• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作飴とキス

楊井春久,ファッションビルの本部社員
前田大希,ショップ店員

その他の収録作品

  • 絶世の前田くん(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下:漫画「雨とキス」「飴とリス」

あらすじ

小さい頃から貧弱で不細工で、モテたことなんて一度もない。だからせめておしゃれには気を使いたい。そうして気づけばショップ店員になっていた前田大希には、好きな人がいる。ファッションビルの本部社員・楊井春久だ。優しくてかっこよくて、気さくに接してくれる憧れのひと。でも、1ミリの可能性もない恋だと自覚している── そんなある日、勢いで言ってしまった一言で、楊井にファーストキスを奪われてしまい!?

作品情報

作品名
飴とキス
著者
秋平しろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
ISBN
9784813030591
4.3

(405)

(227)

萌々

(113)

(45)

中立

(10)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
41
得点
1732
評価数
405
平均
4.3 / 5
神率
56%

レビュー投稿数41

きゅんの宝庫

や、もうたまらなく、とんでもなく前田くん(受)が愛しくなる…!!

秋平しろ先生のこちらの作品、再読です。
最後のページを見たら、2014年発行と書いてあってびっくり…!10年前か!!全然そんな感じしない;

自分のことを不細工だと思い込み、自信が持てないショップ店員の前田くん。ファッションビル本部の社員・ヤギさんに恋心を持っているけど、ヤギさん宅で開かれた飲み会で「自信を持って」と言われ、思わず「じゃあ僕の顔にキスできますか」と言ってしまいー

と続くお話です。

この、前田くんのファーストキスのシーン、たまらなくドキドキしました。前田くんに気があるだろうってことが(読者には)バレバレのヤギさんの態度もたまらん…。
両想いになった後、前田くんがヤギさんに言われた通り前髪を切って、恥ずかしさのあまりトイレに駆け込むシーンなんかも、もう、萌えメーターがぎゅぎゅーん!!⤴︎と上がりっぱなしです。
個室に閉じ込めてちゅっ❤︎するヤギさん、大変グッジョブ…!!!そしてその後の前田くんの「触ってもいいですか?」からの、ちょっと肩透かしにも終わる一連の流れ(笑)にも萌え萌え✨

ヤギさんが大阪に4ヶ月行くことになってからの二人のすれ違いは辛いパートなんだけど、この時期があったからこそ、本当の意味で「見つめ合う」ってことを前田くんは知ることができたんだな、と。自分の言葉を前田くんが信じてくれないことが、とても残酷だーと告げられ、前田くんがハッとするシーンがとても印象的でした。

どんな時も終始前田くんのことを「かわいい かわいい」って思ってるヤギさんも可愛くて。。もうこの二人永遠に見ていられる。。

最後のハッシーによる写真撮影、前田くんの満面の笑みがね、も〜全てを物語ってるよね!! はー愛の力って偉大だ…お幸せに♡

1

とにかく攻めが素敵でした♡

先生の作品は以前から気になっていて、こちら高評価なので読んでみました。初読みとなります。こちらが初コミックなんですね。

少し癖がありますが、線が細くて綺麗な絵ですね。味があるというか。ほんわかした雰囲気で癒されます。時々お花が描かれるのが美しくて素敵です。

受けの前田くんは、線が細くて色白なんだけど、自分に全く自信がなくて、不細工と思い込んでいます。
攻めの楊井さんは、背が高いイケメンで、紳士というかスパダリというか、スマートでとにかく格好いい。シュッとしたスーツ姿も素敵。

同じ職場の二人は、いろいろあってお付き合いすることになるんだけど…というお話。

前田くんは多分初めてのお付き合い。
ピュアで真っ赤になってる前田くんが可愛くて、ニヨニヨします。前田くんがとにかく自信がなさすぎて、そのせいで拗れちゃう感じ。「もっと自信持って!しっかりー!」と応援したくなります。

楊井さんは、普段はニコニコしてるのに、ここぞ!という時は、真剣な眼差しで前田くんを見つめるのが、色気があって大変良きです。また「可愛い!」と前田くんを溺愛する様子もキュンとします。

後半、遠恋となって拗れてしまう二人。
終盤、二人が対峙する場面では、楊井さんの辛い気持ちが痛いくらい伝わってきて、胸が締め付けられました。

あと前田くんが他の男性に迫られる場面があって、そこに助けに入る楊井さんが、めちゃくちゃ男前でカッコよかった!

最後はハピエンでとても素敵な終わり方でした。よかった〜。

読後は、前田くんの自信の無さはすぐには消えないのかなと思って、二人の今後を応援したい気持ちになりました。

濡れ場は短め2回なのですが、楊井さんの色気がすごいです。こんなに色気のある攻めはあんまりいないんじゃないか、ってくらいでした♡

とにかく攻めの魅了が全開な作品と思いました。攻め好きな自分にはたまらない作品でした♪

とても完成度の高いデビュー作でした!大変面白かったので、先生の他の作品も読んでみたいと思います。

電子(DMM)購入 濡れ場は修正不要な描き方
(なんとカバー下がありません!カバー下にも漫画があるのに。ショック…)

0

愛の力って、すごいよね!

読み終わった後の感想はこれしかなかった!
前田くん、良かった〜本当に、良かったね!

コンプレックスの塊だった前田くんが、ヤギさんと出会った事で、自信を持ったり凹んだり〜。
攻めのヤギさんは、誠実で包容力がある人物。
しかし、秋平しろ先生は、ただのラブストーリーを描くお方では無いので、そこがまたグッと来た。
自信もなく、恋だの愛だの〜免疫もない、全くの初心者な前田くん。
付き合い始めた、ヤギさんに、少しづつ魔法の言葉を貰いながら成長して行ったが。
浮かれポンチになっていたし、何より嫌われたくと思う心が大きくなり、ヤギさんの本質までは見えていなかった。
前田くんにとって、ヤギさんは〜好きだけど憧れの人でもあったから、ヤギさんがどれくらい前田くんを想っているのかまでは見えてなかったんだね。
前田くんは、ヤギさんの事を考えている様で、自分の事しか考えて無かったことが、橋本さんと言う、当て馬を引き寄せてしまったから。
ヤギさんのセリフで、「よく見ろよ!」は、前田くんにとって気付かされる一言だったと思う。
最後の巻で、幸せな2人の笑顔がとても素敵でした。愛の力って、すごいよね!

1

萌えはあるけど

秋平しろさんの作品としては、流石に初コミックらしく物足りなさが有ります。間違いなく萌えますけれど。
個人的には受けの被害妄想が酷過ぎる。けれどそれがこのストーリーに主題だと思います。

0

キュンキュン

トワイライト・アンダーグラウンドがとっても良かったので、秋平しろ先生の作品をいくつか購入してみたのですが、こちらもかわいいお話でした。
自分に自信のないショップ店員の前田君はビルの社員の楊井さんのことが好きで。
何かと気にかけてくれる楊井さんだけど、自分のことはその他大勢の一人だと思っていたけど、実は楊井さんは前田君のこと気になっていてという、大好きな両片想いのお話で、自信がなさ過ぎて自分が楊井さんの恋愛対象になるなんて思ってもみないところから。色々気持ちのすれ違いとかもあって、なんだか前田君が可哀想かわいいです。
楊井さんは、誰にでも優しいと思っていたけど、前田君には特別優しくて。
もどかしいけど、両想いになってお付き合いすることになって良かったと思ったら、楊井さん大阪にしばらく行くことになっての遠距離恋愛で、またまた色々すれ違ったり、喧嘩になっちゃったりで、泣けました。
秋平先生の描く前田君の笑顔がとっても素敵でかわいいので、おススメです。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP