青とジェント

ao to gent

青とジェント
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神187
  • 萌×272
  • 萌24
  • 中立1
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
40
得点
1296
評価数
289
平均
4.5 / 5
神率
64.7%
著者
秋平しろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032601

あらすじ

今日のゴハン代もカツカツな高校生の三浦直己。
そんな直己の家が更なる経済危機に瀕している時、
綾間京一というIT企業社長がテレビに映し出される。
それはかつて父の店の立ち退きに関わった男だった。
父さんの店を潰してのうのうと暮らすイケメン大金持ち!
自分とかけ離れた世界にいる綾間を知った直己は、
とある作戦を閃かせるのだが…!?

表題作青とジェント

綾間京一,36歳,セレブ社長
三浦直己,18歳,貧乏高校生

その他の収録作品

  • 式日
  • カバー下漫画

レビュー投稿数40

秋平マジックな王道ラブストーリー♡

秋平しろ先生の新刊…あーやっぱりいいな。
優しくて自然体なのに、あっと惹きつけられる魅力に溢れていて、数ページ読むだけでするっと物語の世界に引き込まれてしまう。
まさに王道ラブストーリーなんだけど、最初から最後まで萌えの連続で休むヒマなどない疾走感、それでいて抜群の読み応え。

父親を過労死で失って2年。母と2人の貧乏生活ながら健気に生きている高校生の直己。
ある日、父の死の遠因である10年前の店舗立ち退きに関わった人物がベンチャー企業の社長となっていることを知った直己は、ゲイ疑惑のあるその社長にハニトラを仕掛けに近づこうとするのですが…!?

ホント何これ。
初っ端から面白すぎるし、先が気になるし、直己は死ぬほど可愛いし(ちょいおバカ風なのがまたそそる)、社長の綾間さんはクッソかっこいいし。

ゲイの綾間に自分を襲わせてそれをネタに脅そう!なんて悪巧みをする直己だけど、なんてったって根が真っ直ぐないい子なもんだから、全然うまく行くはずもなくて、ただただ可愛いばかり。
罠に嵌めるはずが自分が綾間さんの魅力にハマってっちゃって、恋する男子になっていく様子もウブで可愛すぎる!
直己に感情移入して、私まで綾間さんを好きになってしまう始末。マジでかっこよすぎるんだもん。
男としてもだけど、人としても大好きなタイプ。
ちょい早いけど、今年度の攻めNo1は綾間さんだー、はいもう決定。

貧乏生活の中で自分に自信を持てず将来も悲観していた直己が、綾間との出会いによって自分の可能性を知り、未来を切り開いていく。
優しく強く直己を導く綾間さんが本当に素敵だった。
いい大人に出会うことって、人生のターニングポイントになるほど大切なことなんだよね。
恋愛だけでなく、たくさんのものを与え合う関係ってすごくいいな!と思いました。
そして、社長と貧乏な少年の恋がただのシンデレラストーリーにならないところが、BLの好きなところだなぁ。

すれ違いや立ちはだかる障害を乗り越え2人の気持ちが通じ合ったときは、嬉しすぎて鳥肌が立ちました。
初めてのキスが直己の家の畳の上っていうのがまたいい!なんかエロかった。
ラストようやく身体も結ばれる2人。
エッチシーンは描写は少ないんだけど、この2人がぁぁ〜ってだけで興奮するし、そういうシチュエーションってだけで本当エロい。
そしてお尻でイッちゃったらしい直己が、やっぱり最後まで可愛かった。
何もかも好みすぎる最高の作品だった。

おしまい

26

秋平作品にハズレなし!

今作も温かな雰囲気でちょっと胸が締め付けられる最高な作品でした。

高校3年の直己は2年前に父を過労で亡くし、貧乏でギリギリの生活をしていました。その原因になったと思われる直己の父が経営していた店の移転に関わった綾間をテレビでたまたま見かけます。
お金持ちでいい暮らしをしているであろう綾間を騙してお金を巻き上げようと考えた直己は綾間がゲイであることを週刊誌で知り、自分を襲いそうなところを録画して揺すろうと計画。ここから直己がとった行動が、直接綾間の会社に乗り込む!そうです。直己はおバカなのです。受付のお姉さんに社長に会わせてほしいと頼みますが、鼻で笑われてしまいます。アポなしに社長に会えるはずありませんが、直己は最後の切り札に父の名刺を綾間に渡してもらうよう伝え退散。

この、綾間に自分を襲わせる計画も本気で綾間を憎んでるわけでも、困らせたいわけでもなく、咄嗟の思いつきのようなもので、直己は考えるよりも先に行動するタイプなのです。

父の名刺の甲斐あって綾間と会うことができた直己ですが、作戦は失敗。しかし、綾間は直己の力になりたいと自分の身の回りの手伝いをするバイトを紹介してくれます。そうです、綾間はむちゃくちゃいい男なのです。そんなお人好しな経営者を影ながら支える佐久間。当て馬というか、2人の中を引き裂くポジションなのですが、嫌な人物ではなく、綾間を思うが故の行動なので終盤2人を引き離すためにとった行動は酷いですが、佐久間の気持ちもわからなくはないので許せてしまいます。そして、今作にはなくてはならない人物です。

そして、秋平先生の作品で大好きなのがセリフに書き出されている手書きのセリフ。ちょっとクスッとしてしまいような言葉が入っていて、こちらも要チェックです。

エリート経営者と貧乏高校生。身分違いの2人の恋をぜひ読んでみてください。秋平作品が好きな方は絶対好きです!!

16

可愛すぎてキュン死にしそう♡

秋平先生の年上攻めって最高じゃないですか?
今回は、父親に近いほど年上の攻めと高校生の恋。
こんなに年が離れていても、背徳感もいやらしさも感じさせないところが凄い!
秋平先生の絵柄と優しい雰囲気故ですね。


「顔に泥を塗ってやる」
亡き父の食堂立ち退きに関わったゲイの京一を、ハニートラップにかけようと画策する貧乏高校生の直己。
ITベンチャーの社長×貧しいDKの身分差年の差ラブです♡

京一を脅して強請るつもりが、初めから全部バレバレ(笑)
とはいえ、全然ワルでもあざとくもない直己がただただ可愛い!
全ては仕事に困る母親を助けたい気持ちから起こした行動で、そんな直己の気持ちを理解しようとしてくれるジェントルな京一もまた素敵。

父親のいない直己を助けたいという純粋な気持ちから、少しずつ変化していく京一の心。
好きになるはずがないと思っていたのに、理性の及ばない場所で積もっていく愛しいという気持ち。
感情を爆発させる表現があるわけではないのですが、お互いがお互いを特別に思っていく過程がしっかり伝わってきます。
いつも思うこの自然な恋の始まりと溢れ方……ここが秋平節なんだろうな。

父のような存在で、直己に人生を教えてくれる京一。
「へこたれなければ人生は切り開いていける」
この言葉が直己の心の琴線に触れ、頑張る原動力と恋心になっていく。
直己を人として成長させるのもまた京一であるというところ。
ここがすごく良かった。

そして、忘れてはいけないもう一人の重要人物である京一の右腕・佐久間。
京一への拗らせた想いが、AIのような彼を暴走させていきます。
直己に対する態度には憤ったし、怒りすら覚えた。
でも、それさえも浄化してしまう直己の純粋さと優しさが胸を打ちます。
直己の父の座右の銘、〝罪を憎んで人を憎まず〟が直己にもちゃんと浸透しているんですよね。
お父さーん、直己はいい子に育ったよ!!

初Hは描き下ろしにて。
「僕には最高の時間だった」これをサラッと言える人はそうそういないよ。
キュンとしたし、優しいデレが好きでした。
やっぱり京一さんは最後までジェントルだった♡

駆け引きも打算もない、純粋で素直な大人と子どもの恋がとても素敵でした。
日常と非日常のバランスも、クルクル変わる直己の表情も、包み込むような京一の優しさも、佐久間のクールさも、全てがツボに突き刺さった。
読み終えた後は、優しい気持ちになれる心地よい余韻に包まれました。
カバー下まで可愛いので、ぜひお見逃しなく!

※pixivで少しだけ試し読みできます。気になる方は是非!

13

とっても紳士とカワイイDKとの遠回り成長恋物語?

お久しぶりの秋平しろさんですね。
表紙が素晴らしくてしばらく手に取って眺めてしまいました。

なんというか秋平さんの絵は皆善人そうですよね。前から感じていましたが。みんな悪い人がいないというか、まあ今回は佐久間が厳しかったですが、秋平さんの安定感がいいですね。
絵も少しずつ変わって来てますね。

シンデレラボーイはそう簡単には誕生しません。
世慣れた常識人の王子様と鉄壁の秘書?この秘書?佐久間が!
ずいぶん二人を遠回りさせてくれました。

でも結果的に王子様の気持ちを育て親や環境などについて考え方を整理できたり、シンデレラに努力して自立のための道を切り拓く勇気と時間を与えてくれました。

王子様こと京一とシンデレラこと直己がお互いにいい影響を受けて化学変化して新しい視点で自分や周りや将来を見ることができて。あっさり玉の輿よりも良かったです。

どちらもとってもいい人で穏やかで。
セレブの高慢さや貧乏人の卑屈さや悪意がなくて、ただ一緒にいると楽しくて、新しい見識を得られて、もっと一緒に過ごしてるところが読みたかった!

そこに能面の佐久間が立ちはだかり。あんなことをされたのに直己は佐久間を嫌うどころか思いやって、彼を正しい辞めさせちゃだめだと説得までして。
なんていい子なの!

佐久間の行き過ぎた干渉や管理は叶わぬ恋心故だったのかな?
だから余計直己だけは排除したかったのかな?

京一と佐久間も京一と直己もこれからがもっと読みたかったなあ。そう、これからってところで!うー。

最初の直己の罠のときにはもう京一は逡巡するくらい直己に惹かれてたんだなあ。ずっと日曜が楽しかったんだなあ。これからはたくさん一緒に過ごして楽しく笑って欲しいな。

カワイイ絵でスラスラと読めますが、京一が直己に好意を持つことは絶対にないと何度も言い切るところとか、父の件とかもう一度読み直してじっくり考えたいですね。
あと、佐久間に読後も何割か印象を持ってかれた感。

12

柔らかく骨太

青年と紳士…ぐらいの感じでしょうか。青年よりもっと未熟なものの表現としての青かな。爽やかで、柔らかいけれど、しっかり自分の足で立つことを教えてくれるような作品です。そう、骨太なのに柔らかい。それが秋平先生。

直己くんの軽率な行動にはしっかりバチが当たります。優しいバチっちゃ優しいバチである。あんなに幸せな思いをし、これからも沢山愛されるのでしょうから。

いちばん泣きたいのは佐久間さんだよね…
佐久間さんも相当ハイスペックイケ男なのだけど、京一さんを癒せるかというとそういう人ではなく。でも京一さんの人生に必要な人には違いありません。彼も暴走してしまったけれど、愛ゆえに。長く深い愛があったのは確かで、彼が1人で夜にお酒のんでる様を想像すると辛い。のむかな…それぐらいの心の余裕というか逃げ場所を持っていて欲しいと願います。

さて、スーパーハイスペック男、京一さん。およそ欠点のない人。雄の色気があるタイプの攻めではなく、ともすると受け的色気のある人ですが、秋平先生作品だとままある。

それにしてももう少し欠点を見たかったと思うほど欠点のない人です。これでキスやセックスが下手でも全然驚かなかったぞ!それすら直己をめろめろにしちゃうし何なんだこの人。「特別な人だよ」との紹介の仕方や、部屋にタバコがあるところまでジェント。
続編…無さそうだけど、あるなら彼の欠点がみたい。ちょっと身体弱そうってとこぐらい?でも彼の人間的欠点ではないしな。ここまで少女漫画(本編にも出てきましたが)のごとく完璧人間なのはな〜〜悔しい(何故)

もうちょっと、と思ったところもありつつ、抗えない良さがあって神を。推し作家さんにはお腹を見せてしまうタチでして。

12

納得の高評価

お話自体は正直なところ、特別な盛り上がりや目新しい設定などがある訳ではなく、淡々と、優しく進むだけです。でも、それが良い!このお話にぴったりです。そして、随所でクスクス笑えます。爆笑ではないんです。でも、それが良い!

直己くん(受け)が素直で可愛くて、京一さん(攻め)は優しい紳士で。
直己くんと一緒になって私も京一さんに恋をして、京一さんと一緒になって私も直己くんをどんどん好きになりました。
悪人0人の優しい世界観に見事に引き込まれ、なんだか今日は人に優しくなれそうな気分。

あー、幸せ♡

11

優しい世界観

秋平先生久々の新刊!楽しみにしておりました。

ハイスペックスパダリによる足長おじさん(ラブあり)ですね。
とにかく京一さんが素敵な大人。
イケメンで社長でお仕事出来て優しくて〜非がない!その上、此処が一番素敵なんですがお茶目なんです!
一緒にお菓子を作った時に苺をポップコーンのように投げて口でキャッチしたり…
イライラして蟹のクッキー焼いちゃうとか、もう可愛くて悶える…何このかわいい大人!

直己は最初ハニトラ仕掛けてあっさり失敗するんだけれど京一さんは諭し方も感情任せに怒るのではないし、直己が自分を卑下していたら優しく力強く直己を認めてあげて自信を持たせてあげる。
直己がまたちょっぴりアホででも一生懸命でウブくてかわいい子なんす。
お金稼ぐしかなかったのに京一さんに必要とされたい役に立ちたいってめちゃ頑張るし。健気や…

当て馬?佐久間さんが能面クールで仕事半分嫉妬半分で2人の恋路の邪魔しますがそんな佐久間さんをフォローするような発言する京一さんと憎まずに佐久間を引き留めましょう!と提案する直己…大丈夫、あんた良い右腕になれるよ

何か手助けをという提案に直己が母親に仕事を斡旋してほしい、と言うと即オッケーではなく此方の部下の生活もあるからまずは確認して答えるね、って…良き経営者だと思いました!
途中すれ違いでちょっぴり切ないですが秋平先生らしい優しい世界観で幸せな気持ちで読めました。

10

幸福度がやばい

803円でこんなに幸せになっていいんですかね。
まず受けがアホの子でかわいい…攻めはなんだ、スパダリか…?聖人ですかね?
内容読み進めていくと、そんなすごいことは起こらないんですけど、そう思い返すと何か派手に起きた記憶はない。ないですね。こんなにさらりと普通っぽく描いてあるように思えるのに、それなのに胸が締め付けられて…。
最後はまだこの2人のことを見ていたいと思うし、幸せであって欲しいと祈ります。
不思議な魅力のある作品です!読んだら間違いなく幸せになれるでしょう。税込み803円です買いましょう^ ^

10

「なんかやだな」で浮かびあがる純愛

すっごい良かったです!(∩´///`∩)

話の展開的に、私はこういうのやだなと感じる部分がありました。というのも少々第三者の拗れた感情が関わってくるんですね。「なんかやだな」と思うほど、攻めと受けの純粋さが更に浮き彫りになっていった気がします。

このお話はすごく年の差があって身分差もあって。言い方が悪いけれど、本来はやらしさが出やすい設定なハズなんです。けれどやらしさよりも純粋さが上回って清廉さを感じるんですね。それはきっと「なんかやだな」が作用したこともあるのかなーと。

36歳と18歳。
セレブ社長と貧乏高校生。
対象的な2人が恋する素敵なお話でした…!!!


さてさて。
あらすじにもあるように攻めと受けは所謂因縁のある相手でもあります。

受け:直己は父親を早くに失い、母が起こした会社は自転車操業で生活はギリギリ。それでも明るく前をむいて生きているワンコ属性な高校生です。めっちゃ明るくてイイコ。ちょっぴり世間知らずな危うさもあります。

攻め:京一は起業した会社が大成功し超セレブな社長。実家自体もセレブなんでおぼっちゃま育ちですが実家とはソリが合わず家族とは縁を切ったも同然の状態です。側近の佐久間の助力もあってどこかおっとりした面をみせつつ、孤独さが少しだけ漏れていました。

直己はちょっとした出来心で京一を脅してやろうと短絡的に行動するもアッサリ返り討ち。(そりゃそーだ)けれど京一は自分を狙った理由を察して、罪滅ぼしに手を貸すことにします。

それまで直己は大人に頼るということを知らなかったのかな…。京一の優しさや頼もしさに触れて、初めて心を委ねられる相手と出会ったんですね。恋愛的な意味で惹かれるのも遅かれ早かれな状態でした。

しかし京一と直己が仲良くしているのを快く思わない人物がいてーーーと展開します。


色んな萌えが詰まっています(﹡´◡`﹡ )

なんと言っても年の差。これがすごくいい。36歳と18歳という差は引かれるかもしれませんが、京一の常識的な線引きと上品さ・そして何より純粋さが感じられるから良い意味でいやらしさがないんです。そこには秋平さんの作風だから…というのが大前提にありますが、京一の魅力所以な気もします。

そして金持ち×貧乏のコントラスト。年上の余裕もあるけれど単純に気に入った子の笑顔がみたくてせっせと与える攻めって良いですよね…!!!めっちゃ萌えます!!!そんでこの部分にも京一のキャラクターが活きているんですが、金持ちが貧乏を哀れむとか恵むとか、貧乏ゆえに発生しそうな劣等感を相手に与えないんです。『直己と過ごす時間が楽しくて何でもしてあげたい!』って気持ちがバーンとみえるからニヨニヨしながら読みました( ´艸`) ニヨニヨ

また京一が直己を可愛がりたくなる気持ちもわかるから良いんですよ…!直己可愛い可愛い状態に共感できるから、うん!わかる!と京一とガッチリ握手したくなるww直己の素直さや京一の前だけでみせる涙にはキュンキュンしちゃいました(∩´///`∩)キュンキュン

で。想い合っているのが伝わるのに社長と高校生ってこんなに呆気なく途絶えさせてしまうことが出来るのか…と、もどかくなるんですね。本来なら会うことも容易じゃない相手。会いたいのに会えない、手段がわからない。そんな中でも"いつか"を信じて出来ることを精一杯がんばる直己に涙・涙。京一と直己が純粋に惹かれ合う気持ちに心打たれました。

私は心が超狭いし素直さもないので起承転結の"転"の部分は裏切りに感じました。自分だったら2度と信用しないし近づいて欲しくないと拒絶してしまいそう。

けれど京一も直己もそんなことをしないんですね。どこか孤独にみえる京一が「誰にも消えてほしくないよ」といった時に切なさがドッと押し寄せました。京一とその人物が築いてきた絆がみられてすごく良きなのです…!ちょっと間違ったことをしたけれど、それはそれで彼なりの愛情で、ちがった角度の萌えを感じました。

何度も書いちゃうんですが京一と直己の純粋な恋心にホッとするような作品ですっごく良かったです!!!ヾ(*´∀`*)ノ

9

ジェントルマンに首ったけ

たまたまpixivコミックの試し読みで見かけ、
結局特典まで欲しくなって店舗に走ってしまいました。

極上のジェントルマンと初心な高校生の
心ときほぐす癒し愛♡が最高でした!

優しくて誠実なだけの男なんてつまらない、なんて思っていたのに…
すらっと綺麗な容姿に、物腰の柔らかさ、中身の誠実さ、大人の魅力、
「いけない子だ」なんて紳士にしか許されない台詞が似合ってしまう、
まさに〝王子様〟な京一に首ったけです♪

最初の出会いこそ、
亡き父を苦しめた京一を嵌めてやろうという
直己の不純な企みがきっかけではありましたが、
一度、京一の誠実さに触れると、それまでの
親の仇的なイメージが聖人級まで爆上がりし、
あっという間に心を許し、懐いてしまいます。
直己よ…素直というか、チョロすぎるぞ(笑)

しかも、そればかりではなく、
AVを観ながらなぜか脳裏に京一の姿が思い浮かべてしまったり、
性的な対象としても意識してしまうようになってしまいます。

ベンチャー企業の社長で、一人の大人として直己を諭すなど
真面目な顔を見せたかと思えば、趣味はお菓子作りなんて
お茶目で飾らない一面があったり、会えば会うほどに京一の
人柄に惹かれてゆき、直己の中の憧れは次第に恋に育ってゆきます。

京一もまた大人として自制はしているものの、
直己のとびきりの素直さとアホっぽい可愛らしさに癒され、
どんどん膨らんでゆく恋を無視できなくなってゆきます。

順調に両想いへばく進する直己と京一の恋でしたが、
京一の右腕である佐久間によって、阻まれてしまいます。

佐久間のやったことはなかなかに陰湿で意地悪なのですが、
彼の秘める想いや立場からすれば、ずっと見守ってきたところに
突然現れた直己をすんなり受け入れることが出来るはずもなく、
最後まで嫌いにはなれませんでした。

恋に破れた後も想い人の側に居続ける彼が健気すぎて…
続編やスピンオフがあるなら幸せになってほしいなと思いました。

36歳と18歳の差って数字だけ見るとものすごい犯罪臭を感じますが、
言うほど気持ち悪さを感じなかったのは京一の誠実さと直己の素直さ、
二人の根っからの清らかさのお陰だったのかもしれません。
一応体の関係も卒業までは待機していますし!←ココ大事

もし、「疲れによく効くBL」というジャンルがあれば
真っ先に推したい1冊でした。(そんなものはない)

直己の突拍子もないアホにふふと笑わされたり、
京一の茶目っ気たっぷりな笑みにえへへと目じりを下げ、
年の差を感じさせない二人の甘やかな日々にキュンとし、
そんな優しい世界に心とろかされる、心地よい読後感でした。

9

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