場する母親から何となく彼の境遇を察する事が出来ました。

偽装から本当の夫夫になって来て、後は礼央の母親がどんな状況なのかです。
礼央は可愛いし2人にとって大切な鎹だと思うので、次巻でハッキリさせて欲しいと思いました。でないと礼央が可哀想です。

早く続巻が読みたくてしょうがありません。

3

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